島田洋一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
容赦なく日本の現実を突きつける本。ここ迄ファクトに基づき記されている書籍にはあまり巡り合ったことがなかった。日常で感じる違和感が言語化され腑に落ちたことも多数。
個々には近しい問題提起をしている他の方々の書も読んではいるが、本書は筆者が現役の国会議員であることで、「有閑学者の作文」に留まるものではなくいとのこと、仲間を増やすことで実効性が高くなるのかと思うと大変心強い。
アメリカが先にトランプ復帰で正常化を推進していくであろう中、日本だけがカモにされる状態は何としても回避しなければならない。
個々の議員や官僚が誰の方を見て仕事をしているのかを冷静に見極め、マスコミ・SNSに単純に流されず -
Posted by ブクログ
英は米にディエゴガルシア島を基地として貸している。▼国際法違反の共謀関係にまで踏み込めてこそ本当の同盟関係。p.19▼ 北朝鮮は軍事利用しないという公約のもとNPTに加盟、「民生用原子炉」の開発に国際的支援を得たあと、脱退して核兵器を手に入れた。p.29▼憲法の前文は削除でよい。明治憲法に前文はない。p.53▼国連のお墨付きがない米国の戦争には協力できないという小沢の発言は、同盟より中露が拒否権を持つ国際サロンを重視するものとして、米の保守派の反発を買った。p.63▼ 選挙で選ばれていない15名の最高裁判事の多数決で、選挙で選ばれた議員の法律が無効にされ得る。p.77▼専守防衛は民間人に多大の
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Posted by ブクログ
最近、この手の本読むの億劫になってきた。
批判も、傍観もタラレバは簡単だよね。
情報弱者とは何?何も知らないこと?知ろうとしないこと?役に立たない情報を集めること?洗脳されることかな。それとも、自分だけは洗脳されてないと思うことかな?
生きてれば、影響は常に受ける。メディア、自分が所属する団体、周囲の人も含めてありとあらゆる環境から。
最後まで安倍元首相を褒め称えておられる。確かに業績として一目おくところもある。
ただ言えるのは「信じるものは救われる。」というのは時代が許さないと思う。本当の意味でよーく考えよう。思考は大事だよー。と心から思う。
同じ報道は出口のない環状線のような -
Posted by ブクログ
売国奴や非国民を主張するのは、何やら戦時中の洗脳一辺倒な価値観の押し付けを感じてしまうので、事実を正確に捉えられているかという視点が重要だ。時々過激な人がいるが、過激で勢いがあるが故に論調が牽強付会になりがち。もう少し多面的な見方があるはずだと思うが。
なので、本書も眺める程度。言っている事はごもっとも。そんな見方もあるねーと。土偶を読む(最近のお気に入り)、カーゴカルトみたいに、科学的手続きを取らぬ決め付けは、極力排除しなければならない。知性の限界だ。
「バイデン批判・トランプ賛成」が本書の立場。これは日本のメディアの一部(特に保守系)やネット空間で顕著な現象。アメリカ本国では依然として