高橋幸春のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日系アメリカ人に関する本は数冊読みましたが,日系ブラジル人に関するものは本書が初めてでした。
やたら難解なものが多い岩波「ジュニア」新書ですが,平易な文章で書かれている本書は本物の「ジュニア」にもオススメできます。
差別に苦しんだアメリカ移民とはやや性質が異なり,ブラジル移民は貧しさと病気との厳しい闘いがありました。辛い日々を送る移民の方々がそれでも帰国しなかった,いやできなかったのは,当時の日本が移民先の国に負けず劣らず貧しい国だったからです。移民の歴史を学ぶと,明治・大正・そして昭和初期という激動の時期を生きた日本人の凄まじさを感じます。今の豊かさは,そういう人たちの努力の上に立ってい -
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今海外だが、行きの飛行機でこの本とタンパク質に関する本、コロナ関係の本を、3冊積読しながらガッツくように読む私は、妙な人間に見られてはいまいか(自意識過剰)、CAさんに何を読んでいるか聞かれたら「臓器ブローカー」を見せてニヤリとするつもりだったが(厨二病)、触れられもせず。
とにかく〝海外と臓器売買“のパワーワードが醸す怪しさは制度上の課題でもある。この本にその事が書いてある。尚、放置されたまま異国に着いてしまったが、今回の旅の目的は臓器を買うためではない。念のため。
制度の課題とは何か。先ず、実際に行われた2024年の移植手術は、心臓111件、肺130件、肝臓107件他、腎臓移植は毎年2 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
いま日本で暮らす日系ブラジル人の数は31万人を超えるといわれています。
私たちは彼らとどのような社会をつくっていけばよいのでしょうか。
本書では、かつて日本から南米大陸に渡った移民たちの足跡をたどり、その歴史を学ぶと同時に、異なる文化をもつ人々と今後、共に生きていくための道を探ります。
[ 目次 ]
第1章 帰ってきた日系人
第2章 日系人のルーツ
第3章 欺かれた移民
第4章 苦闘の大地
第5章 日系社会の混乱と戦後移民
第6章 自立と出稼ぎ
[ POP ]
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☆☆☆☆☆☆