小笠英志のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
著者は高校の数学および大学の教養レベルの数学を
理解できる事を前提として書いている、と言っていますが
恐らく円と球の方程式がわかりさえすれば読むことは可能です。
あとは集合論を少々。
5次元,6次元の世界、そして宇宙論の最新理論であるM理論
(11次元らしい)を目に見えるように図で書いてくれている訳
ではありません。
4次元を図で表してみましょう、という事に始まりそれをn次元
まで一般化して話は終わります。
数学の専門用語も少し出てきますが、知っていなくても
苦にならないと思います。
世の中には4次元以上の世界が実際にあり、それはこう考えれば
イメージできる、といった手ほどき書みたいな感じ -
Posted by ブクログ
刺激的なタイトル!4次元以上の空間、ぜひ見てみたい!
守護霊が見える?月の裏側が見える?アストラル界が見える?
いやいやそういう趣旨の本ではないようだ。期待した人、残念。
パラパラめくってみると、数式や図が並んでいる。要は数学の高次元多様体についての入門書。数学はやっぱり苦手だ。
ちょっとだけ気合を入れて読み始めた。最初はひじょうにやさしいが、100ページ過ぎたぐらいでだんだん難しくなってくる。
ここで必要なのは、数式からイメージする能力だ。
高校の理系を卒業したレベルで書かれているという。わかりやすく書こうという注意が払われているのは伝わってくる。でもちょっとわかりにくいところもあったり