トレヴァー・ノートンのレビュー一覧

  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    これはおもろいぞー!
    ほし10個つけたい!!

    コカインは初期のコカ・コーラの原料の1つであり、コカ・コーラは鬱とヒステリーの治療薬として販売されていた

    信じられないことだが、我々はみんな、年におよそ1キロもの昆虫を食べている
    (食品加工のプロセスから完全に締め出すのは不可能なため)
    アメリカ食品...続きを読む
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    今ではありえないことが常識だった時代、私達は今も人体実験されている最中だということに気付かされました。
    コロナ禍になり、ワクチンが出る前にこの本を読んでおいて良かったです。
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    どんな技術にも過去がある。
    それもちょっとおバカで探究心溢れる研究者の、ときにはドン引きするような、惹きつけられるような、青ざめるような冒険奇譚が隠されている。
    この本はその一端を記しているに過ぎないのでしょう。

    私の人体実験の記録として、電気柵が危ないと教えられたのですが、どうして危ないのか大人...続きを読む
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    すごく面白かった!

    人体実験の歴史といっても、己の体を使って自己実験を行った人の話が多いのでそんなに胸糞悪いエピソードが出てくることは少ない。ちょっと安心。

    世界の珍しい動物を食べまくった男の話が面白かった。
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    常人では考えられないような実験が、過去に行われていたことを知った。どう考えても、自分ではやろうと思えないことばかりであった。訳者あとがきにもあったが、「自己保存本能よりも知的好奇心が強い」という人間たちによって様々な実験が行われていたようだ。現在の医学(というよりも一般常識的)では考えられないような...続きを読む
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史

    志ある科学者たちの真摯さ勇気!

    「人体実験」の単語だけ見ると、被験者の同意もとらずに貧困者や捕虜などを一方的に利用した忌まわしい歴史を思い出しますが、本書はそうした立場を徹底的に否定します。本書が扱うのは、人々がよりよい生活を送れるように自らを実験台にした科学者たちです。
    実験とはいっても、科学者たちは自らの真摯な観察や研究から...続きを読む
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    自分の体を使った人体実験を紹介した本。知的好奇心と探究心画一線を超えると、人はこうなってしまうのかと驚き、とても興味深く読みました。そこまでやるか!自分の体にそこまでできるものなのかと、驚いているうちに読み終わってしまった。凄く面白かった。
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    ある治療や医薬品などの効果を立証するには、最終的にはいわゆる臨床試験をするしかないわけであるが、この臨床試験とは別の言い方をすれば人体実験である、と言い換えることができる。

    もちろん、現在の臨床試験については厳密なプロトコルが定められ、安全性への最大限の配慮がなされているため、人体実験という言葉か...続きを読む
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    「自己実験という危険な行為を成し遂げた、偉大なる奇人に捧げるウィットに富んだ賞賛」

    語り口が軽妙で楽しく読めた。正義感や好奇心が振り切れると人間はここまでできるのか。先人たちに感謝。
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    人体実験、というとマッドサイエンティストだとか、戦時中の非人道的な行為、というイメージが先行する。
    確かに本書に出てくる実験はそういったものもある。
    だが、それを、なかったことにできる?
    自分に関係ない、と言える?
    誰にだって程度の差はあれ、興味はあるでしょう?

    私は空気抵抗の実験をしたことがある...続きを読む
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    人体実験から現代のサイエンステクノロジーがどのようにして誕生してきたのかを説明している本です。
    寄生虫などちょっと気持ち悪い話もありましたが、様々な分野に渡って話が展開され、ワクワクするような話もありました。
    読み終わった後は、現代の医学に自らの身体を使って貢献してきた人々に感謝の気持ちが出てきまし...続きを読む
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    残虐なヤツかなと思ったら勇気ある科学者たちの話だった。
    今ある治療、知識に関しては誰かが体を張った結果を享受しているんだな、そう感じる一冊。
    結構な挑戦をしまくってるので、うげえ……となりながら読みました。
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    面白く、また知的好奇心を刺激してくれるいい本です。
    “人体実験”というと、新薬の開発であったり、戦時中の非人道的なものをイメージしていたのですが、それだけでなく人体実験にはその目的や動機によって様々なケースがあることに気づかされました。
    その目的には医療、医学的なもの以外にも、人間がどこまでの高さ、...続きを読む
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    本屋さんで欲しい本を見つけた後、他になんか面白そうなものないかなあ、とあてもなく棚を見ているときに見つけた。タイトルを見て、面白そうとタイトル買い。
    こういう予定にない本に出会えるから本屋さんはやめられない。

    性病、麻酔、薬、食物、寄生虫、病原菌など全17章にわたって様々な人体実験の歴史について書...続きを読む
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    痛みや苦しみや悲惨さに目を伏せたくなる様な人体実験の数々だが、興味深い話ばかりだった。


    医療技術はもちろん医療に関する法律も定められていない時代。イギリスでは当時、死刑囚の死体が解剖に利用することが認められていた。その死体は、度々遺族と解剖をしたい医者との死体の奪い合いが起きて、その奪い合いの激...続きを読む
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    とんでもない人体実験の数々まさにマッドサイエンティスト。
    現代の医療はこれだけの苦労によって生み出されたものなのかと感心
    画期的かつ一般的な病気に対する新薬が少なくなってきた現在、今後の医療の発展はどこにむかっていくのかなぁ
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    とても面白い!
    興味をそそられる内容なのですが、描写がリアルで読んでいると気持ち悪くなってきました…。
    残念ながら、途中でリタイアです。

    序盤に書いてある、遺体もお金になるという部分は初めて知りました。
    墓荒らしが、まだ近い昔の話だったなんて驚きでした。
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    タイトルからマッドサイエンティスト、それも、冷酷に他人の身体を実験に使っている姿を想像する。確かにマッドなサイエンティストと言っていいのだろうが、真面目に、医学、科学の発展に挑んできた人たちだ。
    大半は、人体実験の対象は、自分自身だったりする。
    こうした、危険を顧みない行為があってこそ、今があること...続きを読む
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    うーん。この時代に生きてなくて良かったと思ってしまった。
    疫病にかかった患者の体液を飲む医者。スゴイ勇気。
    とろ火に掛けられた嘔吐物という字面だけで吐きそう。
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    昔の人は偉大だ。(^^;
    読む人によっては、気持ちが悪くなるような人体実験(実験者が自分の身体で実験することも多数)が紹介されています。
    病気の原因を探すのに、自分が病気にかかるように実験するなんて無理無理。(^^;
    尊敬はしますが、ちょっとしたおかしみも感じますね。