みどうちんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ14歳まで普通の国で過ごしてきたロクサナが生まれ故郷のメフルダート女王国に戻ってきたんですけど、この国の男女逆転が微妙でした。よしながふみの「大奥」も男女逆転ですけど、あっちはそれほど違和感を感じなかったのが、戦士や騎士で筋骨ムキムキなのが女性で、なよなよときれいでキーキーうるさいのが男らしいって・・・。
そんななか、ロクサナが惹かれたのが普通の男のアズハル。まあ14歳まで普通の国で生きてきたら、それが普通の恋愛観だと思います。
女王国ではダメ王女だったロクサナが、王女の立場に自覚して、アズハルを夫とすることができますけど、できたら、結婚したそのあともちょこっと書いておいて欲しかったかなぁ。あのハンダーンが作った法をなくして、男性の地位が向上したとか・・・。
終わり方がちょっと残念でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「拙者は社会の塵でござる。働きもせず、地縛霊などに甘んじて朝から晩までテレビテレビ…」
……というあらすじの一文に惹かれて購入。
田舎のボロ屋敷に引っ越してきたミツコが、屋敷に居着くニートな幽霊侍・シシを社会復帰させようと奮闘(?)する話。
侍の幽霊が日がな一日テレビにかじりついている、という前提も面白いですが、他にも、幽霊も就職しなきゃいけなかったり、引越し屋さんがお祓いの専門家でもあったり、コミカルな設定が随所で笑わせてくれます。
登場人物に関しては、狙いすぎな感じがするくらい極端な人が多く、キャラクター小説と言えるかも。
しかし、コミカルなのは前半までで、後半になるとシリアス色がぐっと増して、ラブコメというよりはただの恋愛小説。
最後、ヘタレなシシにミツコがカツを入れるなりしてコミカルなエンディングを期待していたのに、そんなこともなくすんなりと完結してしまったので、そこがちょっと残念でした。
あと、全編通して、ボイスドラマ化されることを前提として作られている印象。
話の簡潔さも、キャラクター小説なところも、純粋な小説としてよりは、音声化の方向で輝きそう。
新人さんということで、作り込むよりもスピード感やインパク重視ですが、難しいこと考えずに気軽に楽しめました。