小島直記のレビュー一覧

  • まかり通る 【電力の鬼・松永安左エ門】
    表記の本ではなく『小島直記伝記文学全集 第七巻
    松永安左エ門の生涯』を読んだ。(小島は他にも松永について書いているので、表記のものとまったく同じではないが、重なりが多いのは想像に難くない)
    以下それについての書評である。
    第九巻の石橋湛山に続いて読むが、松永安左エ門についてもやはり教科書や本などで名...続きを読む
  • 気概の人 石橋湛山
    『小島直記伝記文学全集九巻 異端の言説石橋湛山』
                (中央公論社昭和62年版)
    を読んだが、表記のものと同じ作品であると思う。
    自分の読書生活のなかで、日本近現代の政治や経済の本を読むたびに気になる人物としてよく目に止まるのが石橋湛山であった。歴史的な事象の諸々の場面で話題にな...続きを読む
  • まかり通る 【電力の鬼・松永安左エ門】
    その《熱》という言い方を、おもしろい、と感じた。そこが武藤の武藤らしさだが、自分の工場の従業員だけでなく、人間が自分の仕事に打ち込んでいる姿を、何よりも好んでいる
    しかし自分の言葉をひねくれてとらないで、さっさと着替えをし、また駆け戻ってきたところが素直でいい、と思った
    要するに他力本願ではだめなん...続きを読む
  • まかり通る 【電力の鬼・松永安左エ門】
    『電力の鬼』の生涯。
    お金儲けの世界から、世のため人のためになる商売へと志が変わっていく。
    長編なので読み応えあり。
  • まかり通る 【電力の鬼・松永安左エ門】
    斎藤一人さん推薦!!
    「時々こういういい本に出会うと、本好きの私にとっては、ふるえるぐらいのよろこびです」
    裸一貫から起業し、日本を代表する大物財界人となった松永安左ェ門(やすざえもん)の反骨精神あふれる生き方を描いた名作の復刻版。

    松永安左ェ門は、明治8年に九州の壱岐で生まれ、上京後...続きを読む
  • まかり通る 【電力の鬼・松永安左エ門】
    清水組(既に創業90年)、竹中工務店慶長年間、鹿島組天保年間、安藤組明治6年、銭高組と日本土木明治20年、間組明治22年、大林組は一番の新参者
    摂政関白に命ぜられる家柄 近衛、九条、二条、一条、鷹司の五家を五摂家、大臣、大将になれる家柄で久我、転法輪三条、西園寺、徳大寺、花山院、大い御門、今出川、広...続きを読む
  • まかり通る 【電力の鬼・松永安左エ門】
    分厚いが、一気に読める。戦後、現代日本を築いた男の伝記。アツイ。当時の熱気が伝わってくる。熱量が現代とケタはずれだ。