金子修介のレビュー一覧

  • 無能助監督日記

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    ネタバレ

    那須監督との交流を軸に、1978年のにっかつ入社から1984年の監督デビュー作まで。タイトル通り、金子監督の「助監督時代」の自伝。あの監督やあの役者さんが、当時の金子助監督の視点から描写される。

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    2025年06月26日
  • 無能助監督日記

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    映画監督の金子修介氏が日活入社から監督デビューまでのエピソードを綴っている。8ミリ少年が日活の門をくぐり出会いと別れ、挫折と失敗を乗り越えて成長していく。一篇の青春小説の様だった。ロマンポルノは性春と青春の学び舎である。

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    2025年04月15日
  • ガメラ監督日記 完全版

    ネタバレ 購入済み

    特撮本の傑作

    特撮関連の本の中でも、この本は名著だと聞いていたが、長らく絶版となっていて、手に取りづらくなっていた。
    この度新装版となり、ようやく拝読。

    評判通りの面白さだった。
    平成ガメラシリーズの面白さは今更言うに及ばずだが、本著は、主に企画か撮影までの準備、その舞台裏が包み隠さず描かれている。
    そしてそれが抜群に面白いのだ。この平成ガメラの企画がいかにして成立したか、また、興行的には必ずしも大ヒットとなくてもなぜ3部作つくられたか、興味深い内容になっている。

    また、映画においては、長期間の準備期間こそ本質であって、撮影に関する記述はあっさりしているのが驚いた。が、実際、現場としてはそうなのであろう

    #タメになる

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    2024年04月27日
  • ガメラ監督日記 完全版

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    企画段階から記載してあるので、子供の味方からの変遷や作り手の苦労がひしひしと伝わってくる。
    また、本編が大好きで何度も繰り返しみてるので、書いてあるシーンがいちいち思い浮かんで楽しく読めた。

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    2025年09月14日
  • ガメラ監督日記 完全版

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    怪獣映画の代名詞と言えばゴジラではあるのだが、平成の一時期の怪獣映画はガメラが作品としてゴジラに勝っていた時期がある。
    今や伝説と言ってもいい平成ガメラ三部作。
    その監督を務めた金子修介監督のプリプロダクションからポストプロダクション、そして公開から続編制作と、一連の制作過程を綴ったのが本書。
    話の脱線や無駄話も多いのだが、あの伝説的な傑作映画がいかにして産まれたのかを知る上で重要な資料の一つであるのは間違いなく、その過程を読むと驚くことも多い。

    それと当時の日記なので時代的に今読むと、これどうなんだ、となる箇所もチラホラある笑

    4作目の話もチラッと出ているが、本当にどこかのタイミングでや

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    2025年02月02日
  • ガメラ監督日記 完全版

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    ガメラ3の公開から25周年ということで、復刊。再読。
    4Kデジタル修復版が劇場公開された時、珍しく三度ずつ通ってしまったことを思い出す。

    アニメ化も済んだことだし、そろそろ続編はいかがでしょうか?

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    2024年05月26日
  • 無能助監督日記

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    2025-06-15
    今や名匠とも言える金子修介の、20代助監督時代の奮闘記。ロマンポルノはリアタイでは見ていないが、一般作は見ていたものが次々出てきて興奮。あの映画予告作ってたのかーとか。こういう記録は失われてしまいがちなので貴重。そのうえ筆の上手さも相まってとにかく面白い。しっかり青春である。

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    2025年06月15日
  • ガメラ監督日記 完全版

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    平成ガメラ制作の舞台裏。「完全版」とあるように基本的にはガメラ3の公開前に発売された書籍に少しだけ追記が足されたバージョン。ゴジラの二番煎じとナメられていたキャラクターが2016年に『シン・ゴジラ』が出てくるまで20年近くに渡り完全にゴジラを食ってしまった痛快な実話。撮影現場での脚本変更など純粋に映画制作の裏話としても面白い。個人的には『ガメラ3』の舞台裏こそ読んでみたいけれど、まぁそれぞれの個性が強くなってきて必ずしも一枚岩になりきれなかったという噂も根強いから一人の視点から語るのは難しいかw

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    2024年06月16日