坂本湾のレビュー一覧

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    霧が立ち込める宅配所を舞台にベルトコンベアで運ばれる箱たちの仕分けをする人たちの仕事と妄想と窃盗の物語。気になる段ボール箱の中、覗き込みたい気持ちがわかる。

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    2026年02月08日
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    「テープを引き剥がし、
     蓋を開けて、覗き込みたい」
    宅配所で箱を仕分けるうちに生じた、禁断の衝動ーー
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    こちらも昨年読んでました。
    買うか悩みましたが、
    どうしても表紙のデザインが気になって。

    終始不穏で、湿度が高くて。
    あとちょっと気持ち悪いです。苦笑

    登場人物の興奮?が上がる瞬間に、
    読みながら私も興奮しててなんか疲れました。苦笑

    カバーを外すと、
    段ボールのようになっていて、
    装丁も含めて面白い一冊でした。

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    2026年02月08日
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    推定枚数130枚
    退屈な作業のなか人の悪意が積もっていくのは面白かったけど最後妄想みたいな、夢オチ的な終わりはうーん

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    2026年02月06日
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    安、斎藤、稲森、神代の4人の人生を配送所を通して描く内容。芥川賞候補だけあって、かなり文学的というか、比喩が込められてる感じはした。

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    2026年02月05日
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    誰かが見ている夢をずっと見せられているような…

    一見普通に見えても人には誰にも言えない隠された欲望や事情を抱えている。それが薄霧立ち込める宅配所という舞台からも伝わってきました。

    不気味な物語ですが、それが行き過ぎると滑稽にすら思えてきて登場人物達に不思議な愛着が湧いてくる、そんな小説でした。

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    2026年01月30日
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     日常の些細な不幸や満たされなさを起因に生じるふとした出来心。一時の油断を発端にどんどん悪くなる境遇。誰にでも思い当たるちょっとした甘えや怠惰の責任を、誰しもが遭遇し得る形で当人が清算させられる物語。
     突飛な展開は無く、ただ淡々と数人の人生の一端を適切な温度感で描写しており、私はとても好みに感じました。
     当作品では四人の主要人物が登場し、似たような立場ではありつつもそれぞれが生活においての異なる苦悩を抱えています。そのどれもが可能性としては私も経験し得るであろうものとなっており、そこから先の立ちはだかるどの懲罰も見聞きしたことのある身近な不運或いは当然の帰結ばかりで、他人の困難として見過ご

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    2026年01月20日
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    ネタバレ

    4人の視点で宅配所の労働が書かれている
    宅配所という箱、部屋、ロッカー、荷物、人間、全てがBOX。

    夢と現実が相まったストーリーで、職場に立ち込める霧がその曖昧さを表現しているという事なのかな。
    当初は仄暗い陰鬱とした皆の感情が、ハッピーエンドとなったと思いきや、それは夢で、また霧の立ち込める宅配所へと向かう。

    短くて読みやすいけど、作者の伝えたいことがあまり分からなかった。
    純文学は好きだし、小川さん推薦なので理解したかったが、私にはあまり分からず。
    ただ、純文学で読みやすいというのは新人作家さんなのに素晴らしい力量なのだろう。

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    2026年01月14日
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    濃霧立ち込める配達所で、次々流れてくる箱を仕分けする主人公。ある日、汚れた箱の詰め替えをしていて、荷物を一つポケットに入れてしまう…
    湿っぽさと倦怠感がハンパない。妄想と現実がぐるぐる回って、これぞ純文学です。

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    2026年01月12日
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    宅配場のみで起こるのみの心理変容を描いているだけなのに、それ以上のなんとも表現し難い物語が不気味に描かれている。

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    2026年01月11日
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    ネタバレ

    文藝賞受賞作。
    やっぱり純文学はよく分からない。
    途中夢のシーンが突如出てきて、そこからはどこまでが現実なのか捉えどころのないままラストまでいってしまった。
    でも、霧にかこまれた宅配所という設定が分かりやすく、そこでの仕事の描写が興味深くもあり、わりと面白く読めた。
    この手の軽作業は未経験なので、独特の空気感や閉鎖的な環境がなんだか薄気味悪かった。
    4人の登場人物それぞれの思考回路の違いが分かりやすく、時々互いに接触し合うときに内面と外面の違いが垣間見えたりして面白かった。

    最後がよく分からなかった。
    一人ひとりの人間が集まって宅配所という大きな一つの集合体になって、それ自体に意志がある?み

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    2026年01月10日