飯塚恵子のレビュー一覧

  • ドキュメント 誘導工作 情報操作の巧妙な罠

    Posted by ブクログ

    本書の主旨は、「情報がどのように政治を動かすか」である

    ■誘導工作

    民主主義への脅威
     発信源が不明なニセ情報や暗い宣伝によって、市民を執拗に、悪意をもって狙い撃ちをする行為が、民主主義を危機にさらしている

    誘導工作とは
     ①中長期的な時間軸の中で、世論操作や、選挙介入を行うこと
     ②瞬間的な事象として、ハッキングや、ウイルス感染などサイバー攻撃で、政府・軍・企業・インフラを攻撃し、国際イベントを混乱させること
    社会の脆弱なポイント ①地理的近さ、②政治・経済格差・宗教・文化などをめぐる対立や論争、③ソーシャルメディア依存による世論の分極化、④エネルギーなどの資源の外国への依存

    ■ロシ

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    2023年11月07日
  • ドキュメント 誘導工作 情報操作の巧妙な罠

    Posted by ブクログ

     世界中で行われる「誘導工作」について記した本書。

     最新のIT技術やSNS等を用いて、自国に都合の良い状況を作り出そうとしている。

     如実に表れた、技術進歩の負の面。

     これらの行為が益々蔓延するなら、情報の真偽がより不明になっていくだろう。

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    2019年09月08日
  • ドキュメント 誘導工作 情報操作の巧妙な罠

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いやぁ~・・バカな俺が読むには、
    少々読むの疲れる本だったよ。。

    ただ、読んでいて分かったのは、
    かつて外交は、軍事力や経済力で相手を
    言い伏せさせていた訳じゃんね❓️

    でも今は違って、情報操作を行いSNSなどで
    偽情報や嘘情報を流して民衆を操ったり、
    混乱させたりして、都合の良い誘導したりするって事。

    .
    それが可能になったのは、SNSの影響が強くなった事や
    各種動画サイトみたいな、ソーシャルメディアの
    情報を安易に信じてしまう人が多くなった事だよね。

    主要メディアをあまりみんな見なくなった。
    出所が不明で根拠の無い事でも簡単に信じちゃう。

    見たことも聞いたことも無いし、良くわかん

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    2023年03月10日
  • ドキュメント 誘導工作 情報操作の巧妙な罠

    Posted by ブクログ

    「はじめに」に「これは情報がどのように政治を動かすか、を追った本である」とキャッチ―な表現で始まる通り、情報そのものが、ある意味「兵器」として活用されている状況をルポしている。
    前半に、性格分析から、どういう人がどういう影響を受けやすいかを分析して、ニュース(フェイクも含めて)流すかといった、技術的なことは面白かったが、ちと怖いですね。インタビューの部分は、その人はその時にそういったのだろうが、それもポジショントークかもしれず、踊らされない自分になるのは難しいと感じました。

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    2021年03月13日