福島清彦のレビュー一覧

  • ヨーロッパ型資本主義 アメリカ市場原理主義との決別
    米国の市場万能・自由主義的資本主義への批判と欧州の福祉国家型資本主義の賛美が本書の主な主張ですが、EU経済史として非常に良くまとまっておりますし、英、仏、独の実情についてもコンパクトながら触れられています。本書を読んで、近時の米国におけるSarbane-Oxley法の制定なども含め、経済活動のプレー...続きを読む
  • ヨーロッパ型資本主義 アメリカ市場原理主義との決別
    [ 内容 ]
    弱肉強食の米国流よ、さらば!
    これが、市場の暴走を許さず、福祉を重視する西欧スタイルだ。

    [ 目次 ]
    序章 テロ事件と市場原理主義
    第1章 強まるヨーロッパの対米批判(基本的な社会観 経済政策と制度のあり方 ほか)
    第2章 福祉を重視する経済大国づくりの戦略(「社会的な」ヨーロッパ...続きを読む
  • ヨーロッパ型資本主義 アメリカ市場原理主義との決別
    1月?
    本書は、アメリカ型資本主義(市場原理主義)とヨーロッパ型資本主義を軸に話を進めていく。ここで言う、ヨーロッパ型資本主義とは、「落ち着きとゆとりのある社会を作り、貧富の格差をそう大きくせず、治安のよい状態を維持していこうという」考え方である。もちろん、ヨーロッパの資本主義も一様ではなく、「アル...続きを読む
  • ヨーロッパ型資本主義 アメリカ市場原理主義との決別
    ヨーロッパの資本主義と市場原理主義に基づくアメリカ型資本主義の違いを述べた一冊。著者は、落着きとゆとりのある社会をつくり、貧富の格差をそう大きくせず、治安の良い状態を維持していこうという考えが、ヨーロッパ資本主義の考え方であるという。それは、30年戦争や、第一次・二次世界大戦など、大きな動乱を経験し...続きを読む
  • ヨーロッパ型資本主義 アメリカ市場原理主義との決別
    EUの経済についてわかりやすく書かれてある基本的な一冊。ドイツ、フランス、イギリスの個別分析の記述が興味深い。
  • 日本経済の「質」はなぜ世界最高なのか 国連の超GDP指標が教える真の豊かさ
    世の中に経済の量を測る指標としてGDPが多くの人に使われていて、日本のGDPがかなり昔に世界二位の座から落ちて久しいです。為替にもよりますが、今では中国にかなり水を開けられている様ですね。

    量では確かに増えていないし相対的に低下しているのは理解できますが、その質についてはどうなのだろうかをずっと思...続きを読む
  • ヨーロッパ型資本主義 アメリカ市場原理主義との決別
    資本主義下の現代社会において、どれだけ効率的な生産体系、市場機構を作り出せるか、どれだけ他国とのGDP競争に差をつけることができるか。これらは、非常に重要な関心事であり、国家の活動目的も、この点にのみ存在する。このような認識は、本書で著者が述べているように、日本的な資本主義社会の一つの特徴かもしれな...続きを読む
  • ヨーロッパ型資本主義 アメリカ市場原理主義との決別
    アメリカが嫌いなんだなというのが、よく伝わった。EUの上院が本当に機能すれば、世界の主役は戻ってくるであろう。本書で触れられているように加盟国それぞれに拒否権があること、ドイツ以外は経済システムが破たんしていること。本書出版以降にギリシャやスペインの経済が破たんしたこと。等を鑑みると、大分、幻想的な...続きを読む