菊池健彦のレビュー一覧
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引きこもりが、英語をひたすら勉強してTOEIC満点取った話です。
特別な才能があるとかではなく、外国に住むわけでも、誰かに教わるわけでもなく、誰でもTOEICで満点取れますよ、という事の証明。ただし、この人は勉強の仕方が分かってるという時点でとても頭がいい人だと思う。普通はそれごわからないから英語が出来るようにならないので。更にひたすら膨大な時間を勉強に費やして真っ正面から英語に取り組んでいるし、簡単に英語が出来るようになりますという本を否定している。好きには慣れないが、内容は共感出来る。本人も言っているが人によって合うやり方は違うし、努力しなければ出来ない。そういう意味でこれを読んだからとい -
Posted by ブクログ
ネタバレボクの引きこもり留学は、ネイティブのようになめらかに話せるようにはならないかもしれないけれど、リーディングやリスニングはバイリンガルに近い能力を身につけることができる。
わからない英単語が出てきたらマーカーで線を引いて、辞書で調べて、ページの下に日本語でその意味を書く。英語は単語が集まったモンスターなのだ。そのモンスターを退治する道はひとつだけ。とにかく、ひとつひとつの英単語を覚えるしかない。
NHKで放送しているアメリカのコメディ・ドラマを録画して、それをワンシーンずつ何度も何度も聞き返す。内容がわかるまでずっと・・・・・・。何度も何度も聞き返す。
一日1時間でもいい、毎日でなくても -
Posted by ブクログ
感想は菊池さんはバカだ。でも好き。英語の本なのにほとんど英語書いてない。英語って結局「単語どんだけ覚えたかだよ」、「コツコツやるしかないよ」が大テーマでずっとつらつら書いてある。菊池さんの偉いところはジャパンタイムズとかに載った記事で間違った批評をしていたら英文で抗議をするところ。
英語を覚えるために早道はない。英語の戦いは「自分がこんな苦しんで勉強しているなかで、ひょっとするともっと効率的に英語を学んでいる人がいるんじゃないかという不安との戦い」っていうのがウケた。まさにそうだよな~と思った。ダイエットも一緒だと思うけど、苦労知らずは何事も成就できんとシンプルに伝わってきた一書でした。 -
Posted by ブクログ
英語の勉強法を求めてというより、著者の経歴に興味が惹かれて読んでみた本。
著書は大学卒業後、洋書店の営業マンとなるが、厳しいノルマが達成できず、34歳で会社を退職。その後引きこもり生活に入る。引きこもり生活の中、独学で英語を勉強し始め、7年後に社会復帰して初めて受けたTOEICでいきなり970点をマーク。以後990点満点を現在まで27回記録する。
著者は異色の経歴ながら、以下のように非常にオーソドックスな勉強法を提唱します。
◆とにかく単語を覚えては忘れ、覚えては忘れを繰り返す。
◆一冊問題集を買ったら、その問題集内で知らない単語、聞き取れない表現がないレベルまで徹底的にやる。