北夏輝のレビュー一覧

  • 狐さんの恋活

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    ネタバレ

    ここ数ヶ月間、どっぷり沼につからせてもらった狐さんシリーズ。

    ついに完結編かぁ、とかなり寂しい気持ちで読み終えた。
    ハッピーエンドなんだろうなぁと予想はしていたが、最後のあの展開は緊張が冷めなかった。
    いやぁ…北さんの描く人物は、本当に現実に居たらすぐにでもお知り合いになりたいと思わせる人たちばかり。加えて、伝統行事も今すぐにでも足を運びたい。

    「狐さん」がやはり魅力的で、捻くれているところもあるけど、それを払拭するくらい純粋な優しさを持った人なんだろうなぁというのが、物語が進むたびに感じられた。特に彼が春菜に向かって笑みを向ける描写に毎回胸がキュッとなった。

    とにかく、狐さんロス…泣

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    2023年10月09日
  • 恋都の狐さん

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    ネタバレ

    奈良の大学に通う女子大生が主人公。奈良のお寺の豆まきに参加することで、狐のお面をかぶった「狐さん」と綺麗な女性揚羽さんに出会う。いろいろなイベントで狐さんと揚羽さんに出会いその交流を描くもの。
    読むのは何回めか。文章とか奈良の景色とかは好きなのだけど、どうしても最後の主人公の決意に納得できない。確かに揚羽さんは狐さんにとって大事な人だろうけど、今までしなかった整形をしたり、狐さんが変わってきているという揚羽さんの言葉は一体…。私にはそんなことできないな。狐さんのキャラはとても良い。続きが気になる、読みたい。

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    2016年02月10日
  • 狐さんの恋活

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    狐面に着流し姿の「狐さん」は、奈良公園で会った春菜に恋心を抱くが、春菜のメイド七瀬から「無職男性との交際など認めません!」と罵倒され、就活を決意。
    幼馴染みの烏からレクチャーを受ける。
    一方、以前、狐さんを振った女子大生ビンバは、その理由が勘違いだったと知り、またしても狐さんへの想いをふくらませていく。
    『恋都の狐さん』第3段。

    2作目読んでないんやけど、1作目のもやもやは結局解決しないまま、別のハッピーエンドを迎えました。。。。

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    2015年11月22日
  • 狐さんの恋活

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    ネタバレ

    【ネタバレ】狐さんシリーズ完結編。あの人もあの子も、落ち着くべき所に落ち着いて大団円。もう少し先まで知りたいところですが、それこそ野暮ってものなのでしょう。

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    2015年06月30日
  • 恋都の狐さん

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    真面目な女子大生の私が、謎の狐のお面をかぶった男と、綺麗な揚羽さんという女性に会ってドタバタする物語。
    奈良のお寺のお祭りや伝統行事も登場する。

    落ちが少し物足りないかなー。

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    2014年06月07日
  • 恋都の狐さん

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    奈良の街を舞台に、女子大生目線で描かれた恋バナです。
    奈良の街並みや伝統行事の描写もあって旅行したくなりました。


    素顔を絶対見せない狐面の男という存在が、
    どういう立ち位置なんだろうと思いながら読み始めましたが、
    深読みしすぎでした。


    主人公の普通で真面目な性格や、
    狐さんの癖のある魅力なども丁寧に描かれていて好感が持てました。
    深刻な事件は無くともきちんと起承転結の「転」もあって、
    読み易かったです。
    読者の立場からすると話を面白くしてくれる恋敵もちゃんといて、
    魅力的な人物像が話により深みを与えてくれていたと思います。
    ひとつだけ気になったのが、
    最後まで狐さんの真意がつかみきれな

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    2017年10月14日
  • 狐さんの恋活

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    ネタバレ

     前作から約1年、ビンバさん幸せになれbotと化しながらヨロヨロ読み進めてました。
     ビンバさん幸せになってええええええええ(正直な叫び)佐倉さんとどういうやりとりをしたんですか?!私は気になって夜しか眠れません。私はあのシーンでベシャベシャになりましたよタスケテ(外野が一番うるさい)
     思えばこの物語、ビンバさん(最初は「私ちゃん」だったけど)がいなければ狐さんはここまで来なかったと思うんで少しは感謝して。
    ところで2人すれ違ったままで終わってしまうんですか……。めでたしなんですか……。

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    2025年10月08日
  • 恋都の狐さん

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    奈良の観光案内小説なんだと思う。
    恋都は、古都でもあります。
    真面目な女子大生が、奈良の都で節分に豆まきのはしごをする。そこで狐面の男子とその彼をお世話する女性と知り合う。
    それから 奈良の祭事を幾つか巡り、そこそこ仲良くなったこの狐面の男子が好きになる。
    自分の気持ちを隠して、二人の縁結びをしてあげる。
    何冊か、続編が出ているようです。なんのことは無い、ほのぼのとする無害の小説です。これが、奈良のパンフレットとかに連載されていれば、読むのが楽しみになると思う。
    そして「そうだ、奈良に行こう。」なったら良いんです。

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    2023年11月16日
  • 狐さんの恋結び

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    古都の文化や風景を感じられる前作までとは異なり、タイトル通りすっかり狐氏の恋愛一色になってしまった。
    つまらなくはないけれど、自分にとっての魅力は残念ながら減りました。。

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    2020年02月22日
  • 恋都の狐さん

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    女子大生の主人公が東大寺で出会たのは、美人のお姉さんと、着物姿に狐のお面を付けた青年だった。
    第46回メフィスト賞受賞作。

    古都の寺院にお面を付けた着物姿の青年(おまけに美女連れ)、なんだかそれだけでもうワクワクするシチュエーションじゃないですか。少々口が悪く図々しいけれどなぜか憎めない青年と、恋愛初心者の女の子の様子にニヤニヤしつつ、奈良の行事も楽しめます。豆まきやお水取りなど季節感あふれる伝統行事が身近で催されるなんてとても羨ましい。
    ただ、お面の理由がちょっとベタすぎて急に白けてしまいました。
    とはいえ、恋の行方は気になります。続編があるような終わり方だったしね。

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    2019年02月09日
  • 恋都の狐さん

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    狐さんという謎のキャラクターの摩訶不思議さの徹底ぶりもさることながら、奈良で行われる四季折々の行事の雰囲気を味わえるだけでも面白く読めました。
    ただし、恋愛部分は余計な気もする。

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    2019年01月23日
  • 狐さんの恋活

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    狐面に着流し姿の「狐さん」は、奈良公園で会った春菜に恋心を抱くが、春菜のメイド七瀬から「無職男性との交際など認めません!」と罵倒され、就活を決意。幼馴染みの烏からレクチャーを受ける。一方、以前、狐さんを振った女子大生ビンバは、その理由が勘違いだったと知り、またしても狐さんへの想いをふくらませていく。二人の女性との狭間で狐さんの恋路は如何に?

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    2017年10月08日
  • 狐さんの恋結び

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    こんなに最後まで結末を読めない恋愛小説は初めて。
    ていうか、狐さん×鹿島さんなのか、狐さん×春菜ちゃんなのか、結局、分からないまま終わったな。
    でも前作のような中途半端感はなくて、この先が読みたくなるようなラストで良かった。これ、上下巻って考えたほうがいいんじゃないかな。
    それにしても、烏がイイ男。
    揚羽さんに対しての一途さはもちろん、アヤメちゃんに対してもすごく誠実で素敵だし、狐に対しての態度もすごく、すごくいい。烏大好きだー。

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    2017年05月15日
  • 美都で恋めぐり

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    理系女子と関西三都という帯を見て読んでみたものの、どちらもストーリー展開に絶対必要とは言い難い表面的な登場のしかたでした。まあ、たまにはこんなのんびりしたラブストーリーもいいか。

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    2017年01月08日
  • 狐さんの恋活

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    奈良に住む狐さんが春菜との恋を実らせるために就活に勤しむ話。
    狐さんの浮世離れした雰囲気と、箱入り娘の春菜の純粋な可愛らしさ。
    幸せそうな烏と揚羽。
    登場人物がみんな幸せそうなのがほんわかする。

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    2016年08月17日
  • 恋都の狐さん

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    初めましての作家さん。
    舞台は奈良。20年間彼氏なしの女子大生が恋愛成就を願って
    訪れた豆まきイベントで、落とした鈴を拾ってくれた狐面の男。
    出会いのシチュエーションはバッチリだったのに
    奈良のイベント解説を絡めたイベント巡りが長すぎて
    気付いたら恋愛モード全開になっていた。
    一番大事な恋の初め部分が描かれてない。
    ドキっとする瞬間とか、戸惑いとか葛藤を無視して
    いきなり切ない乙女の心理描写されてもついていけない。
    しかも、結末は予想外で、何をしたかったのかがわからない。
    酷い消化不良を起こした感じです。

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    2016年05月07日
  • 恋都の狐さん

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    冬の奈良のお寺の行事をまわるお話...かな?奈良へは東大寺にしか行ったことがないので、お寺行事を読むのはちょっとした脳内旅行で楽しめました。主人公の「私」と狐さんと揚羽さん。恋愛小説になりつつあったのに最後は「⁉︎⁉︎⁉︎」でした。顔を隠してる人はだいたいイケメンですね笑
    途中采女神社で不思議体験。神社の池がみんながみんなそうならおもしろいのに‼︎でも鹿にタックルされたのはなぜだろう⁇奈良に行きたくなりました。

    h28.5.5

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    2016年05月05日
  • 恋都の狐さん

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    ネタバレ

    奈良の女子大に通う二年生の「私」は恋愛成就の効果があると言われる鈴を手にいれるため東大寺二月堂で行われる豆まきに参加する。そこで「私」は料理上手で面倒見の良い女性、揚羽と着流し姿で、マジックが上手く、物知りだが、顔にはいつも紙製の狐のお面を被る男性、通称 狐さんに出会う。
    そして「私」は狐さんと触れ合ううちに彼に好意を抱くようになる。
     これはそんな「私」と変人、狐さんとの恋を描く物語。

    私はこの作品を以前から読みたいと思っていたが、中々読めずにいた。このためやっと読めて良かった。また奈良の祭りについての記述が細かく書かれていて、そんな祭りがあるのかと興味深かった。
    狐さんがお面を被っている

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    2016年02月25日
  • 恋都の狐さん

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    狐さんの言葉が屁理屈で良い。なるほどと思えるから。最後、え?それで終わりな終わり方だったので、次巻どうなるのか…?期待はせずとも気になる

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    2016年01月04日
  • 恋都の狐さん

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    初めは奈良の説明ばっかで微妙だったけど、
    池の中とバレンタイン以降は
    神様出てきたり人間関係に動きがあったりで面白かったかな。
    章変わりで主人公いきなり自分の恋心自覚してたけど...
    恋心の自覚は全体的に見て描写が少なかった。
    これがきっかけなんだろーなって思えるところがあるだけ。

    そして、、、狐のお面の理由は読めたけど
    主人公の恋路は読めなかった...外れた...。
    現実ではあるあるな結末なのかもしれないけど、
    なんだか飛び飛び、ちぐはぐ。主人公の心と行動の過程が隙間だらけ。主人公の成長というよりは盲目になっただけというか。ヒステリックというか。
    これ続きあるみたい?!
    狐の続きよりも、私

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    2015年11月19日