キャロリンキーンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
少女探偵ナンシー・ドルーもの第一作。
金髪に青い目の18歳の高校生。
父は弁護士。
時代色が出ていて、古き佳きアメリカのイメージ。
なんだかバービー人形のような服装。
子供向けなのでしっかり勧善懲悪で、ほとんどはいい人。悪いヤツは報いを受けるお話。
一人の作家が書き続けた物ではなく、1930年にエドワード・ステラトマイヤーが始めた工房によるもので、ナンシー・ドルーのシリーズを書くときに使われるペンネームがキャロリン・キーンというわけ。
初期の56編はオリジナル・クラシックと呼ばれ、その後も現代まで書き継がれているそう。
この文庫は2007年11月発行。 -
Posted by ブクログ
いろんな、本で登場するナンシー・ドルー。以前、ドラマでもみたことがあったとおもうんだけど、18歳!
もっと下かと思ってた。
車も乗り回すし、けっこう行動も広い。
お金持ちの老人、クローリーの遺産を心無い資産家トプハム家が独り占め。新しい遺言書が存在するような生前のクローリー氏の行動に、ナンシーは遺言書を探して奔走する。
タイトルの古時計がいつ出てくるのかと、ドキドキだった。
トプハム一家がことごとく嫌な人達で、ナンシーの活躍がその都度スカッとする。
ナンシーのシリーズが今なお続いているなんて、知らなかった~!
面白いな、こういうシリーズ。