石村貞夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ストーリー形式でイラストが多く2時間程度で読めるので、ベイズ統計とは何ぞやという人やベイズの定理に挫折してしまった人にオススメです。私は後者の人間で、公式は覚えているものの理解が追いついていないという状態でした。以下に良かった点、難しそうな点を挙げるので参考までに。
良かった点:
1.殺人事件の犯人を探すという、想像しやすいストーリーを用いて、順を追って説明している
2. ほぼ全編を通して「より簡単な例でベイズ統計を考える」→「殺人事件に置き換えて考える」という形で進んでおり、段階を踏んで説明してくれる
3.ベイズの定理(やオッズ比)について、違いがある時とない時について、計算や思考の過程を -
半分は宣伝な本
こういうテーマの本はあまり見ないので、興味津々で読んだ。内容に深さはなく、著者の他の本を読めということで話が終わる。当然、詳しい解説はない。たぶん、本を薦めたいがために書かれた本なのだろう。