梶原阿貴のレビュー一覧

  • 爆弾犯の娘

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    隠れて生きる爆弾犯の父と暮らす母と娘。自首、裁判、刑務所、出所とその後まで、語られます。波瀾万丈の人生を送られていて、その逞しさは祖母から母へ、そして娘に受け継がれているのが分かります。

    昭和の物語には違いないけれど、今読んでも、元気が出てきます。こんなに元気でいいんだ、と思う読者もいるんじゃないでしょうか。

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    2026年08月01日
  • 爆弾犯の娘

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    実際の事件を元に書かれたフィクションかと思いきや、読み進めるうちに実話だと気づきビックリ!同世代なので、流行りもの、好きだったもの、時代背景は目に浮かぶけれど、田舎でいわゆる普通の家庭に育った私とはあまりにもかけ離れていて、ノンフィクションとは思えなかった。
    著者の方が大人になって、自分の家族ができて心穏やかに、安心できる場所があるといいな…と思う。

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    2026年07月20日
  • 爆弾犯の娘

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    ネタバレ

    半分くらいまで小説だと思い読み進めていて、『当時の雰囲気を上手に表現するなー』くらいだったんだけど、ようやく『え、もしかして実話?』と気づいて、とても驚いた。

    虚構を演じた家族で育った著者が、父と同じ役者になっていく様子や、脚本家という物語を生む立場に着地していることに、人生の選択の不思議を感じた。

    なかなか同じような経験をする人はいないと思うけど、犯罪者の肉親をもつ子どもたちを勵ます言葉には、著者しか書きえない強さがあって、関係のない自分も、勢いでなんだかとても励まされた。

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    2026年06月02日
  • 爆弾犯の娘

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    父は指名手配された爆弾犯だった。
    脚本家として活躍する筆者が振り返る生い立ち。世間一般の家庭と違うことに少しずつ気づいていく少女時代の池袋。やがて、父と同じ役者の道を志す。
    運動会のリレーの前日のエピソードを除き、父娘はうまく会話ができない。双方の立場が、娘を持ちまた筆者と同世代の自分には分かる。
    同世代同じ山手線沿線の出身ということもあり、ファミコン、アイドル歌手から祭の露店などその時代の同じ空気を吸った人にしか分からないものが描かれている。
    そのまま小説でも通じそうな壮絶なノンフィクション。

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    2026年04月09日
  • 爆弾犯の娘

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    スピード感が凄くて読みやすかった。
    異常な日常にも人は順応してしまうのね
    差し入れ屋ってパチンコの景品交換みたいなイメージ…
    お父さんの許せない感じもありありと想像できる
    置屋のお祖母さん最高

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    2026年02月23日
  • 爆弾犯の娘

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    ネタバレ

    ずっと家にいて靴もない男の人、たぶんお父さんなんだけど名前も知らないから呼びようもなくて、トイレも流してなくてなんなんだろうこの人、と思う生活から全ての理由が繋がるところまでの第一章の展開にざわっと鳥肌が立ちました。

    いや、本書を手に取ったときから答えは知ってるのだけどそういう暮らしが毎日続くということの息詰まり感というか後ろめたさというか、小学生には想像を絶する辛さだったろうと思うことしかできなく。
    友達に嘘をつかねばならない、隠し通さねばならないことがあるというのは友人関係を作る上での、ひいてはそれからの成長過程での重荷というか傷になる場合もあるかと思います。性格的にもちょっと暗いものに

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    2026年08月03日
  • 爆弾犯の娘

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    1970年代初めに20件近く続いた爆破事件は子供だった私にはかなり恐怖だった。その爆弾犯のひとりを父に持つ娘の話と聞いて興味を持って読んでみた。こんな話だ。

    自宅には隠れるように暮らしている男がいる。靴も持っていない、名前すらない。友達を家に招いてはいけない。男の存在を他人に話してはいけない。さらにその男は自分の父親なのだ。何もしないで隠れている父と小学生の自分を母がひとりで働き養っている。日ごろの会話からこの男に秘密があることはわかっていたが、ある日父が新宿クリスマスツリー爆破事件の犯人で指名手配犯であることを母から知らされる...

    家に隠れる爆弾犯の父がいる池袋での小学生時代、父の自

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    2026年08月01日
  • 爆弾犯の娘

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    私が田舎でのんびり小学校に通っていたときに、同世代の女の子が都会でこんな暮らしをしていたことに驚き、興味を惹かれぐんぐん読み進めた。うすうすなにかを感じ取ってはいても家族に問いただすこともなく、お友達にも隠し事をし、奇妙なルールで生活を送る。そんな暮らしのわりに、著者がのびのびと育っているように感じるのは、著者の生まれ持っての性格なのか昭和の時代のせいだろうか?すごく昔のお話のようにかんじるが、実際に同世代の方のお話。なんだか作り話のよう。「夜明けまでバス停で」観てみようと思う。

    20260709

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    2026年07月12日
  • 爆弾犯の娘

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    基本的には、娘たる著者の自伝。爆弾犯たる父もさることながら、著者自身の半生もだいぶ波乱万丈で、ほぼ飽きることなく読み通せる。

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    2026年06月29日
  • 爆弾犯の娘

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    とても面白かった(面白かったという表現は適切か⁉︎)。
    「爆弾犯の娘」としての生活部分ももちろんのこと、芸能界に入られて、脚本家になられてからも、(知っているけど)知らない世界を垣間見られるようで興味深かった。
    話題になっているから読んだのだが、映画「夜明けまでバス停で」の脚本家だというのも大きかった。あの映画はとても好きだなと思っていたので。ちょっと唐突な爆弾エピソード(でもそこがまたとても良かった)が「爆弾犯の娘」によって書かれたのかということを知り、納得して、絶対に読みたいと思った。

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    2026年06月13日
  • 爆弾犯の娘

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    父の存在をひた隠しにして暮らしていた子供時代が、意外にも明るく、昭和感が懐かしくおもしろかった
    都内の公立小学校ってこんないろいろな事情を抱えた子供が多かったのか~
    靴のない父の
    「おかえり、僕もさっき戻ったとこなんだ」
    「お仕事お疲れさまでした。すぐご飯にするね」
    この茶番w
    リレーの練習の際に現れた真新しい靴を見た時の衝撃w
    学校行ってる間に引っ越し完了してた話とかくさや事件とかとにかくエピソードが特殊でこんなこと言っちゃナンだが面白かった
    殺人事件に巻き込まれた時なんかよくあんな対応で許されたよなぁ昭和だよなぁ
    中学入学を機に急にいなくなった時はちょっと涙した
    それから今に至るまでの長い

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    2026年06月11日
  • 爆弾犯の娘

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    こんな人生ってあるんだね。
    事情があって諦めたことが沢山あるけど
    諦めたと言ってても、まだ引きずっていたりする自分も確かにいる。
    『どんな環境に生まれても、努力次第で人生は切り拓ける。ということでは断じてありません。』
    うまくいかないこと全部を『自分のせい』だと思わずに、適度に親のせいにしたり、他人のせいにしたり、社会のせいにして生きましょう。そして自分に余裕ができた時には、社会全体をみんなで変えていきましょう。やさしさを組織していきましょう。
    この本文が胸にささります。

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    2026年06月03日
  • 爆弾犯の娘

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    ネタバレ

    すげー内容
    考えられない内容
    あの桐島の指名手配写真の隣の写真の人を父親に持つ著者
    その著者が桐島の映画の脚本を書く
    映画でも嘘のような現実
    櫻の園も何度も観た映画だし
    イッキ読み

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    2026年06月01日
  • 爆弾犯の娘

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    フィクションに勝るものはなしって言葉はない?
    「事実は小説より奇なり」とはまた違うかしら。

    とにかく、子ども時代の描写が生々しく、時代背景もわかりやすく映像として映る。さすが脚本家である。
    とにかく、母と祖母が個性的すぎる!

    こんな時代があったこと、そしてまた新たな社会のゆがみが家族にもたらす事実を想像する。

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    2026年05月30日
  • 爆弾犯の娘

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    ネタバレ

    筆者の逞しさを強く感じた。
    犯罪者の家族ってもっと大変で惨めなのかと思っていたけど、時代のせいか、筆者の性格か、あまりそんな印象を受けなかった。
    役者をしていた父親の心理を考えるところでは、その時演じていた役にひっぱられて爆弾犯になったのかもしれないということに、また驚いた。

    全編通して、筆者に共感する部分はところどころあれど、自分は圧倒的に被害者の立場からこの本を読んでいたことに気づく。

    特に後半の、被災した宮城県の刑務所に知り合いを尋ねるところで「巡査部長が右目と左脚を失い、通行人12人が怪我をしているが、死人は出ていないのに、罪が重すぎるのではないか」と書いてあり、めちゃくちゃ引っか

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    2026年05月28日
  • 爆弾犯の娘

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    重く辛い経験を、ユーモアを交えて書かれている。引き込まれて、時々笑える部分もある。著者が上手だな、工夫しているなと感じた。

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    2026年05月11日
  • 爆弾犯の娘

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    小説かと思ったら、フィクションではなく、題名のとおりの境遇の女性の自伝だった。

    70年安保の翌年、清水邦夫作、蜷川幸雄演出の舞台「鴉よ、おれたちは弾丸をこめる」に3番手で出演した筆者の父親梶原譲二は、劇中の役をなぞるかのように現実世界で爆弾を仕掛け、親子3人での14年間の隠遁生活の後、自首して投獄される。
    共演者には蟹江敬三、石橋蓮司、緑魔子らがいた。

    筆者は父母の跡を継ぎ役者を目指すが、その時の助けとなったのは父母の演劇仲間たち。
    高校で映画デビューし、その後もいくつかの映画に出演する。

    父親が出所して数年で家族は解散!し、一人暮らしを始めながら脚本家への道を歩き始める。

    アニメ「名

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    2026年04月20日
  • 爆弾犯の娘

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    犯罪者にさん付けとか少し思考に偏りを感じますが、この生活環境でよく自分を諦めず脚本家として成功されて、最後の章は特に読み応えがありました。

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    2026年04月16日
  • 爆弾犯の娘

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    2026.4.13
    小説だと思って読んでみたら、まさか実話だなんて。
    父親が犯罪者で一緒に14年逃亡生活をし、その後脚本家になるまでの人生。
    梶原さんは犯罪者の子どもに生まれてしまったのに卑屈になったり負の感情に飲まれることなく強く生きていて素晴らしかった。生まれてくる環境は選べないけど、適度に力を抜いて努力をすれば報われるんだなぁ。

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    2026年04月13日
  • 爆弾犯の娘

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    まずタイトルにひかれ読み始めた
    本です。
    大変衝撃的な展開で昭和の時代を
    知りたい人にはおすすめの本です。
    どんな環境に生まれても努力次第で
    人生は切り開ける。
    この本を読んでそのような事を
    感じました。

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    2026年02月28日