梶原阿貴のレビュー一覧

  • 爆弾犯の娘

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    強烈なドキュメンタリー。
    題名のまんま。「あんた」の娘の自叙伝。

    「明日の朝、私たちがいなくなっていても一人で強く生きていってね」
    大変なことが起こった時にしか見てはいけないと渡されたお守りの中身に、こんなことが書かれていたら泣くしかない。まだ小学生だよ。事情もわからぬまま。

    ただ梶原さんは、泣いたってしょうがないよ、とどこか客観的で、でも怒りを持ちながら、立ち回って生きていく。「あんた」と同じ役者として。

    彼女とは同世代だ。歳を重ね、今充実の時なのかしら。学生時代の生活エリアがニアミスしている。必ず西武線のどこかですれ違っている気がした。
    今まで存じ上げませんでしたが、今後も大活躍され

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    2025年11月21日
  • 爆弾犯の娘

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    書いてないだけでしんどいことも多々あったのだろうが、
    筆致がたくましくしたたかでよかった。

    まるで犯罪者じゃないか! と憤るが、実際犯罪者なので仕方ない。

    この人だからこその重さと軽やかさ

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    2026年05月24日
  • 爆弾犯の娘

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    前半は、爆弾犯として指名手配され逃亡を続ける父をかくまいながら暮らしている少女時代の思い出が語られます。
    何か大きな事件が起こるわけではありませんし、隠れ家で息をひそめて暮さなければいけない、というわけでもありません。筆者は学校にも通っていますし、母親は外に働きに出ています。
    それでも、「普通」の過程とは異なる環境で成長したことは、父親がかつて劇団員であったことなども含めて、筆者の今の姿に大きな影響を与えているように思います。

    筆者が自身の半生を語るモノローグですが、犯罪者の娘としての「生きづらさ」に焦点を当てている作品というよりも、それとともに自身の生活に大きな影響を与えてきた舞台演劇や映

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    2026年05月14日
  • 爆弾犯の娘

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    ネタバレ

    わたしんちに爆弾犯が居たわけじゃないけど、もやもや池袋で暮らしたこども時代のこと、色々思い出してしまった。強く生きてたこどものころの私たちを。なんともリアルな池袋の描写、驚いたな。母親の職場で過ごした思い出や演劇との関わり、いろいろ重なる部分もあった。
    書いた方が今しあわせならいいなって心から思う。
    自分のこどもたちも!

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    2026年04月30日
  • 爆弾犯の娘

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    ノンフィクションとして読んだが自伝だ

    父母との逃亡生活のリアルさが面白く
    その後の俳優の時期になると
    ノンフィクションとしての面白さではなくなった

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    2026年04月18日
  • 爆弾犯の娘

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    親ガチャなんて言葉があるが爆弾犯の娘だったからこその苦悩もあれば、役者でもあったその父親のおかげのいまもあるのだろう。映画なんかでも劇団を題材したものはあまり好まないので中盤は少しだれたが人の人生、とくにこういう変わった生い立ちの人生を知ることができるのは面白い。

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    2026年04月09日
  • 爆弾犯の娘

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    小説かと思ったら、ノンフィクションで驚いた。
    この一冊の本の内容だけで、驚きの連続だったけど実際はこの著者の人生のほんの一部分でしかないのかと思うとまた驚愕。
    人生色々。
    そして人生は驚くほど、長い。

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    2026年04月04日
  • 爆弾犯の娘

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    インパクトのあるタイトルとカバー絵。
    また、ノンフィクションだと知って驚いた。

    非常に読みやすい。
    想像とは違って、重苦しい濃厚な体験というよりも、序盤〜中盤までは逃亡生活の窮屈さと共に、昭和のレトロな雰囲気や、その当時の大都市部の子供たちの様子、両親や祖母とのコントのようなやり取りなどが、意図的にだろうか、著者の人柄なのか、非常に軽妙なタッチで描かれている。
    子に責任はないし、親犯罪をも含めて利用していく著者のタフさも垣間見え、苦労の中に人との縁があり、今に至った経緯もサラッと書かれている。

    クリスマスツリー爆破事件自体は、私が生まれるはるか昔の出来事であったものの、名前だけは耳にしたこ

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    2026年03月21日
  • 爆弾犯の娘

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    タイトルの爆弾犯というのは、新宿クリスマスツリー爆弾事件などを起こした過激派グループの末端であった梶原譲治のこと。個別wikiはない。
    梶原の罪としては、交番のトイレに爆弾を仕掛けたものの爆発もせず怪我人もなく、といったものなので爆弾犯といえるかどうかも微妙だが、とはいえ爆弾犯という呼び名以外には形容しづらい。爆弾自体は仕掛けているわけだし。

    タイトルの娘というのは、梶原阿貴という役者兼脚本家のこと。個別wikiはある。本書は彼女の自伝に近い。
    そもそもこの父親は逃亡中は家からも出ず、自首の後は刑務所へ収監され、出所後はわずか2年で家族からは離れ、そのまま25年ほど連絡も取らなかったそう。梶

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    2026年02月18日
  • 爆弾犯の娘

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    期待値が高かっただけに。意外にするっと淡白に読めてしまったのでちょいと点数低めにしたけど、悪いわけではない。

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    2025年12月03日