杉作J太郎のレビュー一覧

  • 応答せよ 巨大ロボット、ジェノバ

    ネタバレ 購入済み

    応答せよ、我が勇気。
    苦しいだろうけど、がんばってください。
    必要な時に読めた。とても怖くて、ありがたかった。

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    2017年07月31日
  • 応答せよ 巨大ロボット、ジェノバ

    Posted by ブクログ

    作者自身をモデルにしたと思しき主人公が
    謎の宇宙人と戦う巨大ロボットのパイロットに選ばれる

    人生とはプロレスであり、それをたかがヤオガチ論で語りつくそうとするなど
    人間存在を矮小化する行為にほかならない
    そんな基本的なことを思い出させてくれる

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    2011年05月29日
  • 応答せよ 巨大ロボット、ジェノバ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    凄まじい傑作。
    「SF」っていうと、面白げなギミック盛り込んで「ござい」って顔してる作品多いけど、今作の「SF」設定には必然性がある。つまり、この設定だからこそ書き得た「浄化」の物語。自己顕示欲にまみれた小説や、自己目的化した小説の対極にある。
    奇跡的に戦場を生き抜いたものの、傷だらけでボロッボロになってしまった漢の口から語られる「きみたちはきみたちが歩んできた自分の人生に選ばれて、ここにいる」という言葉。「でもやるんだよ」イズム。絶望の果てからの肯定。シビれずにはおれん。

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    2011年02月02日
  • 応答せよ 巨大ロボット、ジェノバ

    Posted by ブクログ

    何とか2010年のうちに読めた。ほんとはこのままロフトプラスワンに直行したいけれど、体調を考えて自重。小説に限らず、本を読んでいて涙が流れたのははじめてかもしれない。鳥肌が立ったり、呼吸が乱れたことはあったけれど。今年読んだ現代日本小説では、これか高橋源一郎『「悪」と戦う』がベスト1。

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    2011年01月02日
  • あーしはDJ

    Posted by ブクログ

    過去の日記とそれに注釈を加えていく構成は、リスナーからの手紙を読み上げるDJのようで、この本自体がラジオ番組みたいだと思った。

    著者は徹底してロマンチスト。
    「喫茶店のウェイトレス」に感銘を受けた。綾波レイの話もよかった。

    コロナ禍の日記では何度も、死んでたまるか、と出てくる。そして自身があわや死ぬかもしれない病気をしたことで生と死についての発言に説得力が増している。

    優しい人なのだ。

    本編はとてもよかった。
    が、杉作J太郎が考えたこともそうだったが、あとがきがだらだらしていて、雰囲気も本編と違うし、あまりよくない。読み終えて微妙な気持ちになってしまう。本編はとてもいいだけに惜しい。

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    2024年10月29日
  • あーしはDJ

    Posted by ブクログ

    とてもいい本だった。心からそう思う。
    だけどまだまだもっとスゴいのも読みたい。
    そして映画も見たい。トークも聞きたい。
    結論として、全然Jさんが足りていないんだ。
    (だからあえて☆3つとさせていただきました)

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    2025年07月21日