奈々巻かなこのレビュー一覧

  • イーフィの植物図鑑 2

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    緑の奇跡が起きた。『妖精の草』はアリオの中に根をはりめぐらせ、人も植物も越えた存在へと変えてしまった。世界の理から外れた不自然な生き物…。それでもアリオに生きていて欲しいと望むイーフィ。伝説の植物、奇跡の力を求め、ふたりを追うシドライアン。そして最悪だというラマーニャ兵にアリオが捕まりーー。

    話が広がってきましたね。アリオの秘密って何だろう?

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    2015年03月26日
  • イーフィの植物図鑑 1

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    未知の植物を探し、世界を渡り歩くプランツハンター。非公認のハンター・イーフィは旅をします。生き還って半植物状態の父を連れ、植物を探し、それを求める人々と出会いながら。架空の不思議な植物たちが魅力のファンタジーです。

    植物というか生物全てに対する人間の在り方、関わり方に考えさせるものがありますね。前作『港町猫町』も素敵な作品でした。期待できます。

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    2015年03月09日
  • イーフィの植物図鑑 1

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    ネタバレ

    1、2巻を読んだ。

    プランツハンターのアリオと娘のイーフィ。
    アリオは死んで、伝説のドワーフプランツで復活した存在。人間の姿で植物のように静か。
    プランツが3年ごとに枯渇し、新しい株を見つけて再生を繰り返すうちに、人間とも植物ともいえない変容の兆しが・・・。

    絵のタッチは少し苦手だけど、不思議な植物は気になるな。
    クネルクネルの形が気持ち悪いけど、特効薬。
    ドワーフプランツも葉に影が透けるところや、妖精が出てくるシーンは驚き。

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    2014年08月12日
  • イーフィの植物図鑑 2

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    6年に1歩歩く木「ワンステップ」のある村に住む男と、旅芸人に預けられた息子の話。
    「妖精の草」探索中のシド・ライアンの話。アリオの昔の姿が少し出てくる。
    アリオとイーフィの古い知り合いのラスおじさんと会う話。

    セリフがいっぱいでちょっと読むのが辛かったけど、植物や虫の設定を作り込んでいらっしゃるようなので頑張って読みました!

    同時収録で短編時代物「千秋君の侍魂」。

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    2014年04月19日
  • イーフィの植物図鑑 1

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    死んだはずの父親・アリオをよみがえらせた植物「妖精の草」。アリオには定期的にその草が必要なため、娘のイーフィは旅をしている。

    のんきな植物採集のお話かと思えば、キャリア官僚シドライアン、薬師ドロローザ、植物管理庁のトドリーガに大公殿下などなどアリオをめぐってなにやら波乱もありそう。

    スリーピング・マリーに覆われて住めなくなってしまった村の話が印象的でした。植物と人間と、適切な距離は必要だよね。

    個性的な創作(ですよね)植物も魅力的。こんなにたくさんの種類を良く考えられるなぁ!!

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    2014年04月04日
  • イーフィの植物図鑑 1

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    前作(「港町猫町」)を読み切れなかったので迷ってたけど、読んでよかった。面白かった。舞台は地球で設定は完全ファンタジーなのですが、いっそ完全に異世界にしちゃってもよかったんじゃ…ムニャムニャ

    絵があえてラフなのは気にならないんだけど、ときどき真面目アリオとシドライアンの横顔が檄似(トーン処理の時)なので、どっちか目の処理変えて欲しい。 

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    2013年11月02日
  • 港町猫町 1

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    とある架空の港町。
    寂しい女の子の傍らにそっと寄り添う猫たちの物語です。
    些細な出来事の中に煌めきがある、穏やかな日々。
    愛おしく、時には少し切ない繊細な感情の揺れ。
    居心地が良過ぎる物語なので、離脱するのが少し辛くなります。
    『男、いらん。猫が居ればいい。』なんてうっかり思ってしまいそうです。

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    2013年10月05日
  • 港町猫町 1

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    猫は独りでもさみしくないなんて、誰が云ったのだろう。
    ある港町を舞台に、心に寂しさをかかえた魔女たち、と
    猫たちの織りなす物語。
    魔女となった彼女たちにだけ、猫は少年の姿であらわれます。
    9つの命をもつという猫伝説もふまえながら、
    猫(少年)の記憶にある幾人かの魔女たちのお話も時系列を超えて語られていきます。
    魔女との暮しは長かったり短かったりさまざまですが
    その不思議な関係は少し恋人にも似ているのです。

    そっけないけれどでも、そばにいてくれる猫たち。
    魔女たちがいなくなるとき、長い眠りについてはひとつ、命をなくしていく設定はファンタジックですがとても可哀相…。
    猫たち、そして魔女たちが愛お

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    2013年09月10日
  • イーフィの植物図鑑 1

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    薬になる植物をもとめて各地を旅するプランツハンターの少女イーフィ。
    共に旅するうら若い「父親」アリオは、かつて死んだはずの男で―。
    架空の17cヨーロッパを舞台にした人々とその「隣人」・植物の物語。

    ミステリアスな内容とほっこりした絵柄とのバランスがなんとも素敵です。健気な主人公や、ほんとに父親なのかわからない、回想シーンで男前すぎるアリオ、アリオを慕う魔女?薬師の女性、アリオたちを追う役人のシドライアンなどキャラクターが魅力的です。
    出てくる植物たちも架空のものなのですが面白すぎて巻末の図鑑も楽しいです。
    続きがとても楽しみ。

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    2013年09月02日
  • 港町猫町 1

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    雰囲気のある現代風ファンタジー。特定の女性(魔女)にだけ美少年の姿を見せる猫、という倒錯した世界観は、一部の漫画ファンにはとても受けると思う。こういう作品は、普通は同人誌でないとなかなか読めないので、420円の通常サイズのコミックスで発売されてことには驚きを感じる。ストーリーを追うのがちょっと骨だけど、猫好きか少年好きの人には試してもらいたい作品である。個人的には、これ、アニメ化して欲しいのだが…。

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    2013年03月03日
  • 港町猫町 1

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    この漫画はある港町が舞台。
    その町の寂しさを抱えた女性には猫が少年の姿に見え会話をすることができる。
    猫たちはそんな女性を「魔女」と呼び、一緒に過ごしていく。
    全3巻だけどストーリーは一つではなく、色々な人物と猫にスポットが当てられており、
    猫がそれまでに出会った過去の魔女の話などもあります。
    別れを何度経験しても人という存在を愛さずにはいられない猫と
    寂しさを抱えながらも猫と一緒にいることで自分らしく生きていく魔女の関係は
    とても微笑ましく温かくて、田舎の港町のゆったりとした時間を感じながらも
    読み進めるにつれて優しさと切なさがこみあげてくる内容です。
    物語の最後が突然でホントにこれが最終巻

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    2013年01月27日
  • 港町猫町 1

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    猫としゃべることができる女の子を「魔女」と呼び、
    「魔女」と呼ばれる女の子は、人の姿にも見える
    不思議な猫と暮らすことができる。

    そんな不思議な港街。
    猫と魔女の出会いは神様がくれた運命____とか。

    猫たちの優しい魔法にかかった人にとって
    ほんとに猫たちがしゃべれたら、こんなこと言いそうだなぁ
    なんてこともたくさん詰まってます[*Ü*]
    自由で気ままでいいから、どの猫たちにも幸せでいてほしいなぁ。

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    2012年09月22日
  • 港町猫町 3

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    心に寂しさを抱える魔女と猫が暮らす港町。
    あーーーーーーーーなんかせつない。。。
    猫が猫がゆえの自由と孤独というか。。
    猫と人間の距離感の中で生まれる感情が
    そうなのかも。。と思ってしまうような。。

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    2012年08月09日
  • 港町猫町 1

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    海外みたいな雰囲気を持つ港町にやってくるのはすこし生きづらくて逃げ出してきた女の子。魔女と呼ばれる彼女たちが人間の姿をした猫と暮らしていくおはなし。やさしい。

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    2012年05月24日
  • 港町猫町 1

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    坂の多い港町で暮らす猫と彼らと暮らす女の子たちの話。より正確に言えば、人型をとれる(ただし魔女にしか見えない)猫と、魔女と言われる寂しさを抱えた女の子の連作短編。
    めっちゃ可愛い。
    私にもこんなふうに猫に傍にいてほしい、と思いました。猫の毛アレルギーだけどね…。

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    2011年03月19日
  • 港町猫町 1

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    猫が人間の姿に見える魔女のお話。魔女は一人ではないです。それぞれの短編が詰まっている感じ。
    かわいいし癒されます!しかし売っているお店が少ないですorz

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    2011年02月11日
  • 港町猫町 2

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    ネタバレ

    初っ端「ルーディのキス」でいきなり泣いた。寂しさを抱えた「魔女」と、魔女の目には少年に映る「猫」。一緒に暮らす魔女が死ねば猫の命もひとつ尽きる、って、それでも魔女に寄り添ってくれる猫は本当に健気な生き物だよ……。

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    2011年01月24日
  • 港町猫町 2

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    ジャケ買いマンガ。それも1巻が置いてなかったので2巻のみ。

    八潮と三雲読んだ時にも思ったけど、猫が9つの命を持っているっていうのは通説みたいなもんなのですかね?なんとなーく聞いたことあるような、ないような…。

    猫と女の子のやりとりがほのぼのしてて、とっても少女マンガ的。おいらもMY猫いればいいなー。寂しさじゃ負けないぞ!(笑)

    その後すぐにネットで1巻注文しました。

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    2011年01月15日
  • 港町猫町 2

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    待望の2巻目だ。ますますこなれた感じになって、読後感もよい。
    猫好き、ファンタジー好きのファンにはたまらない続編だ。

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    2011年01月14日
  • 港町猫町 2

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    よもや出ると思っていなかった2巻。
    短編みたいになってるので2巻からでも読めます。

    ほとんどの話で泣きました。
    1巻も良かったけど、さらに心の柔らかい部分に踏み込んできますね。
    ファンタジーっぽいのに、どこか嘘じゃない気がする。

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    2011年01月13日