ヤマノエイのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「さむわんへるつ」2巻。
すんごく青春しているな。ラブコメであることは当然なんだけど、このかけがえのない日常を過ごしているという感覚はジュブナイルに近いものがある。
ジュブナイルは好きなジャンルの一つであって、それはなぜかと言われたら自分にはなかったものであるからであって。それの追体験?いや擬似体験か、をさせてくれるので、好きなのです。その世界に入り込めてしまう。
その世界が物語が終わった時の喪失感はしんどいものがあるけど。お前には得られなかったものが一時的にでも体験できて楽しかったか?みたいな拒絶と否定。
DQⅤの映画のラスボス登場時に近いものがある。あれが酷評されているのは、そういう一面もあるのではないかなと思っています。
それ以上に観たかったのはシンプルにDQⅤの映画化で、原作にない要素を入れるなよ、というのがあるのは事実ですけどね。DQⅤでやらずに、オリジナル作品であれば良かったのに。
話題が逸れました。何かと脱線しがちなのが悪癖だとは理解しているのですが、やめられない止まらない。
こういう時に軌道修正してくれるミメイくんのような存在は貴重です。くらげが好意を抱くのもわかります。
…また、リアルの自分との差に打ちひしがれてしまうなぁ。まぶしいなぁ。
2巻で好きな掛け合いは#14の一コマ。
「子分じゃない!ミメイ君!五言絶句見せてやりな」
「子分でも漢文でもないよ…」
がお気に入りです。
こういうのにさらっと反応できる教養と瞬発力が羨ましい。
名コンビですね。 -
Posted by ブクログ
ラブコメでありつつも恋愛要素をひとまず置いておいて。主人公とヒロインの関係性だけ見ると、自分が挑戦しているジャンルの強者を超えたいと努力を重ねる主人公と、挑戦者の存在を喜び育て上げようとしてるヒロインということで、師匠と弟子の関係性が強く見えてくるように思います。
そこに気づいた時に、この漫画を買おうと思いました。面白いじゃん。
恋心が育つのか、好敵手として立ちはだかるのか、立ちはだかる存在を乗り越えることができるのか。二人がどんな結末を迎えるのか、が気になる「さむわんへるつ」。直訳だと誰かの周波数ということだと思うので、二人が共鳴する時がラストシーンになるのかな。共振か。
共通の話題で盛り上がれる存在がいるこということが嬉しいのは言うまでもないのですが、同等の教養の持ち主と小気味の良い丁々発止のやり取りができると言うのもなかなか得ることができない経験だと思います。
会話劇で笑いを生み出す漫画という難しいことに挑戦しているんだよなぁ。会話と絵で笑わすんじゃなくて、セリフのテンポの良さと掛け合いの即妙さで笑わせる、というね。難しいことしてるよなぁ。