河合ゆうみのレビュー一覧
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ネタバレとうとう最終巻です。
前巻の最後では、帯刀の妻になることを選んだ白火。それを静かに見ている蒼馬ってところで終わってましたけど、氷見によって、謀反の首謀者として捕らわれてしまいます。
まあ、氷見の思惑で、本当は白火が首謀者とは思っての捕縛ではなかったですが、これまでの一連の事件の本当の首謀者が彼だったってのは、まったく想像してませんでした。しかも理由が嫉妬って・・・コワイです。
蒼馬も前回でいきなり白火を遠ざけるような物言いをしてたりっていうのが、実はカイの暗示だったっていうのは、カイの帯刀への親切心かもしれないですけど、いらんことして!って感じです。
やっと目が覚めた蒼馬の活躍もあって事件が解決し、帯刀によって連れ帰られる白火の前に蒼馬が追いかけてきて、白火に思いを伝える。そのときの白火の表情がたまりません。さすがサカノさんのイラストです。
最後は帯刀がひく形で、蒼馬と白火がやっと一緒になれ、ハッピーエンドで終わりです。
後半には、短編が2つ。1個は帯刀に誘拐されて戻って来た直後のお話と、もう1個は本編終了後、10年経ったお話です。後半のお話は、天綸が大きくなって、出雲に出かけた白火たちが戻って来るってところで終わっちゃってたのが、ちょっと残念かなぁ。せめて白火と蒼馬と井澄の天覧能で終わって欲しかったかなって思いました。なにげに矢涼と朧がくっついてるってのが分かったのはいいんですけどね。ラストのイラストは蒼馬とちょっと大人になった白火と二人のお子さまです。双子ちゃんなんですね。
無事ラストを迎えましたけど、やっぱりサカノさんのイラストがあったからよかったように思います。このお話が下手なイラストだと、魅力が半減していたかな。コミックの方は2巻で終わりみたいですけど、そっちも楽しみにしてます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ天覧能のあと、白火に求愛した蒼馬がその翌日突然白火にひどいことを言って、姿を消してしまいました。その直前に土蜘蛛の紅が囚われの身になったことから、また土蜘蛛関係かと思ったら、蒼馬が土蜘蛛とつながりがあることが政治に利用されようとしてるという、深刻な話に。
これまで人気だった柚木座も一気に能ができない状態になって、それを守ろうと白火は奔走。身も心もボロボロになってる白火がかわいそうで、いくら白火のことを思ってのことかもしれませんが、蒼馬も出て行くときに、もうちょっと言い方があったんじゃないかなぁって思います。
ボロボロの白火の元には、帯刀と井澄がそれぞれ柚木座を守るには自分と結婚しろって迫ってきて、結局は帯刀と結婚することになった白火ですけど、それを蒼馬と再会したところで言われて、心穏やかじゃないですよね。いなくなった蒼馬に会いたかったと思うのに、やっと会えたと思ったら、自分は帯刀の妻となる身って・・・。
自業自得とはいえ、蒼馬どうするのかな。まあ、これまでの流れから、帯刀と結婚して終わりってことはないと思いますけど、気になるところで終わったので、次巻楽しみにしてます。
本編が深刻なところで終わったのに、最後に短編があって、仲よさそうな蒼馬と白火が出てくると、なんか違和感感じてもやもやしちゃいました。 -
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ネタバレ読みながら何処かで見た覚えがあるなと思っていたら、ビーンズ文庫が初出か。
当時読んだ気はする……(うろ覚え)
後書きにもあったように、リライトされてキャラクターのキラキラ度は下がり、泥臭さは増したかも。
白火、蒼馬の能馬鹿ぶりはレベルアップしたかもしれないが。
特に蒼馬は、一流の能役者なのに、他に関しては突っ走りすぎてやらかしてるしなあ。
(白火がやらかしているのは言うまでもないが、ヒーローが白火に関してへっぽこすぎる)
少女漫画的というより少年漫画的熱い展開でもあった。
能のためにあそこまで体を張れるのが凄い。
そんな相手に巡り会えたことも僥倖だろう。
その分、今回白火が失ったものも非常に大きいものになったが。
未来は諦めないとのことだし、これから先、白火がまたちゃんと舞える日が来るかもしれない。
彼女の場合は乗り越えなくてはいけない課題は山積みだが。
(そもそも女人禁制の世界で女だとばれている身の上)
ビーンズ版は確か最後まで読んでいないので(調べたら結構巻数があった)このレーベルでもシリーズ展開があるのだろうか。
どんな未来になるのか、キャラたちも、作品自体も気になるところだ。 -
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ネタバレ元カレの件は警察に突き出しても問題なかったと思う。
最終的にざまあ展開で大事な分は戻ってきたのでよかったですが。
主人公はジュエリーが好きなのに突如金属アレルギーが発症するし、仕事を失うし、元カレに振られてジュエリー持ち逃げされるし、踏んだり蹴ったり。
そんな中、彼女が今までと違ったジュエリーとの付き合い方、新しい居場所を見つけられて、よかったと思います。
言葉が足りない故のすれ違いもありましたが。
そのすれ違いを解してくれたのが、体力担当の彼だったのには和みました。
シンデレラのように店員にもお客様にも魔法をかけてくれるオーダージュエリー店、素敵でした。
惜しむらくは、デザイナー「たち」と言っていたのに一人しか登場しなかったので、ほかの変わり者デザイナーさんたちも見てみたかった件。
まあ誰が出てきても、恐らく主人公は何だかんだで(無自覚のまま)たらし込みそうですが。
気難しい人たちとも打ち解けられるのは接客業にはもってこいの才能ですよね。
羨ましい…… -
Posted by ブクログ
ネタバレ天覧能のお話です。
天覧能で演じる能の演目を決めるときに、白火が書いた母の「颯佐」を舞うか舞わないかで、蒼馬とすれちがってます。
といっても、それもすぐに解決するんですけど、もうちょっと白火がさっさと言っておけばと思いました。白火が嫌だと言えば、蒼馬が折れるのは分かっていることなのに、ギリギリまで言えないことで、いろんな人に迷惑かかってます。
蒼馬と白火の関係も、蒼馬が我慢しているので、進展がなくて、ちょっともどかしい感じ。6巻目なんで、もうちょっと進展してもいいのに・・・。
後半は、短編で、白火が日輪座を離れると聞かされたときの矢涼側の気持ちが書かれています。あの矢涼の台詞を受けての朧の気持ちはどうだったんだろう。気になります。