暇奈椿のレビュー一覧
-
僕の思う「ラノベの魅力」が全盛りの作品。
お約束的なキャラ配置や性格設定も、強烈な説得力で突き進めば魅力に転ずる。
しかも時計仕掛けで再構築された地球という舞台や主人公少年の能力の設定に心たぎらせます。
ああ面白かったと満足な読後感!Posted by ブクログ -
時計、歯車。その二つがこの物語を構成している。キャラ設定、ストーリー、すべてがこの二つになぞらえるようなものになっており、純度の高い世界観と濃厚なストーリーを楽しむことができた。若干気になるところもあったが心地好い勢いと展開で見事にカバーされているのではないだろうか。Posted by ブクログ
-
死んだ地球のすべてが時計仕掛けで再構築された世界(クロックワークプラネット)で聴覚が異常な少年ナオトと自動人形リューズが繰り広げるオーバーホールファンタジーの第2弾。
前作の京都パージ事件から3週間後、謎の通信が入る。
ナオト達はそこへ向かうがそこはずべてが停止して、待ち構えていたのは最強の自動人形...続きを読むPosted by ブクログ -
とにかく面白かった
歯車で世界をまるごと再現したという設定だからこその戦う舞台のスケール感の大きさからくるワクワク感も素晴らしい
キャラの配置も良い塩梅で、最後の二人の天才が奏でるハーモニーは圧倒的心地良さ
あととにかくマリーちゃん可愛いですPosted by ブクログ -
史上最強に面白かった。歯車で維持されている惑星という設定、毒舌な美少女自動機械、テンポの良い会話、夢と希望を忘れない子供、悪と正義と絶体絶命のピンチとボーイミーツガール。これでつまらない訳がない。最後まで一気読みだった。キャラ萌えでもなく設定厨でもなく、そこにあるのはただ純粋な、この物語は面白いとい...続きを読むPosted by ブクログ
-
死んだ星のすべてが時計仕掛けで再現された世界、クロックワークプラネット。
落ちこぼれの高校生の主人公の家に突然黒い箱が墜落する。
中にいたのは自動少女(オートマタ)
破錠と延命の繰り返し。作り変えられた世界と変われない人類。
理想と現実が悲鳴をあげる時、二つの出会いが運命の歯車を廻す!
コ・レ・は...続きを読むPosted by ブクログ -
これは面白かった!
率直な感想としては、完成度がめちゃめちゃ高い。
キャラクター、ストーリー、展開、会話…
どれをとっても一級品。
しかもこのまとまりを、二人の作者による合作で作ってるっていうんだからすごいよね。
特にいいなと思ったのが、わかりやすい伏線とその回収。
ナオトがとある才能を見せ、その...続きを読むPosted by ブクログ -
若干展開が急なところもあるが
読みやすく、世界観もしっかりとしており非常によい作品
キャラクターもそれぞれが引き立っている
また2人の天才の対比がまたおもしろいPosted by ブクログ -
ホント合作で良くここまで綺麗に纏め上げられたものだと感心しました。若干厨二成分が薄いとは思うけど、しっかりと榎宮成分を受け継ぎ、壮大に広げられた世界観と言う名の風呂敷でしっかりと設定を生かし且つ滲み出る榎宮臭を殺さないように作られていて良かったかと。勢い任せのハッタリ攻めな部分はノゲノラと同じだけど...続きを読むPosted by ブクログ
-
大賞をとっていた島知先生の作品が良かった。
かわいいキャラたちの成長が見れる優れた短編漫画だと思う。 -
落ちてきたロボ娘を修理して世界を救うバトルに巻き込まれる話
『ノーゲームノーライフ』の作者との共著だけあって
少年少女の活躍する娯楽作品として文句なく高品質
少年向けバトルものライトノベルにおいて
『ソードアートオンライン』『アクセルワールド』の作者以来の実力者と相応しい
ロボ娘ヒロインでも『ビート...続きを読むPosted by ブクログ -
隅々まで手の行き渡った良い作品で作者の高い技量がうかがわれる
物足りないところのあるとするなら
主人公たちの造形は仕方ないとしても
展開の一息に過ぎるところだろうか
鈍感の逆に鋭敏を対比してもすぎることはたりないに等しい
読者より時に少しだけ愚かであると思わせる程度は必要なものPosted by ブクログ -
クロプラがアニメ化が決まったと聞いて再読です。
ノゲノラと同じように、爽快な作品ですね。
高校生の主人公(男)の見浦ナオトと天才時計技師の主人公(女)のマリー・ベル・ブレゲが、政治とか社会のしがらみとかなにやらを全力でぶっとばして、自分の望むものを手にいれます。
そしてこれからも突っ走っていくので...続きを読むPosted by ブクログ -
地球が死に、それを補うために星のシステム全てを時計仕掛けに置き換えた世界でのファンタジSF
中々ぶっ飛んだ設定で、うまく料理すれば、本格SFにもできそうな題材。ラノベとしてかいてしまうには勿体無いくらい。シリーズとして書くからには、世界設定を小出しにしてそれに絡めてストーリーを進めてくんだろうけど、...続きを読むPosted by ブクログ -
今回は妙なメッセージを受信したマリーたちが、その発信元を追っていったらとんでもないものを見つけて・・・という話。
相変わらずナオト&リューズのバカップルぶりは痛快だし、それに巻き込まれたり呆れたりするマリーには同情しちゃうし、一歩引いた視点から見守るハルターには大人の魅力を感じる。
1巻が高評価...続きを読むPosted by ブクログ -
また前から1年くらい空いてしまったのが残念だけど、それを補うくらいに濃厚でした。今回はハルターのかっこよさに尽きる。最適を求めながらも、結局は最強の傭兵としての復活。そして起こした奇跡。マリーやナオト、リューズ・アンクルから受けた影響は大きかったようで。裏でアシストしてたベルモットやジョヴァンニ翁等...続きを読むPosted by ブクログ