アンドレイ・ハギウのレビュー一覧
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ネタバレ■プラットフォーム戦略
・高成長企業の「場」を作る技術
・複数のグループのニーズを仲介することによって、グループ間の相互作用を喚起し、その市場経済研を作る産業基盤型のビジネスモデル
・5つの機能
①マッチング機能
②コスト削減機能:個別で行うとコストがかかることを削減
③検索コストの低減機能;:安心感によるサービスの質を担保
④コミュニティ形成による外部ネットワーク効果機能:グループ間の情報流通
⑤三角プリズム機能:通常では直接及ばないグループを結びつける
・プラットフォーム構築
どんな業種で
どんな価値を提供するかを明確にする -
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教科書的で簡潔にまとめてある基本編。一通りさらっと基礎知識を入手。
・勝てるプラットフォームの3つの特徴
1.自らの存在価値を創出する
2.対象となるグループ間の交流を刺激する
3.統治する
・プラットフォーム構築の9つのフレームワーク
step1. 事業ドメインを決定する
step2. ターゲットとなるグループを特定する
step3. プラットフォーム上のグループが活発に交流する仕組みを作る
step4. キラーコンテンツ、バンドリングサービスを用意する
step5. 価値戦略、ビジネスモデルを構築する
step6. 価格以外の魅力をグループに提供する
step7. -
Posted by ブクログ
これは面白い。最近,ケータイ向けのいろいろなサービスを使っているけど,あれもこれもプラットフォームだと気づいた。その他にも実例が次から次へと頭をよぎるよぎる。どれも読みやすく,すぐ読み終わってしまった。何か読み落としてしまうのではないかと思うくらい。
プラットフォームという「場」を構築するだけではなく,参加する場合,その検討をする場合…つまりすべての企業に必要な考え方。うちの会社はどうだろう?
著者はプラットフォームの構築にも携わった実務をこなしている。その関わった事業に対しても,ネガティブな点にも言及しており(Chapter3),著者の本気を感じる。
オープンな戦略をとったそのプラットフォー -
Posted by ブクログ
プラットフォームという視点は必ずしも新しいものではない。昔から、築地市場、証券取引所、百貨店、雑誌などでもとられてきた戦略だからだ。
ではなぜいま、この考え方が注目されているのか。
①技術進歩の速さ--アライアンス(提携)を行うほうが、効率的かつスピーディに対応できる。
②顧客ニーズの多様化--多くのニーズに迅速に対応できる企業だけが生き残ることができる。他社の力を上手に借りることが大切。
③外部ネットワーク効果の迅速かつ広範な拡大
④デジタルコンバージェンスの進化ー音楽、映像、コンピュータ、家電、ソフトなどの産業の垣根が取り壊され、収斂していく。産業自体がなくなっていく可能性すらある。 -
Posted by ブクログ
「プラットフォーム」を勉強するには非常にいい本だと思いました。
「プラットフォーム」の説明、
「プラットフォーム」構築成功のステップ
「プラットフォーム」の横暴に対する対処方法
今後の日本経済の復活の鍵
といった内容が書かれております。
「プラットフォーム」構築成功のステップについては、新たなプラットフォームを構築しようとしている人にとっては、非常に参考になるとおもいます。
一方、プラットフォームの利用者(EX、楽天市場の出店者)にとっては、プラットフォームの横暴への対処方法の部分は必読ではないかと思います。
平野氏の提案通りにできるかどうかは別としてこれからのグローバル化の時代には -
Posted by ブクログ
プラットフォームビジネス、ほとんど素人という状態で本書を手に取りました。まず本書はそのような初心者向けに書かれているのだろうな、というのは最初の数ページで理解できました。また本書で評価できるのは、プラットフォーム事業を単純に礼賛するだけでなく、巨大化したプラットフォーマーによる横暴が往々にして見られること、またその際に、自社の立場(影響力が強いのか弱いのか)でどんな打ち手が考えられるか、という面にまで言及していることでしょう。その意味で非常に好印象を持ちました。ただ全般的に文章力がだいぶ低いという印象も持ちました。初心者にもわかりやすく解説しようとしているにもかかわらず、言葉足らずだったり、ロ