感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2021年04月26日
読み始めたときは、このテーマに関して社会への恨み辛みを書きなぐりながらじゃないと読めなかったけど(本当にしんどいのだ、生む生まないの話。)、筆者が私より年上のときにはじめて子供がほしいと思ったとわかったら、なんだか急に落ち着いた。そういうこともあるよな、私もその年齢になったらそう思うかもしれないし、...続きを読む今生みたいと思っていないことを悪いことだと思わなくていいかもな、と。
生まなかったことをこんだけフラットに書けるひとはなかなかいないと思う。すごいエンパワメントしてもらいました。こどもを生もうが、生まなかろうが、結婚しようが、しまいが、自分を主語に生きろ。という一貫したメッセージが本当に力強く温かかった。
助かった。
Posted by ブクログ 2020年08月27日
これまで自由に恋愛や仕事にいそしんできた著者。
結婚して子どもがほしくなって不妊治療をし、上手くいかなくてモンモンとした日々を振り返ったエッセイです。
とにかくパワフルでエネルギッシュな方!
そんな方でもうじうじと悩んでしまうのが、子どもについての気持ちです。
人によっては言い回しや考えが「ワガマ...続きを読むマ、偉そう」と思うかも。
(現にそういったレビューを見ました)
私は不妊治療に片足だけ踏み入れ、今はもう子どもは望めません。
子なしで生きる人生をだいぶ受け入れてきた状態です。
自分のなかで「子なし」を受け入れ始めている方なら、スッキリさっぱり読めると思います。
文章を本業にしている方だけあって、ハッとする内容も多く、自分では表現しきれなかった気持ちを言葉にしてもらえる感覚になりました。
まだ暗中模索の場合は、言葉のパワーが強い方なので、一瞬でも穏やかな気持ちになれたときに読むのを推奨します。
Posted by ブクログ 2020年01月05日
ザクザクっとしたエッセイで、気持ちよく読めます
著者本人がさまざまな体験の中で感じたことを率直に書いています。子どもどうしよう?という女性が読んでもいいと思います
Posted by ブクログ 2018年05月23日
最高。
文章が面白いところがまず素敵です。
私はこの人と結構考えが似ていて
もともと子供が欲しくないのに
年齢で、欲しい気がしてしまっていた。
マイノリティへの恐れもあったと思う。
こんなふうに、気持ちを楽にしてくれるから
やっぱり本て生きていくうえで欠かせない味方だね、と思う。
私の味方は...続きを読む
夫・スイカ・アボカド・山芋・本
である
Posted by ブクログ 2019年10月03日
産む、産まないをテーマに女性が
ポジティブになれるようにと編まれている。
著者の結婚観、仕事観、不妊治療といった
出産周りのことから
幼少時代、友人や家族に対する考察と距離感
老後のビジョンと、腹の内を晒した作品。
結局は主語を自分にして、みんな違ってみんないい
ということなんだけど、そう簡単には...続きを読むいかない。
わかっていても周りは気になる
でもみんな腹の内は見せてくれないので不安になる。
そんなジレンマを打ち砕くように
世間的にはキテレツだけどしみじみ幸せ
のサンプルを提示してくれている。
どんなでも大丈夫だよと大手を降ってくれているようだ。
育児における男性の不全感にについて
言及しているところが印象的だった。
産む、産まないになると女性が中心で
もちろん女性にしかできないこと多いのだけど
隣にいるはずの男性にフォーカスし忘れていた。
彼らもプライドズタボロにされながら頑張っているんだ。
労い、賞賛せねばならない。
Posted by ブクログ 2019年06月27日
ライターの方が書いていることもあり、文章が面白く、引き込まれる。筆者は、結婚し、不妊治療も経験している。
内容は、今は割と聞く、子どもを産まないと決めた人の心情など。新鮮味は特にないけど、当時はまだそういう声が本になってなかったようで、周りからも応援されたよう。
Posted by ブクログ 2018年07月23日
この本は子どもを産まない人生を推奨しているわけではないし、子どものいる人生を批判しているわけでもない。
既に子どもを持つ人も是非読んでほしい。
子どもが苦手。だけど別に嫌いってわけじゃない。そしてそれを公言することはなかなかしにくい世の中。子どもが苦手でも愛する人との子が欲しい気持ち。…共感しな...続きを読むがら読みました。
この本の著者は不妊治療して、でもできなくて、今はそれでよかったと述べている。
子どもが欲しかったのは、周りの影響もあり、子ども欲しい病にかかっていただけだったのだと。
私自身、今妊活中だけどなかなか子どもが授からず少し焦っている。
この本をよんで、私も同じように流行病にかかっているだけかも?とか、子ども苦手なのに子どもを欲しがっていいのだろうか?とか考えさせられた。
私はつい先日産まないと決断し、この本を取りました。
アラフォーになり、産むか産まないか決断しなくてはならなくなり、決められずに悶々とした日々を過ごしておりました。
そんな中、世の中の女性はどうなのだろうと思い、この本を読むに至りました。
作者はライターであり、一般的な会社で働く私とは状況も違うし、別...続きを読む居婚であったり、ちょっと下品で共感しづらいところがあったのですが、本の中には多数の共感出来る箇所があったり、あーそう言われてみればそうだよね、って目から鱗なこともあり、同じように考えた人のひとりの意見として、読んで良かったなって思います。
本当に、きっぱり潔く子供を持たない人生を選びましたと断言できる人は少ないと思います。まだまだ胸がチクってすることもありますが、こんなにじっくり悩んで自分と向き合えたことは、良かったことだよねって改めて思えた気がします。
Posted by ブクログ 2018年02月06日
年齢的にも産む、産まない問題が気になって、ちょうど話題になっていたので読んでみた。
産もうとしたけど埋めなかった。けど個人としての幸せが何なのかを考える時間を得て、今は幸せに暮らす筆者。
人が子どもを産みたいと思うのは2つの理由があって、周りからのプレッシャー(直接言われたり、あの子が産んだから私も...続きを読む)と、内なるプレッシャー(年齢的に産まないと時間がない)というものらしい。まさにこの二つで「そろそろ妊活した方が良いかな?」と思っていた私。けど、この2つには欠落がある。それは、「自分がどうしたいか」という視点が抜けているということ。それをこの本が教えてくれた。
周りに流されず、考えてみたいと思う。
産みなさい、産まなくていい、そのどちらも押し付ける内容では決してないので、悩んでいる人(女性だけでなく男性にも)は読んでみると良いかも。
Posted by ブクログ 2021年02月14日
赤裸々。でも、こんなことしてこれだけかかってって、知りたいことが書かれてる。不妊治療の詳細なんて、なかなか聞けないし教えてもくれないだろうから。正直、なんでそこまでしてとしか思えないけど、魂売っても産みたいって人もいるんだろう。でも私の知ってる不妊治療で産んだ人ってみんな、子供への対応ひどいんだよな...続きを読む。憎んでんの?って思うくらい。過保護なくらいに世話はするけど、子供に何か言う時大抵ディスってる(¯―¯٥)