上甲宣之のレビュー一覧
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Posted by 読むコレ
いよいよ最終巻。壮大な脱出ゲームは遂に人類の
存亡をかけた闘いにまで発展していく。
読みながら分からない部分も多くあったので
ググったりしながら読んでいたんですが、今作自体は
ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの書いた
「クトゥルフ神話」がベースになっているんですね。
その世界観に上甲氏特有のポジティブな女子高生が
活き活きと活躍するストーリーを上手く絡ませた
大作に仕上がったようです。
アイテムとして登場する「輝くトラペゾヘドロン」
がカメラというアイテムを通して発動したり、その
カメラ自体が変形して性能アップしていく
メカさ加減は特撮好きに大好物で、思わずニヤニヤ -
Posted by ブクログ
いよいよ最終巻。壮大な脱出ゲームは遂に人類の
存亡をかけた闘いにまで発展していく。
読みながら分からない部分も多くあったので
ググったりしながら読んでいたんですが、今作自体は
ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの書いた
「クトゥルフ神話」がベースになっているんですね。
その世界観に上甲氏特有のポジティブな女子高生が
活き活きと活躍するストーリーを上手く絡ませた
大作に仕上がったようです。
アイテムとして登場する「輝くトラペゾヘドロン」
がカメラというアイテムを通して発動したり、その
カメラ自体が変形して性能アップしていく
メカさ加減は特撮好きに大好物で、思わずニヤニヤ。
強引かつ、かなりな -
Posted by ブクログ
ネタバレゲームみたいな進行で楽しい。
けど、死ぬためだけに生み出されたキャラは嫌だなー。
こういう物語では仕方のないことだけど。
1つの問題が制限時間の関係でさくさく進むから飽きがこない。
読んでるのもしんどくならないし。
ただ、最後あたりってXサバイヴの状況と似通ってるよね。
・ゲームの参加者以外には敵の姿は見えない。
・有用なアイテムは携帯。
またかよ、って思ってなんかやだった。
続編ではまた夢の中が舞台みたいだけど、これと同じような物語じゃなきゃいいなーって思う。
でもああゆうルールの世界なわけだから違う物語ってわけにはいかないよね。
友達の命を助けるために奮闘、女主人 -
Posted by ブクログ
実は命に関わる病をかかえ、最後の思い出にと一人旅のために寝台特急に乗っていた坪内真夕子。実家には帰らず、自分の寮の部屋で静かに年末年始を過ごそうとしていた佐倉遥。そして、自宅でいつものように弟とケンカのようなやりとりを交わしていた藤岡智美。全くかかわりの無さそうな3人はそれぞれ、大晦日の夜にありえない事件に遭遇することになる。
物語が展開するのは、大晦日の23:45〜年明け0:30のたった45分の間。この間に設定したのは、携帯会社の規制によって、電話がつながらなくなる・・・というのが欲しかったからのよう。確かに、電話が普通に繋がってしまえばこんなことにはならない、というストーリーではある