吉田潮のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
妻から「介護本としては異色?にオモシロイ」と薦められて読んだ一冊。
赤裸々な体験を基に「老親の在宅介護はゼッタイするな」と躊躇いなく畳みかける著者の主張は、それに対し抵抗を感じる読者も少なくないはずだが、しかし同時に「本音」だけが持つ説得力に富み、思わず深く肯かされる。
併せて、夫婦それぞれ年老いた実母や義母の面倒を見ている我が身に照らせば、母たち二人のこれからの老衰の行方に加え、自分たち夫婦二人の老後の状況も不安になり、なんだか怖くなる。特に排泄の粗相。そんな親の姿は見たくないし、さらに自分たち自身がそうなってしまうことだけは出来れば避けたい。
そんな恐ろしい想像を呼び覚ます、でも笑いながら -
Posted by ブクログ
私の両親も高齢になってきたことだし、介護についての話を聞きたいと思い読んだ本です。
介護って、食と便だな。と思いました。
この本の中でも小便や大便、下剤などシモの話題がふんだんに出てきます。普段、本を読みながら食事をしたりする行儀の悪い私ですが、この本は読みながら食事をすることはできませんでした。それほどリアルな便トーク満載でした。おむつの描写とか、便意(大小とも)に翻弄される家族たちの姿がきっちり書かれていて、将来に不安を持ったものです。果たして私は父や母の紙パンツ替えやポータブルトイレなどの下の世話はできるのか…と読んでて思い悩みました。
また、妻のネーヤさんや、著者の潮さんが父のまー
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