村司侑のレビュー一覧

  • ソリティアおじさんがいた頃

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    まずタイトルが秀逸。少しドキッとさせられ、思わず手に取ってしまう。タイトルからもっとシニカルな内容を想像していたけど、とても優しい小説だった。どの「ひょんなこと」が自分の人生に影響を及ぼすか想像もできない。だからこそ、見落とさないよう。

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    2026年08月18日
  • ソリティアおじさんがいた頃

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    芥川賞候補ということで。

    ソリティアおじさんの謎がとけないままって、芥川賞らしいかも。けど、同賞のわりには読みやすく。
    受賞作含め、選評読んでみたい。

    京都弁のせいか、赤染 晶子さんにどことなく似ている気がした。次作が気になる・・・

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    2026年08月17日
  • ソリティアおじさんがいた頃

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    先月、職場の元同僚が亡くなって、そういうタイミングで読んだので、内容に共感というか、そのことと重ねながら読んでしんみりした部分はある。

    ただ、読み始めから、なんかちょっと読みにくさがあった。慣れないことばのせいかな、とも思ったんだけど読み進めていくうちに、主人公の性格と一人称で語られる内容の細かさのギャップかな、と感じるようになった。知らんけど。
    出来事、会話、それにひとつひとつに対する考えやツッコミ、コメントなどなどが全て主人公の頭の中で全て言語化されて描写され続けていて(そうじゃないと小説として成り立たないのかもしれないけど)、休む間がないというか余白が少ないというか。
    Aについて考えながらBの作業をしている様子を全て説明していく、みたいな。それが全部文章になってるかんじ。
    まあ要するに私にはあまり合わなかった、ということかもしれない。知らんけど。

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    2026年08月08日
  • ソリティアおじさんがいた頃

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    この会社大丈夫かな。彼氏将来どうすんねやろ。わたし結婚できんかもどうしてもしたいわけやないけど。人に言われると腹立つ。
    わかる、不安だけど深刻に悩むタイプじゃない
    知らんけど そうなりたい

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    2026年07月29日
  • ソリティアおじさんがいた頃

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    人の死から始まるストーリーだが、なぜかほのぼのしてる。肝心のソリティアについてやおじさんについてはあまり語られず周りの人々がおじさんを中心に緩く繋がる心地よさがあった。

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    2026年07月24日
  • ソリティアおじさんがいた頃

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    主人公は京都にある味噌会社の女性社員。ある日、ウワサでかつての窓際社員(ソリティアおじさん)が火事で亡くなったと。彼氏の師匠だった人で、代理で葬儀に参加することになる。その過程で当人とお別れするとともに、彼氏ともわかれることになる。そんな話を主人公が京言葉で〝一人語り〟してくれる。

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    2026年07月18日
  • ソリティアおじさんがいた頃

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    ソリおじが亡くなったことをきっかけにしつつ、煮詰まり感のある彼氏との関係を考えていく話し。
    ニート気味な彼氏、お世話になったソリおじの通夜に行けない時点で、うーん厳しいよな。

    全体的にはわりと読みやすくて、芥川味を深掘りしてしまう。

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    2026年07月17日
  • ソリティアおじさんがいた頃

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    ソリティアおじさんと呼ばれた黒野田さんが
    亡くなった。 
    お通夜に行くことになった瑠奈は、黒野田さん
    と出会った時を思い出す。
    職場の人間関係と、彼氏の海史との関係などに
    悩みながら、ソリティアおじさんのお通夜に参加する。
    そこで出会った、喪主の琴美に瑠奈の生活が変わり始めていく。 
    芥川賞候補の本作は、30代半ばの女性に共感する
    ポイントが特に多い。 
    結婚のタイミング、仕事との向き合い方など、考えさせられる事が多いと思います。

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    2026年07月12日
  • ソリティアおじさんがいた頃

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    ソリティアおじさんが亡くなった、その当日とその後の数日について語った物語で、極端に文学的でもなく読みやすく面白い内容と感じました。
    主人公瑠奈(るな)は会社でソリティアをしていた彼のことは知っているけれども彼は既に退職しており、そもそも特段親しかったわけでもない。そんな中あるきっかけで彼の通夜に出席することにった瑠奈が、故人やご親族、その他の方々とやり取りする様が、主人公の心中描写を多分に交えながら淡々と語られていました。
    星3つの評価といたしました。

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    2026年07月09日
  • ソリティアおじさんがいた頃

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    ●感想
    大変読みやすい純文学。純文学初心者にもとっつきやすい印象。京都弁で内面を語る手法でリズミカル、あっという間に読み終わった。
    ソリティアおじさんの死をきっかけに、ソリティアおじさんとのやりとりのことを忘れていた自分に罪悪感を感じたり、お葬式で出会ったソリティアおじさんの娘さんとの出会い、そして今の彼氏との関係にまで見直すきっかけとなり…。人間なら一度は感じる「誰のことも、結局わからない」感覚。主人公がいい子なので嫌な気持ちにならないし、心の逡巡がそのまま描かれることで、親しみやすさや私にもこういう瞬間ある…が生まれている。
    骨のある作品ではないが、万人に受け入れられる作品。


    ●あらすじ、本概要
    京都にある味噌製造会社につとめるわたし。ある冬の寒い朝、出勤すると社内のあちこちでささやかされる噂にになつかしい名前を聞く。
    「亡くならはってん、黒野田さん」
    かつてわたしが心のなかでこっそり「ソリティアおじさん」呼ばわりしていた人が死んだ。
    「火事やってんて」

    ひょんなことからソリティアおじさんの通夜に参列したわたしは、ずるずると交際の続く恋人、将来の見通しのたたない仕事、それぞれに踏ん切りをつけるためある決断を下す。

    軽妙な京都弁で女性の内面を鮮やかに描き、誰にでもある変わらぬ日常におとずれる些細な変化こそが、人生の行き先を変える様を控えめに、けれど確かに物語る胸に染み入る傑作小説。第175回芥川賞候補作。

    ソリティアのように無数の選択肢がある人生で、わたしが選んだ次の一手。クリアとなるか、手詰まりか。

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    2026年07月09日