佐々木志穂美のレビュー一覧
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普通とは、何か。障害も個性。一番であることにだけ、価値があるのではない。それぞれの個性を見よう。
強い心はもっと強い風が吹けば折れる。強い風でも折れない、しなやかな心を持ってほしい。
それは多くの個性を受け入れることからはじまる。
また、この本で親の無償の愛情を再確認。Posted by ブクログ -
長男洋平は重度心身障害、二男は高機能性自閉症、三男は智恵遅れを伴う重度自閉症。
”親亡き後、ダイや航は旅行を楽しむことはできるだろうか。一生この子たちが困らないお金を残してやることはできないけれど、どんななかにも楽しみを見つける力はつけてやろう。”
という著者。
”「ダイくんはなんの問題もない」...続きを読むPosted by ブクログ -
長男洋平くんは、最重度の心身障害。
次男ダイくんは、高機能自閉症(アスペルガー)。
三男航くんは、知的遅れのある自閉症。
三人三様の障害がある子どもを持つ佐々木夫妻。
親としては、「なぜ、うちの子が?」という思いに苦しみ続けることでしょう。
「なぜ、他の子とちがうのか」「なぜ、他の子のようにできな...続きを読むPosted by ブクログ -
涙もろい人は、自宅で読みましょう!
作者は、この物語の主人公である3人の男の子のお母さんです。一番上のお兄ちゃんの視点と気持ちで物語は語られていくので、大変読みやすいです。3番目のお子さんの運動会のお話では、所属するクラスのお友達のアイデアに大変おどろきました。そうか、そういう方法もあるんだなぁって...続きを読むPosted by ブクログ -
お母さんの語り口がおもしろおかしくて、ついつい笑って読んでしまう話。
でも次男くんの話でちょいちょい号泣。真ん中っ子ゆえの苦労というか…あるよね、そういうの。
最後は涙が止まりません。お母さん頑張ってるなぁと思う。いろんなことと戦いながら、毎日をちゃんと生きている。親子の日々の成長を、突然の変化を、...続きを読むPosted by ブクログ -
長男、寝たきりの障害者、次男、高機能自閉症、三男、重度の自閉症。そんな三人の子育てを語るエッセイ。
さん さん さん、はまだ読んでいませんが、こちらも とても判り易い話です。
おもて表紙・裏表紙にある お父さんから洋平くんへの手紙は
人のいない場所でよむべきです。もちろん中身も。Posted by ブクログ -
12月9日、洋平は生まれた。生まれた時から脳の左半分がほとんどない、とわかったのは1ヶ月検診が終わってから。その後、目も見えない、耳も聞こえていない、物を飲み込むのも苦手、そのほかにもいろいろな障がいがあった。
寿命は短いだとうとも言われた。けれど、お父さんもお母さんも洋平くんを大切に、愛して育てた...続きを読むPosted by ブクログ -
生まれつきの障害の為、起きること話すことも出来ない長男からの視点で、自閉症の次男、三男と両親や学校の関わりなどを、その短かった生涯の中から語っている形です。実際には、母親が文章を書いています。前向きで明るい文章で読みやすい。生きている意味を考えさせてくれる一冊でした。小学校4年生〜Posted by ブクログ
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前回読んだ三人の障害児を育てているお母さんのエッセイ本の二冊目です。
お父さんのすごく暖かい文章も掲載されていて、これにも心打たれました。
前作を読んだときにも感じたことなのですが、
すごくユーモアに溢れた文章なんです。
子供さん一人一人の生活の中でのエピソードを交えて、楽しく書いてある。
でも読...続きを読むPosted by ブクログ