あらすじ
「誰も言わないなら僕が言う!」
僕は別に炎上させたいわけじゃない。正しいことは「正しい」、間違っていることは「間違っている」と言っているだけだ――。
暴論か? 正論か!? 数々の言動や破天荒な行動で物議を醸す著者が、言いたいことが言えない世の中をぶった斬る!!
感情タグBEST3
一部ご紹介します。
・刺激がないのは一番まずい。刺激が無くて動かないでいると、廃用性委縮を起こす。
どんどん筋肉が落ちる。
頭も使わないと、脳の機能が失われる。
歯も噛まないと抜けてくる。
あらゆるものは刺激しないと維持できない。
国民の意識も然り。危機感を失うと、他国の侵略戦争を誘発する。
・いじめに負けないためには「闘争心」が大事
。たとえ武器の闘争に負けても、心さえ支配されなければ真の敗北にならない。頭脳と闘争心があれば強くなれる。
Posted by ブクログ
高須クリニックの高須先生が、思うがままに持論を展開している。面白く読めた。
「美容整形の設計図を最初に作ったのは僕」p188
「美人を作るには平均値を出せばいい。美人はパーツじゃなくてバランス。僕の説では、美人の目とか美人の鼻っていうものは存在しない。全部平均的にならせば美人になる。鼻だけ異常に低いとか高いとか、顎だけ異常に長いとか短いとかってなるとブスになっちゃう」p188
「「生きているうちに起ったことは、生きているうちに解決できる(高須家の教え)」生きているうちに解決できないことは起らない」p210
「認知症は、いきなり全部の機能が壊れていくわけではなく、いろいろな機能がまだらに壊れていく。記憶力だけダメになったり、計算だけができなくなったり、っていう感じで」p219
「これまで、偉い人たちからは、「就業しなければダメだ」って教わってきたけど、実は違う。実力社会では、若者たちの方が優秀な分野がたくさんある。今の日本の文化を考えてごらんよ。マンガ、アニメ、ゲームなんて、学校で教わらなかったオタクの世界だもんね。だいたい親や学校から禁止されてきたものばかりでしょ」p227
「日本人は「24時間戦えますか」が常識だったのに、今は労働基準法を厳しくして、働かなくさせちゃった。「ファイト一発」も、もう働けないって言ってるヤツに「おまえはやれる!ファイト一発!」だったのが、今は「もう無理です」って言われたら「じゃあ、やめようか」っていうのが新しい労務管理」p228
「靖国に祀られるということは、神になるということであります。神は永遠です。靖国に来れば、いつもおじいさんに会える、父親に会える、ひいおじいさんにも会える、会ったこともない玄孫(やしゃご)が来て、おじいさんを讃えてくれるのであります。「靖国で会おう」というのは、単なる比喩ではありません。永遠の命を手に入れるために、子孫のために戦おうという志であります」p236