アグスティナ・バステリカのレビュー一覧
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ネタバレおもしろかった。
とんでもなかった。
ラストがとんでもなかった。
ここからは個人的な考察になるが、主人公はジャスミンに服を着せたり、テレビを見せたりして一見、本物の人間のように扱っているが、それと並行してかれがペットに少し異常とも言えるような愛情を持っていたことが描かれている。
彼は、彼女を最初からペットとして、いや、もしかしたら自分の子供を産ませるだけの道具としてしかみていなかったかもしれない。
私たちは、常に動物などに対してひどいことをしているので、もしいきなり宇宙人とかに家畜にされてもなんも言えない気がしました。
妹との会話が印象に残りました。
また読みたいです。 -
Posted by ブクログ
肉は美し。あとがきにも記載があったが皮肉のよく聞いた題名だと思った。
有名な映画にもあるカニバリズムではなく、人間が人間を食べないといけなくなったという設定には背中がゾクゾクさせられた。主人公は食用人間を捌く側の人間でそれを生業としておこなっている。色んな葛藤がある中で、決断し実行する姿はなんとも言えない気持ちになった。その反面、やってはいけないことをあっさりしてしまうので、人間というものは理性にあらがえない生き物なんだなとも思った。
結末も背筋が凍る内容で思わず車内で「え!?」と言ってしまった。
ページ数は少ないが、とても内容の濃いSF/ホラー作品でとても考えさせられる作品だった。 -
Posted by ブクログ
読み終わって ふーってため息が出た
一つ一つの章が短く数ページで場面転換する場合も多くいろんな事の合間合間に拾い読みするワシの読書スタイルに合致しててその意味では大変読みやすかった
主人公が◯◯を妊娠させたあたりから苦しくて読み続けられない日が続いたが まあどうにか読み終え これしかないとの納得のラスト いや素晴らしかった
うちの相方にも勧めて今読んでもらってるところだが彼女の感想が楽しみで仕方ない
全ての動物が感染性でほぼ絶滅 人間だけが大丈夫だが という設定は冷静に考えると無理がありすぎるがまあ作中でもそれに疑問を感じ 政府の陰謀論が一般に浸透している描写もありそこはメタ的な暗示なの -
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人間以外のあらゆる動物にウイルスが蔓延したため、全ての動物を殺戮し、一切の肉類が食べられなくなった。しかし人間は動物性タンパク質を得るため共食いを始め、それを止めるために各国政府が遂に人肉食を合法化したという、近未来SFホラー。
人肉を加工する過程の説明は、グロメーターが針を振り切るぐらいぶっ飛んでるけど、よくよく考えてみると現実世界では牛・豚・鳥などに対して同じ事を平気でやっており、そうやって提供された肉類を我々は毎日当たり前に食べている。これに気付いた時はちょっとゾワっとする。
恐ろしい事に、読み進めていくうちにだんだん感覚が麻痺してきて、人肉加工という凄惨な場面が「家畜」だと思うだけ -
Posted by ブクログ
ネタバレ動物福祉「アニマルウェルフェア」という言葉を最近目にすることが増えた。
命を殺して食べる生き物である人間は、苦痛のない飼育や屠殺を実践する責任があると私は思う。
この本は、人肉食が常識となったディストピアが舞台。畜産国であり、肉食がどの国よりも盛んなアルゼンチンという設定も説得力がある。友達とのバーベキューで、羊一頭丸ごとをベランダで焼いて平らげる国だ。翻訳者もあとがきに書いているが、アルゼンチン人にとって肉が食べられないことは日本人にとって米が食べられないことと近いだろう。
主人公は人肉食産業を生業としながら人間を肉ととらえる社会に苦しんでいる、私たち読者寄りの立場だ。彼の目を通して、食 -
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ニク ニク ニックン
ニク ニク ニックン
ニク ニク ニックン
ニク ニク ニックン
肉大好き〜♪
お肉大好き1Qです!
みなさんクリスマスにチキンは食べましたか?
もしかしたら、鶏肉が食べれるのは今のうちだけかもしれませんよ
いや、鶏肉だけに限らず牛に豚にあらゆる肉が食べれるのは今のうちかもしれませんよ
なぜなら近い将来、世界がこのような状況に陥るかもしれないからです
①世界規模で動物に致死性のウイルスが蔓延
②人間への感染が疑われるためあらゆる動物
が殺戮
③この世界から肉がなくなる
④人々は動物性たんぱく質を欲しがる
⑤だけど肉がない
⑥と、思ったら肉あるやん
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Posted by ブクログ
ネタバレパンデミックにより動物がほぼ淘汰され、人間を食肉用として家畜化することが合法化された近未来、食肉処理会社で働く男の姿を通して描かれたディストピアSFホラー。常識、倫理観、感情を激しく揺さぶられる一作。
動物感染症の蔓延によって畜肉の食用が不可能となってかつてない食糧危機が世界を襲う。動物性蛋白質を求めた一部の間で移民や貧民を狙う人肉の闇取引が横行する。食肉需要を充たそうとする圧力に押され、食肉用としてヒトを飼育・繁殖・屠畜することが合法化され、それらのヒトは〈頭〉と呼ばれていた。主人公マルコスは〈頭〉を解体し加工した〈特級肉〉を卸す食肉処理工場の重役だったが、待望の赤ん坊を喪い、妻とは距 -
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人肉を食べることが合法化された世界で、食糧となるために生まれてきた人間と、そうではない人間を分けるものは何か。そんなことを考えた。
人肉が食べられる状態に加工されるまでの過程は、今まで自分たち人間が鶏、豚、牛などの動物にしてきたことと全く同じように描かれている。食糧となるために生まれ、肉が美味しくなるような餌を与えられ、状態を管理され、一定の基準に達したら血を抜かれて内臓は抜き取られ、部位ごとに体を切り分けられる。これが人間が動物たちにしてきたこと。いざ人間がその対象になると、その全てがおぞましく思える。
動物の場合と唯一異なるのは、食糧となる人間と、そうではない人間とで生殖ができること。