三井弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私は1993年に通勤時に倒れ、その後目眩とパニックに20年間悩まされてきた。診断では頚椎ヘルニアが判明。他には器官的な障害は見つからなかった。最終的には大学病院の精神神経科で安定剤をもらい、今も無理な生活を避けている。私の場合、目眩等の症状の源は首の不具合だと思われる。それでこれまで首に関する本は数冊読んでだが、本著は首の重要性、首にまつわる危険性、日常で気をつけること等に関して、最も分かりやすく書いてある本だと思う。「あごを引いた気をつけの姿勢でなく、20度くらいあごをあげてツンとした姿勢が首をS字状に保ち、頭の荷重を支える」、「ディスプレイは首を曲げて覗き込まない」、等有益な所見もある。首
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Posted by ブクログ
以前本屋で平積みされていたので知ってはいたが、当時は他人事だった。それが切実な自分の問題となるとむさぼるように読みふける。
頸椎ヘルニア、変形性頸椎症、頸椎後縦靭帯骨化症など腕の痛みやしびれという、今の症状に該当する病気がある。
私自身はMRIを撮って診察をされているが、確かに頸椎のどこかが脊髄に近いところにある、あるいは刺激していると思われる。
原因はVDI症候群、いわいるパソコン病と思われる。
PCのディスプレイを首を差し出すように覗いていることが長く続くとなる。
筆者による警鐘は、昨今の携帯電話やタブレットの見方。よく見るのは電車の中で座りながら、背中を曲げて下を覗き込むような姿勢。
若 -
Posted by ブクログ
首は大事で、ほんのわずかな事故で大きな障害にもつながると聞いてきた。
この本でも、これでもか、というほど、首のコワイ故障の例が紹介される。
体を休め、適度に運動し、ぬるめのお風呂でゆっくり温める・・・。
この辺りの対処法は、読まなくてもなんとなく想像はつく。
だが、意外な話もあった。
首のためには、厚底の靴やハイヒールの方がよい、という。
足から受ける衝撃を吸収するからなんだそうだ。
厚底の靴はともかく、ハイヒールのことは意外。
つま先の方に体重がかかり、足の筋肉が鍛えられ、背骨と頚椎にかかる負担が軽減されるからなんだそうだ。
もう一つびっくりしたのは、首を守る食べ方があるという話。
硬すぎる