Adoのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
歌手・Adoの反省を小説調にしたノンフィクション作品。
物語は沢木アオが千木良卓也と出会い、Adoとしてデビューするところから始まる。そこから生まれたときから、小学校・中学校の苦悩や引きこもりの時期、そこでボカロというものに出会い、クローゼットで録音し歌を出したり、スクールに通い音楽の基礎を学んだりと好きなものに出会い邁進していったりと怒涛で濃い人生が描かれていく。各章でのAdoの苦しみやネガティブな感情がダイレクトに生々しく伝わってきて、引き込まれながらも息が詰まるような感覚になりました。毒親な父親との関係性は特に苦しくなりました。父親が自分のことをどう思っているのかが分かった瞬間の場面がつ -
-
-
-
Posted by ブクログ
Adoさんのことをあんまり詳しくは知らないまま買って読んでみたら、特殊な環境ではあったけれども苦労をたくさんしながらそれでもボカロの素晴らしさに取り憑かれその素晴らしさを広めたいという一心で走ってきた人なんだと初めて知った!!
そしてAdoの夢を本気で受け止めて協力してくれた千木良さんの存在が大きいのだと一冊読んでよくわかった!!まさかのGReeeeNの元マネージャーだったとは!!GReeeeN大好きなのに知らなかった!
凄い才能の持ち主だけれど、その裏では喜怒哀楽を爆発させながら悩み葛藤し苦しんできた過去をたくさん抱えてきていたのだとよくわかった!! -
-
Posted by ブクログ
2026年
作品 No.5
Adoをより好きになった。
というか、個人のAdoだけじゃなく、Adoというアーティストを創り上げている全ての人が好きになった。
歌い手として日本のボカロ、歌い手文化を世に広める。そして、Adoと同じように悩み、苦しみ、孤独を抱えた人たちが少しでも生きる勇気と希望と幸せを感じられるために。
言葉のとおり命をかけてAdoを創り上げる人がいて、創り上げる過程があって、たくさんの想いと努力があるのだと思うと、改めてAdoの歌が心に染み渡った。
この目で見た国立競技場でのライブは今でも鮮明にこの瞳に映っている。自分史上最高に心躍ったあのライブ。これからもAdoを聴き続 -
Posted by ブクログ
ネタバレ海外旅行の行きの飛行機のお供に購入した本。もともと音楽が好きで、Adoには興味があった。
彗星のごとく現れて、ヒット曲を連発。ついには海外レーベルとの独占契約も果たし、そのカリスマ性に非常に興味があった。
Adoも普通の人間であった。学生時代は集団生活になかなか慣れることができず、ただその中で自分の考えや思っていること、大切にしていることを貫き、そして両親もAdoの個性を大事にしてくれていた。
しかし、その後、その両親たちがいろいろな障壁になるということもとても面白かった。自分の人生においても、両親の考えや教育などぶつかり合うことがほとんどで、自分が物心ついて、大学生を過ぎた頃でも、お互 -
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレいまや世界的アーティストとなったAdo。自伝的小説だけど、ほぼほぼノンフィクションだと思う。あまりに生々しい告白であり、人間くささと覚悟を感じる一冊だった。ボカロにハマり、クローゼットの中で録音した「歌ってみた動画」をアップロードする日々。そこから脱却したのではなく、しっかりと今も延長上にいることがわかった。格好良いよ。
Adoという名前は狂言の脇役を表す言葉「アド」に由来しているらしい。もうすっかり僕の人生の脇役となり、最高の歌声を届けてくれている。
内容は、Ado自らが語った半生をもとに、作家・小松成美さん3年に及ぶ取材を重ね書き下ろしたもの。衝撃を受けたボカロとの出会い、アーティスト -
-
匿名
購入済み等身大の「Ado」
Ado自身が作詞作曲を手掛けた2度目の曲「ビバリウム」、ファンとしてこの曲をもっと理解できればと思いこの本を購入しました。
両親から溺愛され「プリンセス」だった幼少期、自分と周囲のギャップを強く感じるようになった小学生時代、ボカロとの出会い、両親の不仲、通信制高校とアクターズスクールを両立させる中途で至った歌い手Adoの鮮烈なデビュー…。
ファンと言っても自分は曲やCDを時折買ったりする程度だったのですが、小松さんの筆致でつまびらかに、そして赤裸々に描き出された彼女の人生は、読んでいて思わずポロポロと涙が溢れました。
この本の発売2日後に公開された「ビバリウム」の実写MVでは、今まで明かさ -
Posted by ブクログ
歌い手Adoの自伝的小説。本名が出てきたけど、どうやらそこは架空の名前だったみたいです。オールナイトニッポン後半放送はしっかり聞いていた私としては(前半は聞いてなくてYouTubeで追えるものは聴きました)、知っていることも多かったけど、家族とのことなどはもっと踏み込んで語られていました。できないことが多く、自己肯定感の低さを常に持っていたこと(今はAdoを自分が認めなきゃ、と頑張っているところが伝わってきます)やどんな学生だったのか、不登校になった中学3年のこと、通信制の高校にして、スクールに通っていた時のこと、クラウドナインの社長、千木良さんとの出会いなど、興味深く読めました。両親との関係
-
-
Posted by ブクログ
国立競技場のライブに行った。
歌はめちゃくちゃよかったのに、MCが暗い。
とことん暗いし、意味がわからない。
「ボカロってなに?」
その暗さの理由や専門用語の数々が、この本ですべてわかった。
もしかしたら、Adoという人間をかなり理解できる本かもしれない。
というか、「わかってほしい!」と思って書いた本だと思う。
私なりの解釈では、彼女の暗さは根深い。
BIGになった現在でも、中学生のときにクローゼットに籠っていた頃と色合いはほとんど変わっていない。
でも、そのことを理解し、変わろうと凄まじい努力をしている。
自分では変わっていないというが、めちゃくちゃ成長していると思う。
自分のことを未だに -
-
-
Posted by ブクログ
いろいろ苦労したのね。学校、家庭と。自分を振り返るためにもこういった自伝を書くのも良いのかも。その上で両親に関しては思うところを綴り、友達に関しても本音をさらけ出すことで過去を反省している感じでもあったのが印象的。
そんな中、学校の先生、ミュージックスクールの先生らは一刀両断したまま。Adoさんは、自分を勝手に型にはめようとする人、自分の名声を利用しようとする奴らがよっぽど嫌いなのね。そりゃそうか。
ボカロPが好きなだけあって色んなアーティストを称賛しまくってたのがちょっとクドかった。称賛するのはいいんだけど内容に具体性がなく何が凄いのかよくわからず、それが伝わらず残念。 -
Posted by ブクログ
自伝的小説、このタイプの本は初めて読んだ。途中に出てくる歌詞や曲名が記載されてる部分では実際にその曲を流しながら読んだりして、ドキュメント番組を観ている様な感覚も覚えつつ、楽しく読めた。
色々と苦悩を抱え生きて来られたんだな、弱いというか卑下する面と頑固というか確固たる信念の面がどちらも強く共存しておられて、でもその中で強い気持ちが勝っている、早くからこれだけの気持ちを持って人生を歩んでいるのが凄い。
安易に辛い感情やその経験が必要だったと言うのは凄く失礼だけど、勿論どういう道を辿ってもそこに行き着いたのかもしれないけど、自身が生きていく中で思うのは、本人の性質(生まれ持った性格、物事の捉え方