イメージは薬屋のひとりごと。
舞台が昔の中国なので難しいかと思いきや、王朝のしきたりや雰囲気が丁寧に描かれているため、異国文化を存分に味わえた。ただ、一つ一つの謎解きが思いの外軽く、あくまで大オチのためのものに感じられる。最後の裏切りは今までが全て裏返る驚きがあったにもかかわらず、その後の展開が廃帝と日本人工作員の友愛で終わるのが勿体ない感じがした。
廃帝の側にも何かしらの腹積もりがあったり、この暴きによってエンディングが変わったりといった展開を期待する私は、純粋な友情の素晴らしさを忘れてしまったのだろうか…。