高須克弥のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
一部ご紹介します。
・子どもが道を間違えたら、必死で正すのは親の務め。大切なのは、打たれても、挫折しても、また立ち上がる力を付けてあげること。
そして子どもが本当に立ち上がることができないほど、つらいことがあったときには、親は死ぬ気で守ってくれると子どもに信じさせること。これが「子育ての極意」。
・ボランティア活動は、自分の心を癒すマッサージ。報酬は笑顔。その報酬は「相手の立場になって考える」ことで得られる。 -
ネタバレ 購入済み
一部ご紹介します。
・刺激がないのは一番まずい。刺激が無くて動かないでいると、廃用性委縮を起こす。
どんどん筋肉が落ちる。
頭も使わないと、脳の機能が失われる。
歯も噛まないと抜けてくる。
あらゆるものは刺激しないと維持できない。
国民の意識も然り。危機感を失うと、他国の侵略戦争を誘発する。
・いじめに負けないためには「闘争心」が大事
。たとえ武器の闘争に負けても、心さえ支配されなければ真の敗北にならない。頭脳と闘争心があれば強くなれる。 -
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高須先生の美容関係裏話なのかなー?って軽め面白さを求めて手に取ってみたんだけど、高須先生の半生を記した自叙伝だった。
お金持ちそうな(事実)、押し出しの強い、個性的な人だなというイメージを抱いていたけど、いざ読んでみると、平易な品のある文章で、伝わりやすいように心を配っているのが分かる。
自分にも他人にも公平な人なんだな、という気がする。
亡き奥様のことも尊敬を持って紹介され、同じように現パートナーも紹介してるところが、素敵な人だなと微笑ましかった。
ちょうど今現在、愛知県知事(詳細は知らないけれど)のリコール問題で耳目を集めているけれど、決して万全ではない体調を抱えながらこう -
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高須クリニックの高須先生の生い立ちと考え方がよくわかる本。乱暴だけど根は純粋で、日本を良くすることを真剣に考えている。素直な記述に好感が持てる。
「今の若い人は打たれ弱いと言うけれど、打たれずに育ってきたら弱いのは当たり前。競争を避け、挫折もさせず、過保護にされて育つから、たった一度の挫折にも負けてしまうのです」p37
「(いじめる側といじめられる側両方の経験)そこで初めて暴力の有難さがわかりました、やられていた時は怖かったけど、やる側になったら、こんなに気持ちいいことはない。僕はイジメられる苦しみも分かるけど、イジメる側の快楽も分かる」p39
「大切なのは「自分で選択肢を探して」その中からど -
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高須クリニックの高須先生が、思うがままに持論を展開している。面白く読めた。
「美容整形の設計図を最初に作ったのは僕」p188
「美人を作るには平均値を出せばいい。美人はパーツじゃなくてバランス。僕の説では、美人の目とか美人の鼻っていうものは存在しない。全部平均的にならせば美人になる。鼻だけ異常に低いとか高いとか、顎だけ異常に長いとか短いとかってなるとブスになっちゃう」p188
「「生きているうちに起ったことは、生きているうちに解決できる(高須家の教え)」生きているうちに解決できないことは起らない」p210
「認知症は、いきなり全部の機能が壊れていくわけではなく、いろいろな機能がまだらに壊れてい -
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サイバラさんの作品から、「かっちゃん」を知りました。
だれでも「Yes タカスクリニック」は知っていますが、施術を受けにいったことがないかぎり、どんな病院かもよくわかりませんし、ましてや院長さんがどんな人かはよく知らないまま。
わたしもそんな一人でした。
「あ、息子がいるんだ」
「あ、奥さんの話ししてるんだ」
などなど、知っている方からしたら当たり前のことに驚き、そして、言葉の裏の生き方、考え方があまりにも「イマドキ」なことにまたびっくりします。
だめになったらすってんてんになるくらいなのだから、またやりなおせばいい、と、公務員人生を歩んだ人や定年まで同じ会社にいた人に言われても説得 -
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いろいろな健康法があふれている。書店に行くと、健康法の本が目立つ。そんな中あの「イエス、高須クリニック」のCMでおなじみの高須克弥院長が、緊急出版したのが今回の本。
一日一食なんてやめて一日三食取りなさい、小太りぐらいなのがいいとはやりの健康法に「喝」を入れている。一日一食がいいといわれているのは、以前書評でも紹介した南雲吉則先生だ。南雲先生は、肉より魚がいい、コーヒーは体に悪い、歩くときは最大歩幅を意識して歩くなど言われている。
一方で高須先生は、コーヒーは体にいい、肉を取らないと脳卒中になると逆の立場だ。そういう理由として、最近、無理なダイエットをしたりして、かえって体を悪くして -
Posted by ブクログ
ネタバレ体の欲するように、食べたいものや飲みたいものを飲んでストレスなく生きるように言ってるだけのような。
でも、それが多分健康に生きるのにはいいんだろうなぁ。
ただ、この本、急いで出したんだろうけど、もう少し精査というか推敲した方が良かったんじゃないだろうか?
数字に関することや、内容に関しても、首をかしげてしまうような書き方も見受けられた。
例えば、米国人の肥満の話。「肥満が2/3で超肥満が1/3」といった書き方がされているが、これでは米国人は全員肥満に思えてしまうが、多分意味合いは違うだろう。日本人の摂取カロリーの項にしても、その前のリストと比べると高々数年で2010年が減りすぎている。この辺