犬丸幸平のレビュー一覧

  • 最後の皇帝と謎解きを

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    溥儀の物語はいつも哀れな物語。でもなぜか馬鹿にできない。運命を呪う。ミステリーというより歴史に翻弄される二人の友情がなんともいい。

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    2026年09月19日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    聞き慣れない用語が多かったが、時代設定が魅力的だった。各話の謎がちょっとずつ繋がっているのも良かった。

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    2026年09月01日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。
    ということでデビュー作でもある。
    日本人絵師があの溥儀に水墨画を教えるため雇われるが、宮中で事件が起こり、解決を目指したり、日本人絵師と溥儀の間に友情が芽生えたり。
    第4章では話が大きく展開した。
    それまであまり知らなかった溥儀が、とても人間味のある人物として描かれ、とても好きになった。
    中国語の名前は分かりにくいので読むのが不安だったが、最高に楽しめました。

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    2026年08月31日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    清朝廃帝の水墨画の先生として雇われた日本人が城内で怒る4つの事件を解決する、歴史ミステリ
    期待以上の読み応えで面白かった〜!
    事件はややこしすぎず、登場人物の関係性の変化も心揺さぶられる場面も多々
    中国史は全然勉強してなかったのが悔やまれる

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    2026年08月02日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    日露戦争後の中国北京に住む日本人青年は、清朝復興を目論む廃帝・溥儀に呼び出される。見かけは水墨画の師としてであるが、実態は贋作を作る絵師として雇われたのだった。
    その時代背景、身分、国籍を超えた絆という設定が素晴らしい。そのうえで謎解きや友情の裏をかく展開などを織り交ぜており、公募型の受賞作品としては、非常に完成度が高いと思う。
    謎解きよりも君主の孤独と友情を軸にして描いたのがいいですね。

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    2026年07月29日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    星5つをつけたにも関わらず、後味の悪い気分だ。
    日本と中国。
    文化として、近いものがあるのに、仲良くなるのは、難しい歴史事情がある。悲しいかな、過去はなかったことにはならない。
    ミステリーだと思ったけれど、スパイ小説でもあったんだね

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    2026年07月27日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    ネタバレ

    読みやすかったが、漢字が多く人物の名前や世界観を取り入れるのが大変だった。
    中国史の知識が頭から離れていたので、勉強になった。皇帝が可哀想。
    中国史をもう少し学んだ後に、読み直してみたいなと思った。

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    2026年09月15日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    清朝最後の皇帝が15歳という設定。
    北京の紫禁城を舞台に繰り広げられる物語のため、初めは歴史のお勉強のように感じるかもしれないが…
    そこに日本人が呼ばれ、浮世離れした皇帝に人間の心を植え付ける心地よい役を担う。そして紫禁城内で起こる難問を解決する。。。
    中国語の名前で登場するので、ちょっとメモ書きが必要かも。
    中国独特の文化に目を見張りながら、飽きる事なく読み進められる。
    必ず最後まで読んでほしい。じん…と心が揺れ動いて本を閉じることができます。

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    2026年09月14日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    1920年、紫禁城に住む廃帝・溥儀に北京在住の日本人絵師の一条が、水墨画の贋作目的に雇われる。

    使用人の宦官が不審死を遂げた事件を始まりに一条が、さまざまな謎を解いていく。

    単に謎を解決するだけではなく、距離のあった廃帝と一条は、いつの間にか立場を超えて友情が芽生えていくのだが…。

    中国の歴史を感じながら、紫禁城のなかで起こる謎を解くごとに、溥儀と一条の絆が深まっていくのをラストでひっくり返すという驚き。
    だが、一章ごとに溥儀の日記があることで、最後には偽りのない友情を密かに感じられた。



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    2026年09月04日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    ネタバレ

    タイトルから、皇帝が探偵役となって難事件に迫っていくものかと思ったら、意外にも最近流行り?の日常系も含むミステリー連作短編。嫌味な宦官(後に良い面もあったと判明)の殺人、前帝の龍の絵に目が書かれる事件、少年宦官の喋れなくなった理由、水墨画の得意な青年宦官の殺人という事件を解決。ちょっと中国史の勉強にもなった。

    皇帝は皇帝らしいふてぶてしい態度なのだけど、だんだんツンデレに見えてくる。一条殿はやたら有能だと思ったらスパイだということが発覚、ワンダーは常に怪しいけどやっぱり仏?と思ったら色々な面で戦犯だし殺人犯だった。

    ラストはこんなにバッドエンドで良いのか。史実に繋がるようにしなければいけな

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    2026年09月03日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    清朝の皇帝溥儀で墨絵の絵師として働くことになった一条。紫禁城で起きる事件を解決するうちに、孫犬という名前を貰い少しずつ溥儀の溝が縮まって行く様子に心が暖かくなる。
    その分読後感は結構苦しさが残った。理想と現実というのだろうか、希望と現実?上手く言えないが…その狭間で読んでいる間ギュッと心を締め付けられた。

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    2026年08月30日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    中々見ない題材をベースにしたミステリで他の作品と明らかに違う個性がありました。この時代の中国にも興味を持てたのも良かったです。

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    2026年08月24日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    ネタバレ

    第24回このミス大賞に恥じぬ素晴らしい作品だった。ラストエンペラー溥儀が紫禁城に住んでいた時代の歴史ミステリ。4話構成で、本格ミステリのような話は1話目だけで、他は簡単な謎と、なにより、人々の友情の話であった。個人的にはもう少しミステリ要素が強ければ☆5だったと思うが、友情の物語、そして史実、この時代のこの場所をピンポイントで舞台にしたこと、など、素晴らしい着眼点と構成だった。是非オススメしたい一冊。

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    2026年08月23日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    日本人の主人公が廃帝となった皇帝に水墨画を教える
    という建前上でいろんな謎が出てくる
    謎は面白かったんだけど、物語上仕方ないけど中国の名前が読みにくいのと同じ漢字をもつ人がたくさんいてややこしかった
    これが日本の名前ならさらに面白かったのに

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    2026年08月21日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    ネタバレ

    か、悲しい(ノД`)
    持ち上げて持ち上げて落とすのやめて
    こんな事されたら人間不信になっちゃう


    感情の振れ幅が大きかったという点では高評価
    でも、素敵な話じゃないなぁ
    溥儀が可哀想すぎる(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

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    2026年08月16日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    ネタバレ

    結末が切ない。何も説明せずに去る主人公とその後に龍と犬が寄り添う水墨画を見つけた皇帝。自問自答を繰り返したであろう皇帝の心中を思うと辛い。
    本編は短編連作のように一つの章で扱った謎が絡み合って繋がって行く。舞台が舞台だけに政治が絡まない訳ないのだけど、一見そうと見えなかった謎が最終的には全部政治的に絡め取られてしまう。フィクションとは言え実際に存在した人物、時代を扱っているので、そうなってしまうのかと嘆息。耳慣れない外国名で冒頭こそなかなかすんなり頭に入ってこないが、段々と登場人物達に愛着が湧いてくるだけにこの結末は寂しい。
    廃帝、宮廷、宦官と特殊な舞台にとても興味を唆られた。

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    2026年08月07日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    浅田次郎の「蒼穹の昴」シリーズを思い出しながら、読み進めた。
    溥儀と孫犬の関係性が微笑ましい。ただ、最後があっけなかったかな。
    また、謎解きというタイトルは軽すぎる。出版にあたり改題したようだが、万人受けを狙いすぎ。

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    2026年08月01日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    まさかの結末で後半は一気に読みました。
    立ち入ることのできない紫禁城の中、まるでそこにいるかのような気分で、城の外の生活のあれこれも興味深く、物語の世界に浸ることができました。

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    2026年07月30日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    ネタバレ

    1920年の中国。世界全体が混沌としていた時代ですが、中国も例外ではなく、滅亡した王朝を復活させようとする企てに巻き込まれた廃帝溥儀と、その企てに利用される形で紫禁城に勤めることとなった日本人とのひとときの淡い友情を描いたお話。

    最初こそ反発しつつも、他の従者からはない反応を見せる剛に対する興味が次第に大きくなり、芽生えた感情が『友情』であることに気づく溥儀。
    城から出ることを許されなかった15歳の少年は、剛から得る新鮮な刺激に、少しずつ人間らしさを身につけていきます。

    きっと、彼を操ろうとする周囲の大人からすると、人間らしさなんて無い方が都合がいいのでしょうが。

    紫禁城で起こるいくつか

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    2026年07月25日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    清朝の廃帝(宣統帝・愛新覚羅溥儀)が紫禁城に宦官らと住まう1920年の北京で、廃帝の帝師となった日本人絵師が巻き込まれる事件と謎解き。
    日清戦争(1894-1895)、三国干渉、日露戦争(1904-1905)、第一次世界大戦(1914-1918)のすぐ後で、満州国建国(1932)に向けて日本が動いている時代背景であればこその事件であった。
    それぞれの事件が絡み合う展開もいかにもだったが、事件にまつわるエピソードや小道具がピタピタッと噛み合ってくるのは伏線回収の満足感よりも、できすぎだと感じられた。
    このミス大賞受賞作『龍犬城の絶対者』の改題・加筆・修正ということだが、元タイトルだとさらに出来す

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    2026年07月09日