犬丸幸平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ登場人物の名前や建物の名前の読み方に最初苦戦した。主な登場人物が書いてあるページはあったけど、自分でメモに書いてそれを横に置きながら読んだ。
最初だけ頑張れば、だんだん名前も入ってくるから読みやすかった。
章を追うごとに宣帝と剛 2人の関係性が会話や起こった事件を通して構築されていき、人物描写に深みが欲しい自分には好みだった。
章の終わりに宣帝の日記風のページがあり、そこで宣帝の気持ちが書かれていたことが、この作品にハマれたポイントだった。
2人で紫禁城を抜けだしてお茶を飲んだりマジックショーを見たり買い物をしたり…非日常な煌めきとハラハラ感を味わえ、2人が街を練り歩いているのが映像として -
Posted by ブクログ
当時の中国特有の専門用語や、登場人物の名前の多さに最初は少し戸惑いましたが、慣れてしまえば異国情緒あふれる世界観を存分に楽しめました。
書籍化に伴い『龍犬城の絶対者』から改題されたようですが、期待していた「主人公と皇帝のバディによる謎解き要素」がやや薄めだった点だけは少し残念です。本作は本格的な謎解きというよりも、紫禁城内の複雑に絡み合う人間関係を紐解いていく面白さがあります。
また、皇帝が主人公に対して徐々にデレていく過程がとにかく微笑ましいです。だからこそ、あの切ないラストが深く胸に刺さりました。
読み応えのある歴史ミステリーとして、とても楽しめた作品です。