吉田潮のレビュー一覧
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なんか首がもげそうなほど頷いてしまったところがあったり。いや、これはすごい、というのがあったり。役割を降りるのって境界線を引くのって、大事かもしれない。難しいけど。Posted by ブクログ
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読み始めたときは、このテーマに関して社会への恨み辛みを書きなぐりながらじゃないと読めなかったけど(本当にしんどいのだ、生む生まないの話。)、筆者が私より年上のときにはじめて子供がほしいと思ったとわかったら、なんだか急に落ち着いた。そういうこともあるよな、私もその年齢になったらそう思うかもしれないし、...続きを読むPosted by ブクログ
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これまで自由に恋愛や仕事にいそしんできた著者。
結婚して子どもがほしくなって不妊治療をし、上手くいかなくてモンモンとした日々を振り返ったエッセイです。
とにかくパワフルでエネルギッシュな方!
そんな方でもうじうじと悩んでしまうのが、子どもについての気持ちです。
人によっては言い回しや考えが「ワガマ...続きを読むPosted by ブクログ -
ザクザクっとしたエッセイで、気持ちよく読めます
著者本人がさまざまな体験の中で感じたことを率直に書いています。子どもどうしよう?という女性が読んでもいいと思いますPosted by ブクログ -
最高。
文章が面白いところがまず素敵です。
私はこの人と結構考えが似ていて
もともと子供が欲しくないのに
年齢で、欲しい気がしてしまっていた。
マイノリティへの恐れもあったと思う。
こんなふうに、気持ちを楽にしてくれるから
やっぱり本て生きていくうえで欠かせない味方だね、と思う。
私の味方は...続きを読むPosted by ブクログ -
一億総介護の時代がきたと言っても過言ではない。
この本のすごさは、庶民目線で、暗くならずに、介護の実態を書き綴った事だ。
実際に、要介護5の母を看取り、要介護3の認知症の父がいる私にとってみると、なるほどの連続である。
必読書である。Posted by ブクログ -
親の介護に子供(我々)のお金は出すべきではない。
とても為になった。
親の財産、年金額で工面できるかそこを考える必要がある。
後半は娘と母の日記が占めており、そこで辛さもわかった。Posted by ブクログ -
介護とシモの問題は切り離せない。
吉田潮さんは、週刊新潮の連載でしか知らなかったが、こういう人だったんだー。
介護の本だが、リズムのある文でどんどん読める。
この言葉が適切かはわからないが、おもしろかった。
来たるべき日のために読んで良かった。Posted by ブクログ -
親の介護を吉田潮さんらしくあっさり書いてある。。ようで、文の端々に彼女自身の父親との関係(姉を溺愛していた父に対して思うところあり)が伝わってくる。父親の介護の話がメインだが、実は母の老化についても書いてあり、歳を取ることを色んな側面で考えさせられる。Posted by ブクログ
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産む、産まないをテーマに女性が
ポジティブになれるようにと編まれている。
著者の結婚観、仕事観、不妊治療といった
出産周りのことから
幼少時代、友人や家族に対する考察と距離感
老後のビジョンと、腹の内を晒した作品。
結局は主語を自分にして、みんな違ってみんないい
ということなんだけど、そう簡単には...続きを読むPosted by ブクログ -
ライターの方が書いていることもあり、文章が面白く、引き込まれる。筆者は、結婚し、不妊治療も経験している。
内容は、今は割と聞く、子どもを産まないと決めた人の心情など。新鮮味は特にないけど、当時はまだそういう声が本になってなかったようで、周りからも応援されたよう。Posted by ブクログ -
この本は子どもを産まない人生を推奨しているわけではないし、子どものいる人生を批判しているわけでもない。
既に子どもを持つ人も是非読んでほしい。
子どもが苦手。だけど別に嫌いってわけじゃない。そしてそれを公言することはなかなかしにくい世の中。子どもが苦手でも愛する人との子が欲しい気持ち。…共感しな...続きを読むPosted by ブクログ -
私はつい先日産まないと決断し、この本を取りました。
アラフォーになり、産むか産まないか決断しなくてはならなくなり、決められずに悶々とした日々を過ごしておりました。
そんな中、世の中の女性はどうなのだろうと思い、この本を読むに至りました。
作者はライターであり、一般的な会社で働く私とは状況も違うし、別...続きを読む -
年齢的にも産む、産まない問題が気になって、ちょうど話題になっていたので読んでみた。
産もうとしたけど埋めなかった。けど個人としての幸せが何なのかを考える時間を得て、今は幸せに暮らす筆者。
人が子どもを産みたいと思うのは2つの理由があって、周りからのプレッシャー(直接言われたり、あの子が産んだから私も...続きを読むPosted by ブクログ -
現実を面白く、介護者が陥る間違え(?)まで分かるように描かれている。
認知症の将来のことが薄っすら分かってきた。
うんちまみれになっても、お父さんへの愛情とか親としての尊敬があるから、介護が続くのかな。Posted by ブクログ -
妻から「介護本としては異色?にオモシロイ」と薦められて読んだ一冊。
赤裸々な体験を基に「老親の在宅介護はゼッタイするな」と躊躇いなく畳みかける著者の主張は、それに対し抵抗を感じる読者も少なくないはずだが、しかし同時に「本音」だけが持つ説得力に富み、思わず深く肯かされる。
併せて、夫婦それぞれ年老いた...続きを読むPosted by ブクログ -
赤裸々。でも、こんなことしてこれだけかかってって、知りたいことが書かれてる。不妊治療の詳細なんて、なかなか聞けないし教えてもくれないだろうから。正直、なんでそこまでしてとしか思えないけど、魂売っても産みたいって人もいるんだろう。でも私の知ってる不妊治療で産んだ人ってみんな、子供への対応ひどいんだよな...続きを読むPosted by ブクログ
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私の両親も高齢になってきたことだし、介護についての話を聞きたいと思い読んだ本です。
介護って、食と便だな。と思いました。
この本の中でも小便や大便、下剤などシモの話題がふんだんに出てきます。普段、本を読みながら食事をしたりする行儀の悪い私ですが、この本は読みながら食事をすることはできませんでした。...続きを読むPosted by ブクログ -
「はじめに」に書かれているように、こういう女性もいるのだなあというのが大きな感想。特に中盤はあまりの赤裸々さに面食らってしまう部分も。
でも全部読み終えたら心が少しだけ軽くなった気がする。
「産まない人」も別に周りにそれをすすめているわけでもないというのはぜひ大きな声で言いたいな。Posted by ブクログ