桃井和馬のレビュー一覧

  • インド

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    アルナブやその友だちがすごいお金持ちでした。日本とちがって、大きなホテルみたいな家で、警備員さんやメイドさんがいたり、自分せんようのおふろがあったり、学校の何倍もあるような大きなプールがあったりしてびっくりしました。ぼくもお金をためてこういう家を買って、お母さんといっしょに住みたいです。サッカーのユニフォームもかっこよかったです。お肉もおいしそうでした。
    インドではべんきょうをがんばっているそうなので、ぼくもがんばりたいです。
    お金持ちとびんぼうな人のさがすごいのにもびっくりしました。一週間くらいインドに行ってみて、どういう国か味わってみたいです。(小3)

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    2020年08月07日
  • 妻と最期の十日間

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    昨日友人と「死」について話しており、シンクロして手に取る。大切な家族が死に直面したとき、わたしはどう思い、動くだろうか。

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    2014年12月16日
  • 妻と最期の十日間

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    くも膜下出血で倒れ、41歳で亡くなった妻の看取りの記録。

    著者の桃井和馬氏はフォトジャーナリストで、たびたび戦地にも赴いたこともある人だ。死の色濃い現場の回想と交互に綴られる十日間。

    会社で妻が倒れたと聞き、ショックで意識障害を起こしながらも病院に向かう著者。ほどなく脳死状態であるとわかると、妻のかねてからの意思に従い延命処置は断り、意識も戻らぬまま死にゆく妻を傍らで見守る。忘れ形見の娘と家族、友人、医師や看護師にも寄り添われながら。

    著者は横たわる妻の体に触れ、彼女の日記帳を読み返しながら、元気だったころの妻を回想するが、これがまたカッコイイ素敵な人で、著者の愛情と喪失感はいかばかりの

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    2011年07月16日
  • 妻と最期の十日間

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    誠実なキリスト者であり、かつタフなジャーナリストである著者だからこそ書けた手記であると思う。大切な人を看取る過程での、想像をこえた身体や精神の反応、感情の貴重な記録。

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    2011年04月17日
  • 妻と最期の十日間

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    くも膜下出血で妻を失ったジャーナリストの手記。

    これほど、真摯に生と死を見つめた本に今まで出会ったことがあっただろうか。
    妻への愛、娘への愛、家族、仕事、生きること、死とは。
    世界で起きている様々な紛争や内乱、遠くの国で起きている生と死の闘い、そして自分の妻の生と死の闘い。

    信仰を持たない私には、なんとなく別世界のような感覚のあった「神」という存在について、クリスチャンでもある桃井氏が「人間の意識を遥かに超えた存在、母なる大地とか宇宙の原理とか、そういったものに近いか、またはそれさえも超える存在」「神に祈ることで奇跡を望むのではない」と書いていた。
    著者が、妻の現実に向き合い、やがて来る最

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    2011年03月16日
  • 妻と最期の十日間

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    慟哭しつつ一気に読みました。
    愛する者との別れに対する覚悟を問われつつ、日ごろの生き方を考えさせられる。

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    2011年02月19日
  • 妻と最期の十日間

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    重い、の一言に尽きます。
    これまで予兆もほとんど無かったところに、突然の40歳の妻が倒れたとの連絡。小学六年生の娘や、両親など家族が大混乱に陥いる、、というノンフィクション。
    うちももっと備えないとな、、と思うものの、まあ大丈夫だろうとも思い、なかなか平和ボケから抜けられないですね。いざ状況に追い込まれたとしても、なるようにしかならないと思うものの、後悔はしないように生きていきたいと思います。

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    2021年07月08日
  • 妻と最期の十日間

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    某所読書会課題図書.くも膜下出血で突然倒れた妻 綾子の看病する夫の状況を綴った物語だが、かなり冷静に事態を見つめて対処していることは素晴らしいと感じた.見舞客の対応に苦労する場面はあったが、周りの人のサポートや医療関係者の適切な対応で苦しい事態を乗り越えられたように思う.今のところ、このような修羅場の経験はないが、いつ発生するかはわからないだけに、冷静な気持ちを持つことを心がけよう.

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    2021年03月19日
  • 妻と最期の十日間

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    突然くも膜下出血で倒れた妻が、意識を取り戻さないまま亡くなるまでの10日間。ジャーナリストである著者の性(さが)か、克明に記録された内容。そしてもちろんそれだけでは片付けることのできない衝撃、慟哭、喪失感。けれどそれらを凌駕し、本書を読んで一番感じたのは愛というものの存在だった。

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    2015年06月21日
  • 妻と最期の十日間

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    桃井和馬著「妻と最後の十日間」集英社新書(2010)
    *妻はたくさんの思い出を残してくれた。それだけではなく、私に1つのチエをも授けてくれた。人は試練を受け続ける。しかし、乗り越えられない試練ではない。そして乗り越えた後は、乗り越えたくなんの大きさだけ、他人の痛みを理解できるようになる。頭で理解していたこの当たり前の事実が、身体で理解できるようになったのだと今は思う。1人の女性の生と死を巡る中、いつもパウロの言葉を思い出していた。「あなたがたを襲った試練で人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなた方を耐えられないような試練に会わせる事はなさらず、試練と共に、そ

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    2013年05月12日
  • 妻と最期の十日間

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    ネタバレ

    世界の戦闘地域で取材するフォトジャーナリスト。夫への共感と理解を持つ戦友のような妻。そのかけがえのない妻を突然クモ膜下出血が襲う。小学生の娘や親族と共に意識不明の妻に寄り添う。多くの殺戮現場を見てきた冷静なはずの男が、本当に愛するものの「死」に直面し、たじろぎ悲嘆にくれ、思考停止する。人間個人ははかないものと知っているのに、喪失することの前で何もできない。「死」とは生きているものの身近にある厳然たる向こうの世界だ。しかし愛は亡くならない。

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    2012年08月18日
  • 妻と最期の十日間

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    写真家、桃井和馬の妻が41歳で突然のくも膜下出血で倒れてからの記録。

    妻との関係のあり方に憧れる。
    「戦友」であると。
    武士の妻(?)のような潔さ、心の広さもまたかっこいい。

    私はこの人の写真のファンだけど、
    失った悲しみを知ってる人なんだなと改めて思った。

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    2011年03月05日
  • 世界一周ビンボー大旅行

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    目的地は?それはニッポン!!大阪を旅立ってひたすら西へ、西へ。上海、北京、ウランバートルを経て酷寒のシベリアをひた走り、ベルリン、アメリカヘ。列車とバス、船を乗り継ぎ地を這うような旅は続いた。旅本世界の金字塔『12万円で世界を歩く』の名コンビが、再び激動の地球を回る。
    『世界一周ビンボー旅行 ふたたび』改題(裏表紙)

    下川さん四冊目。
    ですが、本としては発行年が一番古いものとなります。
    だからというか、下川さんもお若く、所どころ下ネタが…。
    苦手なので、少し残念。
    また、タイトルの「ビンボー」があまり利いていないように思いました。行程を読めば納得はできるのですが、テレビのドキュメンタリーでは

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    2018年06月26日
  • 世界一周ビンボー大旅行

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    ビンボー旅行再び、といっても、不勉強ながら前作は読んでいませんが、妻子ある大人になってからのビンボー旅行ってのも、味わいあって良さげな気がします…自分もしてみたいもんだ〜

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    2015年05月22日
  • 世界一周ビンボー大旅行

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    貧乏旅行で世界一周。こんな旅をしてみたい!早く定年退職したらそうだなあ2年くらいかけたいよね。そのためには健康を維持しないとなあ

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    2011年10月23日
  • 妻と最期の十日間

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    戦友とも呼べる妻との死別。十日の間に、少しずつ真綿で首を締められるように緩やかに訪れる死別に晒され崩れていく著者。そのむき出しの心と姿と感情の激動が、自分だったら?という想像を強いてくる。

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    2011年10月19日
  • 世界一周ビンボー大旅行

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    週刊朝日の「12万円で世界を歩く」の新年企画で世界一周の旅に出たのは1988年。 それから9年後の1997年、再び同じルートで世界一周の旅に出る。 大阪から上海へ船で渡り、北京からドイツ、ベルリンまでは列車に揺られ、 ニューヨークからロサンゼルスまではえんえんとバスに座りっぱなしで、世界一周28日。 極力、飛行機を使わず、地を這うような旅。過酷すぎます。。。 1988年の旅から世界は色々変わりました。 天安門事件や ベルリンの壁の崩壊。 前回の旅と比較して楽しめます。

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    2009年10月04日