NPO法人知的生産の技術研究会のレビュー一覧
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購入済み
型を選ぶための一冊です
電子書籍という事で、過去になった著名な実績の残せる仕事術を実証している20人の、仕事に対するこだらりや、時論自説※体験談等からですが、それらを知る事が可能で、電子書籍というのには、丁度良いと、思って、かつての出逢いや、御縁の御礼も兼ねて、購入して読んでいます。
迫力が違っていますが、知的生産最前線に立ち上がって、大きな志や、夢に向かいチャレンジしている方々の作品が、こうして、読めるようになり、感謝しています。
20人の仕事術が、あるので、自分を軸にして、高い成果と、新しい時代のトップリーダーの知的生産技術は、憧れで、とにかく読んで少しでもモノにしたいです。読み方により、その -
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今、知的な本を多数出版されている方々が21人も語られるインタビュー集。
・自分はどうやって時間がない中、
工夫をして著述や仕事をこなしているのか、
・豊かな生き方とは何か、
など、私の知的好奇心を満たしてくれる内容が盛りだくさん。
生き方に関する名言も多く、
山田真哉さんの項目の老子の話を読んで感動し、
新井満さんの「自由訳老子」を購入して
道(Dao)の生き方を参考に人生を見直してしまったほど。
リスク管理やITを活用して生活を豊かに効率化する方法など、
現在の日本の知性の最先端を垣間見てわくわくした。
この本一冊だけではもったいないので、
登場する著者の本も同時に読んでみるとさ -
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本書を編集したNPO法人知的生産の技術研究会は、文字通り、日本において“知的生産”というコンセプトを広く知らしめたベストセラー『知的生産の技術』(1969年)の著者である故・梅棹忠夫氏(1920~ 2010年)を特別顧問として1970年に発足し、 “知的生産”をテーマとする勉強会や本の出版を行ってきた団体で、本書はその創立40年を記念して企画・出版されたものである。
本書に登場する21人はいずれもビジネスの現場の第一線で活躍するプロたちで、私も、寺島実郎、奥野宣之、北康利、樋口裕一、小中陽太郎、小山龍介、山田真哉、原尻淳一、小飼弾の各氏らについては著書などを読んだことがあるが、これらの蒼々たる -
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ネタバレ梅棹貞夫の知的生産の技術の研究会、40周年の記念の本。
「要するに今私たちも含めて、年々歳々若い人達は「圧倒的な不条理」に向き合ったことがない。」
「情報収集というのはその相関の中で無限に拡大していく関心と好奇心を持ち続け問題意識を絶えず、その時代のテーマに引き寄せて収斂させていく、という緊張関係のなかでしかできないことなのです。」
「人のコミュニケーションとリスク管理」
「知識、常識、見識、美意識、発信、受信、共振、疑心、確信」
「株をもらって守りに入るより、ガレージから商売を始めている人のほうが眼は爛々と輝いているように、ボクにはそれがいい。ワクワクすることが好きだ。」
「日本 -
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人物のレファレンスとして読んだ。
10ページの紹介文だけでは十分に理解できないので、関心を持った手法については、その人の著書をあたればよい。
<第1章 書斎派の人々>
・多摩大学学長・日本総合研究所会長 寺島実郎
・作家 奥野宣之
・作家 北康利
・多摩大学教授 樋口裕一
・武者リサーチ代表取締役 武者陵司
・都市プロデューサー 望月照彦
<第2章 フィールド派の人々>
・札幌国際大学教授 松田忠徳
・作家 野村正樹
・IT教授 久保田達也
・多摩大学教授 久恒啓一
・久米繊維工業株式会社取締役 久米信行
・しいのみ学園園長 昇地三郎
・作家 小中陽太郎
<第3章 出会い派の人々>
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Posted by ブクログ
エッセンスは以下のとおり。
知識生産とは問題解決だ。
不条理に対する怒り、問題意識が知識生産活動につながる。
アウトプットのためには、とにかく書いてみること。
語学では基本文を覚え、後は臨機に変えていく。
テクニック覚え、型を身につけ、後は応用。
違った視点で考えよ。
ウォールストリートジャーナルを読め。
英語は必要。日本は閉鎖社会で世界情勢に対応できていない。その現況はハイさ的なマスメディアにある。
徹底してアメリカの資本主義ロジックを学べ。
歩くことは、脳の活性にとっても大切なことだ。
今は情報収集よりも、いかに取り入れるか、情報の切り捨て方が大事だ。
思考では視座が大切。
知識生産とは謎