坂本湾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
芥川賞候補作は肌に合わないと分かっているのに、つい手に取ってしまった。
やっぱり、わけが分からない。
でも、ベルトコンベアから流れてくる荷物(箱)の対応を延々としている登場人物たちの姿が、まざまざと目に浮かんできた。
決して明るい職場ではない。むしろ、箱に嘔吐する奴がいれば、箱を盗む奴もいる。やばい職場だ。
でもそのヤバさが、この職場では当たり前のように思えてきてしまう。何でだろう。
まるで、箱と同様、登場人物たちも皆、職場にいる間は無機物なのではないかと疑えてきてしまう。
この小説、読んでて何が面白いんだろう。けなしている訳ではなく、素直にそう思った。
自分の知らない世界、自分の周りにい