紀平真理子のレビュー一覧

  • おいしい日本の野菜が消える日~二極化する農業の未来~

    Posted by ブクログ

    本書は、都市近郊型で多品種少量生産を展開する久松農園の代表による著作である。著者が提唱してきた農業の「モジュール化」が体系的にまとまっていると期待し、頁をめくった。

    著者が提示する3つの仮説と違和感
    著者は本書で以下の3つの仮説を提示する。
    企業的農業と職人型農業に二極化し、「普通の農家」は存続できない。
    選択と集中が進み、農業生産はサプライチェーンの歯車になる。
    儲からない野菜が作られなくなり、おいしい日本の野菜は消える。

    これらの仮説には疑問が残る。たとえば久松農園自体、職人型でありながら企業的な側面もあり、単純に二極化しているとは言えない。また、サイゼリヤ創業者の正垣泰彦が言う「売れ

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    2026年05月31日