【感想・ネタバレ】ライバル vol.2 追憶と忘却とのレビュー

あらすじ

新宿駅南口の高層ホテルの一室で、結婚式を挙げたばかりの新婚女性が殺された。凶器は包丁――。夫が自首し、逮捕されたが、状況証拠があがらず謎は深まるばかり。大学時代、同じゼミ生だった八木澤と常泉は、それぞれ記者と刑事となって、この事件を追う。犯人をあげるのはどちらか(講談社X文庫ホワイトハート)。

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Posted by ブクログ

シリーズの2巻目です。大学で同級生だった常泉と八木澤は、刑事と新聞記者になって再会し、2人はお互い協力しながら事件を解決へと導いたのが前巻。今回は、結婚式を挙げたばかりの新婦がホテルの一室で殺されて死体となって発見された。新郎が自首し逮捕され、事件は簡単に解決かと思われたが、状況証拠があがらず、どうやら犯人は他にいるらしいとわかり、常泉と八木澤はそれぞれの立場から事件を追う。前回は事件解決に常泉が一歩リードし、八木澤が協力する形だったけど、今回は逆に八木澤が事件の真相に先に辿りつき、それを常泉に教えるという感じになってました。協力しあうところには友情を感じますが、相手よりも先に真相に辿りつきたいというところは、やっぱりライバルなのかなと思わせられます。ジャンルで言うとライトノベルで、確かに常泉や八木澤などキャラクターの感じはライトノベルっぽいのかもしれませんが、ストーリーは普通にミステリでした。次巻はどんな事件が2人を待っているのでしょうか。非常に楽しみなシリーズです。

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2011年07月20日

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