三原みつきのレビュー一覧

魔技科の剣士と召喚魔王＜ヴァシレウス＞

三原みつき / CHuN

舞台は魔法が既存の技能として確立した現代日本。
14歳の女子にだけ発現するという、召喚魔法の素質を示す「聖痕」を授かった少年が主人公。
剣術の道で天才と呼ばれた少年は、希少な召喚魔法の素質を活かすべく、剣技科から魔法科（魔技科）へと転科する。
召喚魔法の力は強大で、魔技科の生徒は剣技科の生徒を見下していた。
そんな中、剣術の天才である主人公は、剣一本で魔法に対抗して見せる。

初期設定はそんな感じ。どこかで聞いたような設定、どこかで見たようなキャラクター達がずらずらと並ぶ。
魔技科＝優等、剣技科＝劣等とする概念は、佐藤勤の「魔法科高校の劣等生」を髣髴とさせる。
主人公の妹の、主人公に対するラブラブっぷりは、同じく「魔法科高校の劣等生」の達也と深雪の関係に通じる面もあるが、むしろ、鈴木大輔の「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」の関係に近い。
主人公を奴隷と呼ぶツンデレヒロインとの関係は、ヤマグチノボルの「ゼロの使い魔」才人とルイズのやり取りに良く似る。
また、剣術で魔法に対抗する様も、実に「ゼロの使い魔」を髣髴とさせる。
ついでに言うと、手の甲が光ったり、キスで契約したりもする。(笑)

ありていに言って、既存の人気ライトノベルの寄せ集め、そのごった煮という印象。
さらに、「ヒロイン達の好感度が数値として見える」「一定以上まで好感度を上げると、そのヒロインが持つ魔法を主人公も使えるようになる」「好感度が上がるとハートが表示され、下がるとドクロが表示される」などのギャルゲー的要素も加わる。
赤松中学の「やがて魔剣のアリスベル」でも、好感度・・というか恋心をビジュアル的に描写していた。
主人公がヒロイン達の特殊能力をすべて使えるというワイルドカード的能力を持つって所は、赤松健の「魔法先生ネギま」あたりが近いかもしれない。
かように、この物語は、どこかで聞いたような設定やキャラクターが目白押しなわけだが、それでは面白くないのか？と問われればそうでもない。

正直、読み始めたときには「なんだこれ、酷いもんだな・・・」と呆れたものだったが、物語に萌え的要素が絡みだしてから、この作者独自の持ち味が感じられるようになってきて、面白くなってきた。
実に都合の良い万能型最強主人公設定だが、好意的に見ればこの設定はいくらでもお話を面白く出来る余地がある、、、かも知れない。
続編にも期待したいところだ。

魔技科の剣士と召喚魔王 1

孟倫（SDwing） / 三原みつき / CHuN

[ssb]

設定善し、今後に期待

主人公の戦闘がまだ見られていないため、もっと動きを見たい。設定はとても良かったので、今後も動向を探りたい。もっと面白くなるはずだと思う。

魔技科の剣士と召喚魔王 3

孟倫（SDwing） / 三原みつき / CHuN

[やす]

よかった

戦闘シーンや主人公の強さがあらわになってる。
最終ボスみたいなキャラが出て、先が気になる。主人公の立場が羨ましいわ！

魔技科の剣士と召喚魔王＜ヴァシレウス＞ 2

三原みつき / CHuN

転校生登場．
しかも某国からの亡命者だという．
そんな少女を「不幸な事故」で抹殺すべく北欧騎士団まで．
騎士団の刺客相手の戦いはいい感じだったんだけど
その後の校長の陰謀マジつまらん．
そんなアレに言いなりになる会長ちゃんもアレ．
校長謀殺されればいいのに．
イチャイチャちゅっちゅしてればいいんだよ．

少年は，ソロモン７２柱以外の悪魔とも主従契約出来るようですね．
これはもうハーレム帝国あるで．

魔技科の剣士と召喚魔王＜ヴァシレウス＞ 2

三原みつき / CHuN

1巻の印象からもっと主人公を強く描くのかと思ったら、そうでもなかった。ただ主人公らしく最後は決める。

魔技科の剣士と召喚魔王＜ヴァシレウス＞

三原みつき / CHuN

よくもここまで節操無くいろんな作品の設定をパクれるもんだ。ここまで来るといっそ清々しい。
それでも破綻することなく一つの物語として完成してるところは作者の腕か。

すいーとブラッド

三原みつき / REI

読み始めた時の作風がいろいろととんでる気がするけど、終盤になるにつれてよくあるような展開になっていく。
ネタも多分に含まれてて、もはや勢いなんだろうかとも思うことも多々・・・ｗ
ストーリーとかよりも、キャラやネタに富んだ作品だと思った。

ごくペン！ ３

相音うしお / 三原みつき

真太郎の象さんを見た後の凛子の反応は男の作家には描けないと思いましたね。乙女すぎます。
それはともかく、かなり破綻しそうなハチャメチャな展開なようでいて読み終わってみるとそこそこ（あくまで想定してたより）まとまった感があるのは作家の力かもしれません。イラストも結構気に入ってました。1巻の頃文章から感じた登場キャラクタの印象より3巻は少し幼くなった気がしてますがイラストに引っ張られたのかもしれません。このシリーズはこの巻で終了ですが、次回新シリーズも読んでみようと思います。

ごくペン！ ３

相音うしお / 三原みつき

ジャンルは極道ラブコメディでいいのかな？
今巻は林間学校＋スキー合宿＋修学旅行＋卒業旅行を
掛け合わせたカオスな行事の話です。
ただ悲しいことに今巻でシリーズ終了。
巻を追うごとに面白くなっているので残念です。
ですが作者さんは次の新シリーズに取り掛かっているらしいのでそちらも期待しています！

義妹は浮気に含まれないよ、お兄ちゃん１

三原みつき / 平つくね

この話のテーマの一つとして「変化」も挙げられるのでは。過去の自分を変えようとした栞。そしてこれからの自分を変えていこうとする蒼。でも蒼の変化を望まない愛歌。変化を受け入れてくれる栞と受け入れてくれない愛歌に挟まれてしまったわけだが、今後はどうなっていくのか。

魔技科の剣士と召喚魔王 1

孟倫（SDwing） / 三原みつき / CHuN

[ryu.a87]

それなりに。

異世界ものが多くある中で、それなりに読み進められる作品だと思います。読んでみて先はもちろん気になるし、何か読もうかな？と、思った時には良いんじゃないでしょうか。

魔技科の剣士と召喚魔王＜ヴァシレウス＞ 13

三原みつき / CHuN

ハーレムものはつい新しい登場人物にスポットが向きがちなところ、既存のキャラクターを大事にする主人公のスタンスは守られていて安心できます。シリーズものが長く続くほど、読者のキャラクターへの愛着は強くなりますが、一方で読者が感じる作品そのものへの新鮮さは弱くなっていくため、いかに新しさを取り入れていくかという悩ましい課題があります。今回はこの点がやや弱いように感じました。また、1話（1巻）で展開を区切りにしていないため起承転結がどこかわかりづらく「え。もうクライマックスだったの」という残念感を残してしまうかもしれません。

ごくペン！ ３

相音うしお / 三原みつき

学園旅行で津軽海峡へ。パオーンのおかげですれ違い三昧になるふたりにニヤニヤしつつ、そんなふたりを応援しながら、自分の恋を抑えようとする女の子たちが切なかった。恋だけでなく、社会に出る不安というのはあるけれど、この学校に入ったら、きっと大丈夫。そう思わせてくれるラストが温かかったです。

ごくペン！ ２

相音うしお / 三原みつき

１巻の最後がアレだったんで２巻がどうなるか気になってたけど、良い方に転んだというか笑わせていただきましたｗ
基本的には１巻同様はちゃめちゃな展開。あと１巻に比べてパロディ要素が増えたような？でもパロディ好きの自分には加点対象です。
ただ主人公が淡白すぎというか地の文の主人公語りが冷たい印象。これが特徴なのかもしれないけど、自分的にはあんまりあわなかったです。

魔技科の剣士と召喚魔王 1

孟倫（SDwing） / 三原みつき / CHuN

[amie]

好みの問題？

絵と内容、いずれも同人誌の様で、自分には全く合いませんでした。

美少女ゲームなどが好きな人なら合うのかもしれない。