古街キッカのレビュー一覧
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全3話と、比較的1話あたりのウエイトが大きい1話完結のオムニバス百合作品集。
「だって変わりたいと思うときはもう変わり始めているときだもの」
このセリフにハッとさせられた人も多いのでは?!
かくいう自分もその一人だったり。
というか、このセリフは「百合」というジャンルに対してまさに当てはまるセリフなのでは、と思った。
個人的にこの中で好きなエピソードは「graffiti」。
ここ単体では☆5をあげたいくらいに気に入ってたり。
字を通じて抱くお互いへの興味。そのアナログさがどことなくキュンとくる!
新鮮さはもちろん、学校の机に落書きとかセンチメンタルな気分にさせてくれましたよ!
そして字でつ -
Posted by ブクログ
大学時代同じゼミに在籍した2人が、警視庁捜査一課の刑事と警視庁記者クラブの新聞記者となって再会し、同じ事件を追いながら協力しあい互いに成長していくシリーズの3巻目。年が明けたばかりの人でごった返す浅草寺で、身元不明の男性の遺体がみつかる。事故か自殺か他殺か。謎だらけの事件は、思わぬ方向に進み・・・。ライトノベルのレーベルから発売されているので、一応ライトノベルに分類されるんでしょうが、全くラノベっぽさがない気がします。普通のミステリと変わらない感じ。今回残念だったのは、この巻で諸事情によりシリーズ終了だということです。あとがきからの口ぶりからすると、作者さんはもっとこのシリーズを続けたかったの
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シリーズの2巻目です。大学で同級生だった常泉と八木澤は、刑事と新聞記者になって再会し、2人はお互い協力しながら事件を解決へと導いたのが前巻。今回は、結婚式を挙げたばかりの新婦がホテルの一室で殺されて死体となって発見された。新郎が自首し逮捕され、事件は簡単に解決かと思われたが、状況証拠があがらず、どうやら犯人は他にいるらしいとわかり、常泉と八木澤はそれぞれの立場から事件を追う。前回は事件解決に常泉が一歩リードし、八木澤が協力する形だったけど、今回は逆に八木澤が事件の真相に先に辿りつき、それを常泉に教えるという感じになってました。協力しあうところには友情を感じますが、相手よりも先に真相に辿りつきた
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ネタバレ絵のバランスがちょっと気になるのですが、あらすじを読んでどんなものかと読んでみました。
タイトルの「オルタナ」はオルタナティヴ・ロックと「代わり」をかけたのでしょうか。とても素敵だと思います。
ずっと好きだった幼馴染みが同性を好きになったので、その子を寝取る男三人の三角関係話なんですが、そもそもノンケの幼馴染みが何故男に走ったのかがよく分からない点が最後までもやもや。
受の子に影響されたみたいになってましたが、その時点で何か気付きませんかね?そして、それを攻は受に話しますかね?
それ以外は、皆が切なくてよかったです。
攻からも受からも「代わり」にされてしまった当て馬の子が一番可哀想ですけど -
Posted by ブクログ
【内容紹介】
ガンコで不器用、しかもナイーブな高校生・神原実はアイドル顔の同級生・松永佑人に密かに恋をしている。
でも、松永はつきあう相手をころころ替えて「恋の蝶々」と呼ばれる男。しかもノーマル。
けれど恋心を抑えきれなくなったある日、思わず告白してしまい……ときめくのをやめたいのにやめられない高校生たちのコンプレックスラブ!
内容はBLですが、どちらかというと恋に悩む男女の話って感じかも知れません。
絵柄は冷たさを感じる部類で清潔感があり、さらっと読めます。登場人物の顔にあまり表情がないです。
ガンコで不器用しかもナイーブなゲイの主人公。でもイイ。高校生は不器用でいい。 -
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ゲイ×ノンケの男子高校生モノ。
エッチのシーンはなし。(艶のあるシーンもひとコマのみ)
絵もキレイ。BLだけど女の子である雅が一番気に入ったかも。
電子書籍で試し読みして続きが気になったので購入して読んだのですが、ノンケの松永が個人的に好きになれないまま終わってしまいました。
(以下ネタバレあります)
神原のやきもきする心情とか切なくて、ラストに向けて盛り上がっていったのですが、
松永の「俺のこと好きなら、俺を信用しろ!」って台詞にいらっとしてしまいました。
女の子たちが松永から離れてった理由のひとつが松永の浮気性に耐えられなくて、だと思うんですが、それを「結局 俺を投げ出