あらすじ
ぼく洋平は、77000人に1人という難病をもって生まれた。かゆくても手が動かせないし、歩くこともできないなんて信じられる? でもぼくは生きるのが楽しい。神さまからもらった時間をせいいっぱい生きてるんだ!【小学中級から ★★】
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Posted by ブクログ
子どもに読んで欲しい本
でも、なかなかこういうのって読んでくれないんだよなぁ
三人兄弟、全員障碍がある
長男、目も見えない耳も聞こえないなど重度の障碍
次男、自閉症
三男、知的遅れの自閉症
一人の障碍者を育てるのだって大変なのに
まさかの三人
そして実話
お母さん、パワフルな毎日だったろうに
長男の最初で最後の「お母さん」って呼んだ声が聞けなかったのが残念
三男が食べれないって分かってても、長男のお兄ちゃんにちゃんもオヤツを配る配慮がすごい
なかなかできない
思いやりのある素敵な三兄弟
Posted by ブクログ
20歳まで生きた重度身体障害のある長男洋平くん、「みんなと違う」ことで学校生活に上手く馴染めないダイくん、航くん。
誰もが過ごしやすい学校づくり、職場づくりはやはり障害に理解のある会社でないと難しいのでは…と当事者ながらに感じる日々。
一般の学校、職場だと配慮に限界があるように思う。
Posted by ブクログ
涙もろい人は、自宅で読みましょう!
作者は、この物語の主人公である3人の男の子のお母さんです。一番上のお兄ちゃんの視点と気持ちで物語は語られていくので、大変読みやすいです。3番目のお子さんの運動会のお話では、所属するクラスのお友達のアイデアに大変おどろきました。そうか、そういう方法もあるんだなぁって。大人が勉強になる本だと思いますが、この読みやすさならば、まずはぜひお子さんに。
Posted by ブクログ
12月9日、洋平は生まれた。生まれた時から脳の左半分がほとんどない、とわかったのは1ヶ月検診が終わってから。その後、目も見えない、耳も聞こえていない、物を飲み込むのも苦手、そのほかにもいろいろな障がいがあった。
寿命は短いだとうとも言われた。けれど、お父さんもお母さんも洋平くんを大切に、愛して育てた。
この本は洋平くん目線で書かれた物語。
長男の洋平くん、そして二人の弟、大(だい)と航(わたる)が生まれたのだけど、それぞれ自閉症だった。
3兄弟がみんな障がい児だなんて、想像を絶する大変さだと思うけれど、両親はいつも一所懸命3人に向き合ってきた。
この本の作者はお母さん。
20歳まで生きて、死んでしまった洋平くんの、でも幸せだった洋平くんの物語。