ヤマケイ新書 登山者のための法律入門

ヤマケイ新書 登山者のための法律入門

792円 (税込)

3pt

4.0

「登山の世界に法律を持ち込むべからず」
――かつての山の常識が崩れつつある。
本来、社会の枠から離れ、自己責任により自由に行なわれるはずの登山の世界に、「管理」や「規制」が増えている。
山岳事故の訴訟も増えた。

そんな山の法的トラブルを回避するために、“知らない”では済まされないイマドキの山の世界のルールを紹介。
また、加害者・被害者にならないための方法をこの1冊にまとめました。

どこでもテント泊できる?
山で焚き火をしてもよいのか?
高校生の冬山は禁止できるか?
ツアー登山の事故と責任は?
などなど、気になる疑問にも答えます。

[序章]
山岳事故が起きれば法律が適用される
登山が法律で規制される場面が増えている

[I章]登山の規制
(1)登山の自由とその制限
(2)登山の規制のあり方
(3)山のルールやマナーと法律
(4)昨今の規制問題

[II章]山岳事故の責任
(1)山岳事故の紛争が増えている
(2)どういう場合に責任が生じるのか
(3)被害者にならないために
(4)加害者にならないために

[III章]登山のリスクとどのように付き合うか

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ヤマケイ新書 登山者のための法律入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    法律家が書いた山での法的トラブルの本。人情的に危機感を煽る内容ではなく、法律の専門家が淡々と書いている。
    事故があるたびに責任の所在が喧噪されるが、個人山行において法的には賠償責任を負うケースは少ないことが分かった。

    0
    2019年06月14日

    Posted by ブクログ

    登山が好きで、ときどき登山道を外れたコースを地図を見ながら歩くトレーニングをすることもある。そんな時、ここが私有地だったら、不法侵入にあたるのかな?と疑問に思ったのがきっかけで読んだ。

    結論から言えば、そこが私有地であっても、現地での所有者の明確な意思表示がない限り、立ち入ることはなんら問題ない、

    0
    2022年12月11日

    Posted by ブクログ

    登山に関わる事故、事件、行動の制約など、海外と日本の違いや、法律の曖昧さや勘違いなどを書かれている。

    多くは土地所有者の黙認、自由を尊重する法律の下で登山は成り立っている。

    単独登山に冬山登山などの是非が議論されて来たが、決着は付いていない。
    山での事故は誰の責任なのか。グループ登山のリーダーや

    0
    2020年12月07日

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