島田洋一のレビュー一覧

  • 許されざる者たち  (Hanada新書 005)

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    容赦なく日本の現実を突きつける本。ここ迄ファクトに基づき記されている書籍にはあまり巡り合ったことがなかった。日常で感じる違和感が言語化され腑に落ちたことも多数。

    個々には近しい問題提起をしている他の方々の書も読んではいるが、本書は筆者が現役の国会議員であることで、「有閑学者の作文」に留まるものではなくいとのこと、仲間を増やすことで実効性が高くなるのかと思うと大変心強い。

    アメリカが先にトランプ復帰で正常化を推進していくであろう中、日本だけがカモにされる状態は何としても回避しなければならない。

    個々の議員や官僚が誰の方を見て仕事をしているのかを冷静に見極め、マスコミ・SNSに単純に流されず

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    2025年01月01日
  • 腹黒い世界の常識

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    私は人間関係において、人に利用されたくない、騙されたくない、お金をむしり取られたりしたくない、一見美味しそうな話には裏がある、と日頃注意して生活しています。
    日本は周辺国から「カモ」にされていることに苛立ちを感じつつ自分は何もできない歯痒さを感じる日々です。
    私自身はどちらかといえば無口であり、言いたいことはあまり口には出さないタイプです。しかしこの本も読んで、「理論武装」の大切さ、理論武装するにはどうすればいいかを真剣に考えるようになりました。素晴らしい本をありがとうございました。

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    2024年04月11日
  • 腹黒い世界の常識

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    国際情勢においての同盟国としてのあり方、独裁国家に対しての毅然とした対応の仕方、いかに日本の現状が疎かなものなのかがよく分かる。曖昧で弱腰の外交は、いずれ取り返しの付かないことになる。阿部元首相が亡くなってしまった今、ホントの意味で日本の真価が問われる。

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    2023年10月08日
  • 腹黒い世界の常識

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    英は米にディエゴガルシア島を基地として貸している。▼国際法違反の共謀関係にまで踏み込めてこそ本当の同盟関係。p.19▼ 北朝鮮は軍事利用しないという公約のもとNPTに加盟、「民生用原子炉」の開発に国際的支援を得たあと、脱退して核兵器を手に入れた。p.29▼憲法の前文は削除でよい。明治憲法に前文はない。p.53▼国連のお墨付きがない米国の戦争には協力できないという小沢の発言は、同盟より中露が拒否権を持つ国際サロンを重視するものとして、米の保守派の反発を買った。p.63▼ 選挙で選ばれていない15名の最高裁判事の多数決で、選挙で選ばれた議員の法律が無効にされ得る。p.77▼専守防衛は民間人に多大の

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    2024年11月27日
  • 腹黒い世界の常識

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    朝8に出演されている時に知り、読みました。
    よく言えばざっくり書いてありマスコミが報じない不都合な真実が書いてある本です。
    ありがとうございました。

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    2023年12月26日
  • 腹黒い世界の常識

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    わが国が安倍晋三氏を失ったという事の重さを、全編を通じ実感できた。
    LGBT理解促進法の成立過程とエマニエル駐日大使の強かさが分かった。
    今後LGBTが保守リベラルの政治的争点になっていくであろう事が分かった。
    理論武装の参考になった。

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    2023年09月09日
  • 世界は利権で動いている

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    利権って多いのだろうと思っていたが、実際にいろいろな利権があるのだなと感じた。ただ、ここに書かれていることもどこまで本当なんだろうとも思う。人の世界なので当然、知っている人やお世話になっている人の方が、誰しも関係ない人よりも人により多少はあれど便宜を働くということはあると思う。その実態が書かれているようなレベルの話なのか、大げさなのかはよくわからない。

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    2025年09月28日
  • 腹黒い世界の常識

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     最近、この手の本読むの億劫になってきた。
     批判も、傍観もタラレバは簡単だよね。
     情報弱者とは何?何も知らないこと?知ろうとしないこと?役に立たない情報を集めること?洗脳されることかな。それとも、自分だけは洗脳されてないと思うことかな?
     生きてれば、影響は常に受ける。メディア、自分が所属する団体、周囲の人も含めてありとあらゆる環境から。
     最後まで安倍元首相を褒め称えておられる。確かに業績として一目おくところもある。
     ただ言えるのは「信じるものは救われる。」というのは時代が許さないと思う。本当の意味でよーく考えよう。思考は大事だよー。と心から思う。
     同じ報道は出口のない環状線のような

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    2025年05月15日
  • 許されざる者たち  (Hanada新書 005)

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    売国奴や非国民を主張するのは、何やら戦時中の洗脳一辺倒な価値観の押し付けを感じてしまうので、事実を正確に捉えられているかという視点が重要だ。時々過激な人がいるが、過激で勢いがあるが故に論調が牽強付会になりがち。もう少し多面的な見方があるはずだと思うが。

    なので、本書も眺める程度。言っている事はごもっとも。そんな見方もあるねーと。土偶を読む(最近のお気に入り)、カーゴカルトみたいに、科学的手続きを取らぬ決め付けは、極力排除しなければならない。知性の限界だ。

    「バイデン批判・トランプ賛成」が本書の立場。これは日本のメディアの一部(特に保守系)やネット空間で顕著な現象。アメリカ本国では依然として

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    2025年04月29日
  • 腹黒い世界の常識

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    章をあげれば
     同盟・外交・憲法
     核兵器
     米中対立
     国連
     朝鮮半島
     差別とLGBT

    いや、お腹真っ黒。
     世界というのは基本、お腹真っ黒なんだ。
     そこに、「言霊」を信じる、自分を縛る生ぬるい誠実な民族がどう生きるのか。
     せめて、政治家と、官僚はそれを分かってないと、ただネギを差し出す鴨になるだけ。

    そういう本。

    いいんだけど、ところどころ、悪口めいた呼称をつけて人を評するのは、こういう本だからこそあんまりいい気分はしなかった。

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    2023年11月06日