タビサ・スタンモアのレビュー一覧

  • 中世ヨーロッパの魔術師

    Posted by ブクログ

    道系統のミュシャンブレッドの本に比べると学術書としての厚みに欠ける。「カニングフォーク」という魔術師についての本だが、そもそも胡散臭い。職業としての魔術師として暮らしていたというより、現在に生き残る霊能者のスタンスに近い。池上先生の後書きだけが格式高い。

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    2026年03月09日
  • 中世ヨーロッパの魔術師

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本書タイトルに含まれる「魔術師」は本文中では「カニングフォーク」「カニングマン」「カニングウーマン」として表記され、「まじない師」というニュアンスが適当ではないかと思われる。

    本書によると、カニングフォークのパワーソースは、たとえ悪魔を使役するようなものであったとしても、そもそも神が悪魔を従えているのだから、神の力であるとする。少なくともカニングフォークはそのように弁明したという。魔術が悪いのではなく、魔術を悪用する依頼人が悪いという趣旨の裁判結果もあったそうな。

    おもにTRPGを通じて魔術というものに触れてきたが、まじないというものが信仰に由来するという考え方は思いもよらないことだった。

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    2026年01月31日