坂本湾のレビュー一覧

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    霧が立ち込める宅配場という謎設定。
    レーンに流れてくる荷物をひたすら仕分けるという、単純化されたライン作業に、なんとかして刺激を与えようとする作業員達の淡々とした本能的な言動を読み進める感覚がフレッシュ。
    ポップなジャケに対して、中身は湿度が高く闇は深め。ページ数は少なくとも濃厚である。
    3.8点

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    2026年02月14日
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    霧に包まれた作業所のレーンに流れて来る荷物を別のレーンに載せるだけという作業を続ける安と稲森と斉藤、そして上司の神代。
    霧に包まれ朦朧とする中で全てが混沌として狂っていく摩訶不思議な世界。
    芥川賞候補、受賞は逃した。

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    2026年02月12日
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    ちょっと薄気味悪い??宅配所なんで霧が??隣の人が見えないくらいの霧??謎めいた宅配所での箱、箱、箱に翻弄され狂わされた人々の話。読みやすいはずのページ数に苦戦!!

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    2026年02月11日
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    霧が立ち込める宅配所を舞台にベルトコンベアで運ばれる箱たちの仕分けをする人たちの仕事と妄想と窃盗の物語。気になる段ボール箱の中、覗き込みたい気持ちがわかる。

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    2026年02月08日
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    「テープを引き剥がし、
     蓋を開けて、覗き込みたい」
    宅配所で箱を仕分けるうちに生じた、禁断の衝動ーー
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    こちらも昨年読んでました。
    買うか悩みましたが、
    どうしても表紙のデザインが気になって。

    終始不穏で、湿度が高くて。
    あとちょっと気持ち悪いです。苦笑

    登場人物の興奮?が上がる瞬間に、
    読みながら私も興奮しててなんか疲れました。苦笑

    カバーを外すと、
    段ボールのようになっていて、
    装丁も含めて面白い一冊でした。

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    2026年02月08日
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    推定枚数130枚
    退屈な作業のなか人の悪意が積もっていくのは面白かったけど最後妄想みたいな、夢オチ的な終わりはうーん

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    2026年02月06日
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    安、斎藤、稲森、神代の4人の人生を配送所を通して描く内容。芥川賞候補だけあって、かなり文学的というか、比喩が込められてる感じはした。

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    2026年02月05日
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    誰かが見ている夢をずっと見せられているような…

    一見普通に見えても人には誰にも言えない隠された欲望や事情を抱えている。それが薄霧立ち込める宅配所という舞台からも伝わってきました。

    不気味な物語ですが、それが行き過ぎると滑稽にすら思えてきて登場人物達に不思議な愛着が湧いてくる、そんな小説でした。

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    2026年01月30日
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     日常の些細な不幸や満たされなさを起因に生じるふとした出来心。一時の油断を発端にどんどん悪くなる境遇。誰にでも思い当たるちょっとした甘えや怠惰の責任を、誰しもが遭遇し得る形で当人が清算させられる物語。
     突飛な展開は無く、ただ淡々と数人の人生の一端を適切な温度感で描写しており、私はとても好みに感じました。
     当作品では四人の主要人物が登場し、似たような立場ではありつつもそれぞれが生活においての異なる苦悩を抱えています。そのどれもが可能性としては私も経験し得るであろうものとなっており、そこから先の立ちはだかるどの懲罰も見聞きしたことのある身近な不運或いは当然の帰結ばかりで、他人の困難として見過ご

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    2026年01月20日
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    薄霧の立ち込める宅配所で日々働く4人の物語。一人一人にスポットライトが当たり、何を考え、何を心に抱えて生きているかが描かれている。少しずつ、だけども確実に狂っていく4人を箱の外から覗いている感覚に陥った。安と同じく4人を覗くことをやめられなかった。

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    2026年03月26日