犬丸幸平のレビュー一覧

  • 最後の皇帝と謎解きを

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第24回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。

    清朝最後の皇帝の溥儀とその水墨画の亭師の日本人の関係性を軸に、紫禁城内で起きる事件を解決していくミステリー。
    浅田次郎の影響をかなり受けているようで、固有名詞の中国語読みのルビと日本語読みが混在する手法がちょっと鬱陶しいかも。
    ミステリー自体は可もなく不可もなくという出来だが、日本人が招かれた理由が面白く、その裏の真相も歴史好きにはたまらなかったです。
    それにしても浅田さんの「蒼穹の昴」シリーズ完結編が待ち遠しい。

    0
    2026年03月07日
  • 最後の皇帝と謎解きを

    Posted by ブクログ

    何回も北京に行ったことがあるので
    その時の情景を思い描きながら読んだ。
    坂本龍一の「ラストエンペラー」を流しながら読んだりもした。

    前半の内容は、アニメでいう「薬屋のひとりごと」っぽい感じでサクサク読めた。ライトな謎解きっぽい感じ。

    ラストは何となくそんな展開かな、と。
    溥儀はどの作品でも切ないですね。

    0
    2026年03月03日
  • 最後の皇帝と謎解きを

    Posted by ブクログ

    少し私には難しいというか、ハマらなかった。
    時間がかかってしまった。
    皇帝だけが純粋無垢っていう感じ。
    その当時の暮らしぶりとか、制度とかは詳しかった。

    0
    2026年03月01日
  • 最後の皇帝と謎解きを

    Posted by ブクログ

    ミステリーといいつつ、緩めの青春物かなと思っていたら、あれ、最後は、あれ?
    という感じで面白かったです。
    宦官の話は昔、浅田次郎さんの「蒼穹の昴」で読みましたが、情報として理解できても実態を感じるのは難しいですね。

    0
    2026年02月25日
  • 最後の皇帝と謎解きを

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんでしょうかこのオチは………。

    ミステリとしては小粒め、読む快感も自分にはあまり感じられない。ただ少年廃帝が臣下を案じて資金とすべき水墨画を下賜し片割れの水墨画を引き裂いたところなどの、細かなウェットさには面白さがあるかもなと思って頑張って読んでいたのに、最後の章でそれが仕組まれ予想されてたことだと明かされたのがかなりガッカリした。

    この舞台設定が好きな方なら好きなのかもしれない。自分にとってはあんまり読者への報酬の多くない小説だなあという感想でした…。

    0
    2026年02月04日
  • 最後の皇帝と謎解きを

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    皇帝の心の成長を見てとれるだけに、ラストは悲しい…
    登場人物は漢字だし、同じ字を使うしでちょっと混乱した
    単語も場所なのかなんなのかわかんなくなってしまったり…聞き覚えがないとこうなるんだな

    0
    2026年02月03日
  • 最後の皇帝と謎解きを

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    少年廃帝と日本人画家の心の交流と紫禁城で起こる事件が描かれる物語。出てくる単語や人名が見慣れない/耳慣れないものなので若干頭に入ってくるまで時間がかかるが、画家目線の文章が平易なため読みやすい。金策のために水墨画の贋作と新作をすり替える作戦や、主人公から皇帝への態度など、途中で感じる些細な違和感が実は意味があったものだったと解き明かされていく後半は一気に読んだ。読んでいる最中には想像していなかった読後感も驚き。一方で前半はあまり引き込まれず、後半との落差は少々残念。

    0
    2026年02月01日
  • 最後の皇帝と謎解きを

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    イメージは薬屋のひとりごと。

    舞台が昔の中国なので難しいかと思いきや、王朝のしきたりや雰囲気が丁寧に描かれているため、異国文化を存分に味わえた。ただ、一つ一つの謎解きが思いの外軽く、あくまで大オチのためのものに感じられる。最後の裏切りは今までが全て裏返る驚きがあったにもかかわらず、その後の展開が廃帝と日本人工作員の友愛で終わるのが勿体ない感じがした。

    廃帝の側にも何かしらの腹積もりがあったり、この暴きによってエンディングが変わったりといった展開を期待する私は、純粋な友情の素晴らしさを忘れてしまったのだろうか…。

    0
    2026年01月30日
  • 最後の皇帝と謎解きを

    Posted by ブクログ

    王朝の末期の王朝側はとても好みの時代と設定(なので、日本モノでは幕末の幕府側が好き。特に徳川慶喜はかなり好みです)に惹かれて購入。

    ライトミステリー的な「謎解き」としてはまずまず。ラストの第四章は「おお!」と思わせてくれた。ただ、時代描写は浅田次郎の「蒼穹の昴」レベルを期待していた。なので、その点はちょっとだけ残念(巻末の参考文献一覧に「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」が記載してあり、あぁなるほど。となった)。

    0
    2026年01月29日
  • 最後の皇帝と謎解きを

    Posted by ブクログ

    様々な思惑とは裏腹に皇帝と孫犬の距離が縮まり、友と呼べるほどの間柄にまで近づいた。廃帝という華やかななのかそうでないのか分からない立ち位置の皇帝が、孤独な中から成長していくのが微笑ましい。しかし、時代の流れに翻弄されていく溥儀。ミステリーかと思いきや、時代小説とも言えると思う。

    0
    2026年01月25日