あずま零のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ハプスブルク家の3巻。
あっさり政敵が死んでゆくのが、これって本当?と思うので調べると、大枠はあっていますみたいな結果が出てくるので、事実は小説よりも奇なり、を体感しながr読み進める3巻でした。
鴨居に頭ぶつけて死去って。
製造業なのでちゃんとヘルメット被ろう、と気を引き締めた次第です。歴史から学ぶことは多い。
マルグリット一代記の前半というか序章なのかしら。
カバー裏や巻末の家系図が大量になってきて、どんどん収録できなくなってゆく。それはそういうものですヨーロッパの各王家なので。皇帝ナポレオンが登場すればフランスは落ち着くのかな。まだ先だけど。
あ、そうか、この家系図が狭まってゆくというかシンプルになってゆくにつれて、ヨーロッパを支配したハプスブルクの終焉に近づいてゆくという仕掛けだったりするのか。作中でもメタ的にいじられるのだろうな。 -
Posted by ブクログ
マクシミリアン1世一代記の2巻。と思いきや、半生でしかなかった。
いや、まだまだ続くのか?フランスとの戦いはまだ始まったばかりなのか?ざっくり世界史しか学んでいないので、これからどうなる?が続いて楽しい。
ブルターニュとブルゴーニュややこしい問題かぁ。確かに聞き間違えてしまうどころか、読み間違えてしまうものであります。正直、ブルターニュの地図を見るまで勘違いしていた部分はある。百年戦争を扱った作品は読んだことはあるのだけど、関連地図も収録されているのだけど、なかなかインプットできていないのが困りものです。
読んでいる最中は、ぼんやり脳内で補完しているのだけども、読み終えると脳内本棚のどこかにしまわれて埃をかぶってしまう。引っ張り出すのに一苦労です。
幸いなるオーストリアよ 汝は結婚せよ!
戦の神が他国に与えしものは 愛の女神が汝に授け賜うゆえに
11話で登場する文言。ハプスブルク家を言い表した言葉として、とてもしっくりきます。戦争よりも外交の国家。ただ2巻では、純粋に愛の結晶がもたらした国家の祝福、みたいな物語が進んでいるようですが、これがいつまで続くのか。
王侯貴族の娘は「資産」という言葉。マルグリットが作中で、彼女の理性と覚悟から述べたものですが、それを踏まえてもなお、踏み躙られた尊厳を許すわけにはいかないという憤怒のきっかけとなった思考でもあります。
しかし、いずれそれこそが至高の命題になってゆくはずなので、皮肉というかなんというべきか。
とはいえ、女帝の娘の中には、国家戦略よりも自分の意思を優先したかのような女性がいたような記憶があるな。そのせいで、マリー・アントワネットがフランスに嫁いだとかいう話だったような。
いずれ、描かれる場面だとは思います。
宗教革命はもうちょっと先か。次にくる受難はここかなぁ、と思うのですがどうだろう。まあ、ここに限ってはハプスブルク家だけに限ったことではないですしね。 -
Posted by ブクログ
西洋史で避けては通れない、というか避けたら西洋史ではないと言えるほどの存在感をしめしているハプスブルグ家。地方領主でしかなかった一族が、神聖ローマ帝国皇帝になり、ヨーロッパに君臨してゆく歴史を、令和の現在に読みやすくわかりやすく解きほぐした漫画。
「だんドーン」と同じような解きほぐし方で、わかりやすく楽しい。地味にカバー下表紙の家系図がいいです。漫画の登場人物表一覧にも使えるので親切。
最近読んだ中では「狼の口」や「ロージナ年代記」と共通する出来事があって、独りよがりにほくそ笑んでいたりします。この出来事知ってるぞ、という自分の脳内で横のつながりができるのは嬉しい。
カバー裏表紙のおまけコラム。X世についてで、マクシミリアンはどの称号でも1世というのが、1巻ラストと共鳴してカッコいいぞ、と唸らされます。単純かな。
まあ、あの歴代君主の野望が結実した瞬間と、その執念の果実を受け継いだマクシミリアン。彼がどの称号でも1世というのが、ハプスブルクの栄光の始まりを示しているようでカッコいいです。