犬丸幸平のレビュー一覧

  • 最後の皇帝と謎解きを

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    薬屋のひとりごとみたいな感じなのかなー?と思ったら、結構胸糞悪い鬱展開でした。
    後半のネタバレと展開には驚きました。

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    2026年04月05日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    中華民国時代の中国を舞台の物語。皇帝の座を追われた「廃帝」と「日本人画家」が紫禁城の中で起こる様々なミステリーを解決していくストーリーが面白い。物語が進むにつれて変化する2人の関係性にも注目だ!そして最後がちょっぴり切ないという…。

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    2026年03月24日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    ネタバレ

    (あらすじ)
    1920年、中国。北京在住で日本人絵師の一条剛は、紫禁城に住む廃帝・溥儀に水墨画の師として雇われた。しかし溥儀には、城に眠る水墨画を贋作にすり替えて真作を秘密裏に売却し、清朝復興のための資金を調達する目的があったのだった――。
    使用人の宦官のひとりが密室で不審死を遂げた事件を皮切りに、龍の絵に何者かの手で描き加えられていた目、ある時を境に感情をなくした宦官など、一条はさまざまな謎を少年廃帝とともに解き明かすことになる。立場を超え、ふたりの間には徐々に友情が芽生えていくが……。

    紫禁城で起こる事件に、身分も国も超えた友情×歴史ミステリー!!2026年「このミステリーがすごい」大賞

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    2026年03月15日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    既に何作も世にベストセラーを送り出した作家の作品と言われても疑わない、素晴らしいミステリだった。
    作中に漂う哀愁や切なさは、この著者の特徴なのだろうか。
    それについては次作以降も注目したい。

    ラストエンペラーとして日本でも広く知られている溥儀や清朝が崩壊した後の紫禁城の様子、そして宦官についてなど、ミステリの要素以外にも、大いに楽しませてくれた。

    それにしても、切ない…。

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    2026年03月14日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    愛新覚羅溥儀の名前は、歴史の勉強をした時になんとなく口なじみがよかったから、いつまでも心に残っていた。

    その皇帝と謎解きとは、一体どんな展開になるんだろうと読み始めると、続きが気になりすぎてページをめくる手を止められなかった。

    一つの真実が見えてくると、そこに隠れていたそれぞれの想い。読み進めていくほどに本当の真実が分かっていく感じが面白かった。

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    2026年03月08日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    第24回本屋大賞受賞作。本編と関係ない溥儀の日記が、段落ごとに入る。なんか年齢相応で可愛らしい。それとこの作品はミステリーが本題ではなかったのだ。

    一条剛は北京で暮らす日本人。水墨画を得意とする。宦官に連れられて紫禁城に向かうと、溥儀から紫禁城に眠る水墨画の贋作作成依頼を受ける。ところが出勤1日目に血生臭い死体が皇極殿に転がっていた。

    死んでいたのは太監のひとりで、遺体のそばには小刀、粉末、すり鉢、すりこぎがあった。病床に臥した者に肉親の血肉を用いて薬を調合すると病が治るとの言い伝えがあり、それをしようとしていたらしい。贋作を模写しつつ、事件を調べることになった。

    また謎がひとつ。事件前

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    2026年03月06日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    タイトル通り溥儀と交流を持つ一条剛が語り手です。産婆である李美玲に育てられた剛は日本語も中国語も同じように話すけれど、中国ではやはり日本人として、敵視される。水墨画を嗜むことから溥儀の教師として召し上げられるも、役目は紫禁城にある水墨画の贋作を作り資金を得ることだった。
    紫禁城で溥儀と少しずつ打ち解けながそこで働く太監(宦官)たちとも交流していく。そんな中いきなり宝物殿に死体があったりと、事件が起きていき、一条剛が探偵となって解決する、という流れ。ミステリとしての本作より、もしかしたら、あったかもしれない物語としての面白さを感じました。当時の日本と中国、廃れ行く中国の皇室、宦官という制度などが

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    2026年04月05日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    1920年中華民国建国後の紫禁城、廃帝と日本人水墨画家が様々な事件に挑む #最後の皇帝と謎解きを

    ■あらすじ
    1920年、中華民国が建国。清朝の皇帝であった溥儀は廃帝となり、紫禁城に居座っていた。北京在住の日本人、一条剛は溥儀に水墨画の先生として呼ばれるも、実際は清朝復興の資金調達ために紫禁城にある水墨画の贋作づくりとして駆り出されたのだった。

    ある日、紫禁城で宦官のひとりが殺害されてしまう。一条が事件解決に乗り出すと、溥儀も彼に興味を持ち始め…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    面白いし、学びになるし、まとまってるし。新人先生とは思えないバランスの良さですね。

    なにより舞台設定が素晴らし

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    2026年04月04日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    ミステリー大賞作品ということで読んだ。私の苦手な近代が舞台のフィクションだが、大変面白かった。
    清や満州など、当時の状況も少し理解が進んだかもしれない。ミステリーとしても読みやすく、溥儀の人間性が少しづつ豊かになっていくところも、この先もっと読みたいと思えた展開でした。

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    2026年03月29日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    限定的な時代だからこそのそれぞれの思いや環境など細かい空気感が感じられる世界観と、それぞれの立場の考え方の違いが丁寧に描写されていて良かった。

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    2026年03月29日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    第24回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。
    友情×歴史ミステリーということで、あまり読んだことがない感じなので、どんなもんかと手に取った。

    舞台は1920年、中国・紫禁城。北京在住の一条は廃帝・溥儀の水墨画の師として雇われる。しかし溥儀には、城に眠る水墨画を贋作にすり替えて真作を秘密裏に売却し、清朝復興のための資金を調達する目的があった。側近の一人が密室で殺された事件を皮切りに、ふたりはさまざまな謎を解き明かし、立場を超えた友情を育むが…

    仕方のないことだけれど、中国人の名前が読みづらく、似たような名前も多いので、あれ?どっちだっけ?ってなる。途中から諦めて普通に漢字読みをすることに

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    2026年03月26日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    ネタバレ

    清代の歴史に興味がある+ミステリが好きならおすすめ。
    最後はなんか腑に落ちなかったけど、こんなもんなのかな。

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    2026年03月24日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    2026年第24回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作。王様のブランチでも紹介されて興味を持った一冊。

    舞台は1920年の北京。廃帝となった溥儀と日本人絵師一条剛が紫禁城内で起こる殺人事件に挑む。溥儀と言えば映画「ラストエンペラー」。幼くして母親と引き離され、皇帝となった彼は誰からも怒られることなく、愛情や友情を知らない青年になっていた。ところが、一条と殺人事件を紐解くという交流を通して、はじめて友達という概念を知り気持ちの変化に気づく。ところどころに差し込まれる溥儀の日記が素晴らしい。

    この本は、殺人事件の解決だけではなく、人間に必要な愛情や友情も丁寧に伝えている。

    また中国独

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    2026年03月21日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    悪くはない作品だと思う。
    けれど、物語に最後まで入り込めなかったから、全てが一本の線に繋がっても、「ピンと来た!」と言うよりも「ふーん……」と言う感想で、それが惜しいなと思った。

    でも、全体が見えると上手いなと感じたので、⭐︎は3ではなく4にしました。

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    2026年03月20日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    ネタバレ

    歴史は苦手で、中国の歴史となると尚更苦手意識が強かったが、この物語は面白く読んだ。
    日本人絵師の一条剛は紫禁城に住む廃帝溥儀に水墨画の師として雇われる。
    紫禁城で起きる事件を一条と溥儀は解き明かしていく。いつしか2人の間には立場を超えた友情が芽生えていくのだが。
    最後一条と溥儀の別れの場面は悲しかった。
    溥儀が唯一の友人と認めたのが一条だったのだと思う。
    一条が描き残した絵に、一条の本当の思いが込められていたのだと思った。

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    2026年03月18日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    心優しい宦官、翁徳。日本人に嫌悪感を抱いている宦官、宝徳。皇帝でありながら15歳で思慮の浅い溥儀。こういった人間の関係性が事件を追うごとに目まぐるしく変化していく。ミステリーの醍醐味だと思った。

    日本人絵師の一条剛は贋作づくりのため紫禁城に出入りするようになる。贋作づくりは溥儀の復辟を目的とした資金集めのためのもの。溥儀自身は日本人を好ましく思っていないが、復辟のために嫌々、剛に出入りを許す。
    最初こそ毛嫌いしていたものの宦官とは違う接し方や態度に徐々に心を許していく。剛に「孫犬」という字をつけるなど友人といえる関係にまでなる。

    この作品は溥儀が皇帝でありながら15歳であることを思い出させ

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    2026年03月18日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    数奇な運命と大人の事情で知り合うことになった、剛と溥儀。様々な事件を乗り越えて、互いが真の友情を抱く。が、本当の友情を守るために剛は溥儀の前から身を引く、本当の気持ちを水墨画に込めて。悲劇的な最期を回避するために。国も身の上も全く異なる2人の青年が事件を通して理解し、真の友人となっていくプロセスが良かった。推理よりもこちらの方が、そしてその最後の結末が気になって読み進んだ気がする。最後の章の溥儀の日記が泣かせる。

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    2026年03月15日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    かすかに覚えているだけの歴史の記憶をくすぐられ、落ち着く言葉遣いでするすると読んでしまった。
    読み終わった時、カフェでなければ涙が出ていたと思う。情に弱いんだ。
    いくつかの事件が起きるが、当然真実は解説までわからなかった。わかるものなのだろうか。

    読書歴がとにかく浅いのでこのように感情が揺さぶられるミステリーが一般的なのかわからないけど、とにかくこの本を読めて良かった。

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    2026年03月09日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    ネタバレ

    「ふん、おもしれー男……」をやっていいんだ……。
    その上でこのミス大賞受賞していいんだ、おもしれー作者……。

    ミステリ自体は(時代/場所らしさは出てたものの)ちょいと薄味かもね。舞台背景とか、雰囲気とか、そこらへんを楽しむことができたので満足ですが。

    「絵には、作者の想いが残ります」と語った一条剛が、皇帝への友情を語るために犬と龍の絵を使ったのは綺麗な構造だね。
    良くも悪くも、時代に流された人たちの物語というか。
    囚われて身動きが取れないのは皇帝ではなく一条の方だったんだなぁ。そこらへんの対比が結構刺さった。

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    2026年03月05日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    紫禁城の最後の皇帝溥儀に絵師として使える一条剛。
    城内で起きた事件を解き明かす一条剛の活躍する話かと読み進めるが、それは世界大戦前の時期でもあり、清国と日本の政治状況に大きく影響されるものだった。
    単なる謎解きからは思いがけない結末に至るとは、この小説の着眼点に敬服した。

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    2026年03月03日