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Posted by ブクログ
奈良の街を舞台に、女子大生目線で描かれた恋バナです。
奈良の街並みや伝統行事の描写もあって旅行したくなりました。
素顔を絶対見せない狐面の男という存在が、
どういう立ち位置なんだろうと思いながら読み始めましたが、
深読みしすぎでした。
主人公の普通で真面目な性格や、
狐さんの癖のある魅力なども丁寧に描かれていて好感が持てました。
深刻な事件は無くともきちんと起承転結の「転」もあって、
読み易かったです。
読者の立場からすると話を面白くしてくれる恋敵もちゃんといて、
魅力的な人物像が話により深みを与えてくれていたと思います。
ひとつだけ気になったのが、
最後まで狐さんの真意がつかみきれなかった事です。
いや、女の子目線だからそれはそれで有りなのか?
最後はちょっと意外でしたが、
一応の結末をみたと思っていたのですが。
続編があるのですね。
この後どういう展開があるのか気になります。
Posted by ブクログ
女子大生の主人公が東大寺で出会たのは、美人のお姉さんと、着物姿に狐のお面を付けた青年だった。
第46回メフィスト賞受賞作。
古都の寺院にお面を付けた着物姿の青年(おまけに美女連れ)、なんだかそれだけでもうワクワクするシチュエーションじゃないですか。少々口が悪く図々しいけれどなぜか憎めない青年と、恋愛初心者の女の子の様子にニヤニヤしつつ、奈良の行事も楽しめます。豆まきやお水取りなど季節感あふれる伝統行事が身近で催されるなんてとても羨ましい。
ただ、お面の理由がちょっとベタすぎて急に白けてしまいました。
とはいえ、恋の行方は気になります。続編があるような終わり方だったしね。
Posted by ブクログ
初めは奈良の説明ばっかで微妙だったけど、
池の中とバレンタイン以降は
神様出てきたり人間関係に動きがあったりで面白かったかな。
章変わりで主人公いきなり自分の恋心自覚してたけど...
恋心の自覚は全体的に見て描写が少なかった。
これがきっかけなんだろーなって思えるところがあるだけ。
そして、、、狐のお面の理由は読めたけど
主人公の恋路は読めなかった...外れた...。
現実ではあるあるな結末なのかもしれないけど、
なんだか飛び飛び、ちぐはぐ。主人公の心と行動の過程が隙間だらけ。主人公の成長というよりは盲目になっただけというか。ヒステリックというか。
これ続きあるみたい?!
狐の続きよりも、私は主人公の続きが気になるよー
主人公の名前も出てきてないけど...
作者が気分屋さんなのか
あるいは描きたいものが先行しすぎて過程を省いちゃったのか
っていう印象を持ってしまった
Posted by ブクログ
奈良の女子大に通う主人公は、講義をサボり、東大寺二月堂で行われる豆まきに参加することに。そこで出会ったのは、狐の面を被った風変わりな男と、美人で気の強そうな女性。主人公は二人に着いて行き、なんだかんだで晩御飯までご馳走になることに。狐さんと行動を共にするうちに、主人公は徐々に惹かれていく………のか?
と、こちらが疑問に思うほどゆったりとしたペースでなかなか進展はなかったです。しかし、後半はけっこうなシリアスっぷりで切ない展開に。
狐さんのキャラクターもファンタジーっぽくて、いい味を出していたけど、肝心の主人公があまり好きにはなれなかった。
多分読んだ方はわかると思うのですが、彼女の行動のせいであまりに狐さんが可哀想でした。本人の気持ちを差し置いてのあの行動は、余計なお世話というものだと思います。(あまり書くとネタバレになるのではっきりと書けませんが)
例えば、よくドラマの好きな人を取り合うシーンとかで「お前のほうが相応しいから譲る」とか、「先に好きになったのはあいつだから身を引く」なんてシーンがありますが、そんな都合は“好きな人”にとってはどうでもいいことです。
ドラマや小説だから映えるけど、実際の恋愛だったらうざいだろうなぁと思いました。
余談ですが、舞台が奈良ということで、親近感がありました。主人公の大学も「奈良のリケジョで女子大といえば、あの大学かな」と想像しながら読めた。通学事情から、私も奈良の大和西大寺には乗り換えに使うので、今度奈良を探検してみようと思いました。
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