橋本直子のレビュー一覧

  • なぜ難民を受け入れるのか 人道と国益の交差点

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    Xなどで流れてくる「難民問題」の投稿は、いかに都合よく歪められているかがわかる。世界で起こっていること、日本の立場を正確に理解することからスタートしたい。

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    2025年10月01日
  • なぜ難民を受け入れるのか 人道と国益の交差点

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    日本は、国とは、重要なものは何かといった根幹について共通認識が生まれるほど議論せずに進んできた結果として様々な価値観の間の折衝ができなくなっているものと思う。

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    2025年05月12日
  • なぜ難民を受け入れるのか 人道と国益の交差点

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    第6章の各国のパラダイムシフト
    についてとても興味深い内容だった。
    デンマーク
    2020年から毎年上限200人
    スウェーデン
    第三国定住枠900人まで削減
    フィンランド
    第三国定住枠500人に半減
    ノルウェー
    パラダイムシフトが起きていない。
    年間1000人から3000人程度受け入れてきた。

    難民後進国の日本が第三国定住にふさわしいのか、
    悪い国から来る人たちが住み良いのか、ふと思いました。

    いきなり隣国のハングルしかない国に私が暮らすとして長期に渡り生きることができるのだろうか?

    人間は適応していくのかもしれないが
    日本があまりにも他国と違いすぎないかと
    思ってしまった。。

    ノルウェ

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    2025年02月10日
  • なぜ難民を受け入れるのか 人道と国益の交差点

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    「生まれの偶然性」この概念を冒頭に掲げて難民問題をあらゆる方面から説いていく。
    自分の無知さを恥ずばかりであった。難民問題を身近に感じることのない不自然さ。日本の取り組み方には首を傾げすぎてもげそう。

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    2024年10月31日
  • なぜ難民を受け入れるのか 人道と国益の交差点

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    難民の定義と分類、日本における難民政策、北欧諸国の難民政策などについて書かれている。
    難民の定義がとても分かりやすく書かれていて、読みやすかった。
    「認定の故に難民となるのではなく、難民であるが故に難民と認定されるのである」とは、UNHCRのハンドブックの有名なフレーズだそうだ。
    つまり、難民手続きを経てその人が「難民ではない」と確認されるまでは、全ての庇護申請者は「難民である可能性がある人」として扱われなくてはならない(p13)

    北欧、特にノルウェイでの難民政策はお手本となるようなものだと思う。脆弱な人々を受入れたり、きちんと自立できるように手助けしたりしている。
    そうすることで、難民、受

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    2024年10月11日
  • 世界の現場で僕たちが学んだ「仕事の基本」

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    12の能力のうち語学力が最後に回されてること、日本語力の大切さを指摘する人が複数いることが、自分の実感ともあってすごく共感。

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    2015年09月23日
  • なぜ難民を受け入れるのか 人道と国益の交差点

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    難民対応問題における、人類最大の失敗が「ホロコースト」である。

    本書で幾度か綴られるこの一文のパワーが凄い。難民、移民問題の本質がそこにあるという意識が至っておらず、このメッセージに触れるだけでも一読の価値があった。日本に来る外国人に対し、少し見る目が変わる。だからといって、日本の厳しい難民認定制度に対して海を越えてくるクルディスタンに何を感じ取れば良いか、至近時増えている台湾人、昔から多い中国人にどのような感情をもつかは非常にデリケートな問題である。そもそも、移民に対し寛容な気持ちで受け入れられる国は多くない。

    本書によれば、多くの政府が、潜在的な庇護申請者が自国にたどり着かないように必

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    2025年05月30日
  • なぜ難民を受け入れるのか 人道と国益の交差点

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    包括的で勉強になる。国連関連機関の難民定義と各地域の広域法、そして法運用、EUの事情と日本の事情などを定量的資料も含め紹介してくれる。しかし、一読で理解できるほど易しいとは言えず、それ自体がこの問題の広範さと複雑さを体現しているようでもある。二読はするつもりでしっかり取り組むのがよい。

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    2024年12月14日
  • 世界の現場で僕たちが学んだ「仕事の基本」

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    国際機関やNGOなどでグローバルに働く人たちの仕事で必要な様々な力に関するお話。

    仕事に真摯に向き合うこと、大事なのは「どう言うか」より「何を言うか」、要点を絞って伝える、など、まとめの部分だけを見るとよくあるビジネス本と同じような内容に思えるが、著者の方々が実際に仕事の現場(難民キャンプや国内紛争の最前線など)で経験したエピソードと共に述べられているので説得力が違う。

    また、本書に登場する著者の経歴は海外への留学、国連機関や国際NGOでのリーダーなど輝かしいものが多いが、エピソードひとつひとつは自分にも起こり得るような身近なもので(すぐそこで銃撃戦が起きている、水や電気が十分でないなどの

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    2014年07月20日
  • なぜ難民を受け入れるのか 人道と国益の交差点

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    海外の難民受け入れを学べてよかった
    ただ日本の難民認定率2022年は2%と異様に低いにも関わらず、それを批判せず、日本も、ベトナムからのボートピープルやウクライナ避難民を受け入れてそれなりに頑張っているんです、と言うスタンス。日本の難民に対する政策は破綻しているのにそれが書かれてない。

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    2024年12月24日
  • 世界の現場で僕たちが学んだ「仕事の基本」

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    国際機関で働く若手実務家の”仕事の基本”
    ”出る杭が打たれるのではなく、出ない杭が打たれる”うーむ、なるほど

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    2014年09月04日