吉田潮のレビュー一覧

  • 産まないことは「逃げ」ですか?

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    ネタバレ

    潮さんの不妊治療のところは共感ばかりだった。
    子どものこと以外にも、夫婦の在り方や友人、親との関わりなど潮さんの人生が少しだけ垣間見えるのでファンは是非。

    以下は気になった文の引用です。
    「子供がいないのも、子供が苦手なのも個性。そう思うとラクだ、今もこれからも。」
    「母は無関心ではなく、不干渉なのだ。これは大きな差がある。今思うと、本当にありがたい。」
    「この頃の私は、世間体とか慣習とか儀式とか、もうどうでもよかった。テレビで巨大な津波に飲み込まれていった町を、そして、爆発と目に見えない汚染で人間が入れなくなったまたを見て、何が大切なのかを悟った。命だった。自分の命であり、彼の命であり、自

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    2025年12月08日
  • 親の介護をしないとダメですか?

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    避けて通れない老後。10年以上前に親に施設に入ってもらう宣言をしたけど親の面倒はみなくてはいけないと悩みながらも自分には介護する母性愛みたいなものはないと感じてもいる。そんな悩みを大丈夫と言ってくれている本だった。
    そして罪悪感やかわいそうと思っているが施設だと24時間見守ってくれる安心感やストレス軽減になると罪悪感はあって当たり前。の事と色々後押ししてくれる一冊。
    だが、うまくいくとは限らない。入居問題が山積み。そして入居後の人間関係と自宅介護と同様問題はあるのは当たり前と思わないといけない。。。

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    2025年07月24日
  • ふがいないきょうだいに困ってる~「距離を置きたい」「縁を切りたい」家族の悩み~

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    ネタバレ

    なんか首がもげそうなほど頷いてしまったところがあったり。いや、これはすごい、というのがあったり。役割を降りるのって境界線を引くのって、大事かもしれない。難しいけど。

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    2023年09月02日
  • 産まないことは「逃げ」ですか?

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    読み始めたときは、このテーマに関して社会への恨み辛みを書きなぐりながらじゃないと読めなかったけど(本当にしんどいのだ、生む生まないの話。)、筆者が私より年上のときにはじめて子供がほしいと思ったとわかったら、なんだか急に落ち着いた。そういうこともあるよな、私もその年齢になったらそう思うかもしれないし、今生みたいと思っていないことを悪いことだと思わなくていいかもな、と。
    生まなかったことをこんだけフラットに書けるひとはなかなかいないと思う。すごいエンパワメントしてもらいました。こどもを生もうが、生まなかろうが、結婚しようが、しまいが、自分を主語に生きろ。という一貫したメッセージが本当に力強く温かか

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    2021年04月26日
  • 産まないことは「逃げ」ですか?

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    これまで自由に恋愛や仕事にいそしんできた著者。
    結婚して子どもがほしくなって不妊治療をし、上手くいかなくてモンモンとした日々を振り返ったエッセイです。

    とにかくパワフルでエネルギッシュな方!
    そんな方でもうじうじと悩んでしまうのが、子どもについての気持ちです。
    人によっては言い回しや考えが「ワガママ、偉そう」と思うかも。
    (現にそういったレビューを見ました)

    私は不妊治療に片足だけ踏み入れ、今はもう子どもは望めません。
    子なしで生きる人生をだいぶ受け入れてきた状態です。
    自分のなかで「子なし」を受け入れ始めている方なら、スッキリさっぱり読めると思います。
    文章を本業にしている方だけあって、

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    2020年08月27日
  • 産まないことは「逃げ」ですか?

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    ザクザクっとしたエッセイで、気持ちよく読めます
    著者本人がさまざまな体験の中で感じたことを率直に書いています。子どもどうしよう?という女性が読んでもいいと思います

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    2020年01月05日
  • 産まないことは「逃げ」ですか?

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    最高。
    文章が面白いところがまず素敵です。

    私はこの人と結構考えが似ていて
    もともと子供が欲しくないのに
    年齢で、欲しい気がしてしまっていた。

    マイノリティへの恐れもあったと思う。
    こんなふうに、気持ちを楽にしてくれるから
    やっぱり本て生きていくうえで欠かせない味方だね、と思う。


    私の味方は
    夫・スイカ・アボカド・山芋・本 
    である

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    2018年05月23日
  • 産まないことは「逃げ」ですか?

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    私自身、30代後半で不妊治療歴2年半。
    この先、子供が持てるのか持てないのか、微妙なラインに来ているなと悶々としている時に、この本に出会えて良かったと思います。

    体外受精までして上手くいかなかったこと、流産して心挫けたことなど筆者と共通点も多く、私自身も「ここまで苦しい思いをして、なぜ私は子供が欲しかったのだっけ…」という思いに駆られることがあります。この本の中では、そのような感情を深掘りし、自分の気持ちとの折り合いの付け方のヒントを様々な経験談を交えて書いてくださっていて、とても参考になりました。

    子供が持てなかったとしても、普段の生活の中の小さな幸せを大事にしていれば、「あの時は、そう

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    2024年08月10日
  • 親の介護をしないとダメですか?

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    一億総介護の時代がきたと言っても過言ではない。
    この本のすごさは、庶民目線で、暗くならずに、介護の実態を書き綴った事だ。
    実際に、要介護5の母を看取り、要介護3の認知症の父がいる私にとってみると、なるほどの連続である。
    必読書である。

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    2023年12月09日
  • 親の介護をしないとダメですか?

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    親の介護に子供(我々)のお金は出すべきではない。
    とても為になった。
    親の財産、年金額で工面できるかそこを考える必要がある。

    後半は娘と母の日記が占めており、そこで辛さもわかった。

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    2023年09月17日
  • 親の介護をしないとダメですか?

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    介護とシモの問題は切り離せない。
    吉田潮さんは、週刊新潮の連載でしか知らなかったが、こういう人だったんだー。
    介護の本だが、リズムのある文でどんどん読める。
    この言葉が適切かはわからないが、おもしろかった。
    来たるべき日のために読んで良かった。

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    2020年06月17日
  • 親の介護をしないとダメですか?

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    親の介護を吉田潮さんらしくあっさり書いてある。。ようで、文の端々に彼女自身の父親との関係(姉を溺愛していた父に対して思うところあり)が伝わってくる。父親の介護の話がメインだが、実は母の老化についても書いてあり、歳を取ることを色んな側面で考えさせられる。

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    2019年12月14日
  • 産まないことは「逃げ」ですか?

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    産む、産まないをテーマに女性が
    ポジティブになれるようにと編まれている。
    著者の結婚観、仕事観、不妊治療といった
    出産周りのことから
    幼少時代、友人や家族に対する考察と距離感
    老後のビジョンと、腹の内を晒した作品。

    結局は主語を自分にして、みんな違ってみんないい
    ということなんだけど、そう簡単にはいかない。
    わかっていても周りは気になる
    でもみんな腹の内は見せてくれないので不安になる。
    そんなジレンマを打ち砕くように
    世間的にはキテレツだけどしみじみ幸せ
    のサンプルを提示してくれている。
    どんなでも大丈夫だよと大手を降ってくれているようだ。

    育児における男性の不全感にについて
    言及している

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    2019年10月03日
  • 産まないことは「逃げ」ですか?

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    ライターの方が書いていることもあり、文章が面白く、引き込まれる。筆者は、結婚し、不妊治療も経験している。

    内容は、今は割と聞く、子どもを産まないと決めた人の心情など。新鮮味は特にないけど、当時はまだそういう声が本になってなかったようで、周りからも応援されたよう。

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    2019年06月27日
  • 産まないことは「逃げ」ですか?

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    ネタバレ

    この本は子どもを産まない人生を推奨しているわけではないし、子どものいる人生を批判しているわけでもない。
    既に子どもを持つ人も是非読んでほしい。


    子どもが苦手。だけど別に嫌いってわけじゃない。そしてそれを公言することはなかなかしにくい世の中。子どもが苦手でも愛する人との子が欲しい気持ち。…共感しながら読みました。

    この本の著者は不妊治療して、でもできなくて、今はそれでよかったと述べている。
    子どもが欲しかったのは、周りの影響もあり、子ども欲しい病にかかっていただけだったのだと。

    私自身、今妊活中だけどなかなか子どもが授からず少し焦っている。
    この本をよんで、私も同じように流行病にかかって

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    2018年07月23日
  • 産まないことは「逃げ」ですか?

    購入済み

    共感出来るところと出来ないとこ

    私はつい先日産まないと決断し、この本を取りました。
    アラフォーになり、産むか産まないか決断しなくてはならなくなり、決められずに悶々とした日々を過ごしておりました。
    そんな中、世の中の女性はどうなのだろうと思い、この本を読むに至りました。
    作者はライターであり、一般的な会社で働く私とは状況も違うし、別居婚であったり、ちょっと下品で共感しづらいところがあったのですが、本の中には多数の共感出来る箇所があったり、あーそう言われてみればそうだよね、って目から鱗なこともあり、同じように考えた人のひとりの意見として、読んで良かったなって思います。
    本当に、きっぱり潔く子供を持たない人生を選びましたと断言でき

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    2018年06月17日
  • 産まないことは「逃げ」ですか?

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    年齢的にも産む、産まない問題が気になって、ちょうど話題になっていたので読んでみた。
    産もうとしたけど埋めなかった。けど個人としての幸せが何なのかを考える時間を得て、今は幸せに暮らす筆者。
    人が子どもを産みたいと思うのは2つの理由があって、周りからのプレッシャー(直接言われたり、あの子が産んだから私も)と、内なるプレッシャー(年齢的に産まないと時間がない)というものらしい。まさにこの二つで「そろそろ妊活した方が良いかな?」と思っていた私。けど、この2つには欠落がある。それは、「自分がどうしたいか」という視点が抜けているということ。それをこの本が教えてくれた。
    周りに流されず、考えてみたいと思う。

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    2018年02月06日
  • 産まないことは「逃げ」ですか?

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    ネタバレ

    作者の文章のテンションに個人的には少しついていけなかったけれども、こういうテーマの本は珍しく、考えたい人にとってとてもありがたい。なりゆきで結婚や出産をした人の多くは深く考えてないというのは、私の経験上、作者の指摘の通りと思う。

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    2025年03月31日
  • ふがいないきょうだいに困ってる~「距離を置きたい」「縁を切りたい」家族の悩み~

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    いろんな兄弟(親も、とくに母親)が出てきて、うんざりするエピソード。後半読み進めるのがキツかった。

    時代の変化といえばそうなのかもしれないけど、家族といえども他人。迷惑かけてもかけられたくないし。
    やっぱ一人っ子がいいのかしら?

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    2024年08月17日
  • 親の介護をしないとダメですか?

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    現実を面白く、介護者が陥る間違え(?)まで分かるように描かれている。
    認知症の将来のことが薄っすら分かってきた。
    うんちまみれになっても、お父さんへの愛情とか親としての尊敬があるから、介護が続くのかな。

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    2023年09月27日