土屋恵一郎のレビュー一覧

  • 処世術は世阿弥に学べ!
    世阿弥も能も、恥ずかしながら名前を聞いたことがあるくらいだったけど、世阿弥、とても興味深い。風姿花伝の幼年期の子どもの稽古についてのことばは、現代でも小さな子どもを育てるにあたって非常に共感できる。
  • 処世術は世阿弥に学べ!
    [ 内容 ]
    能の大成者・世阿弥は、マーケティングの天才でもあり、彼が残した『花伝書』は優れた戦術書だった!
    「男時・女時」「目前心後」「離見の見」などのキーワードから、現代ビジネスにも通じる人生の智恵を伝授する。

    [ 目次 ]
    第1章 世阿弥の人生戦略論(リスト時代の「初心」;チャンスをつかむ力...続きを読む
  • 処世術は世阿弥に学べ!
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    ▼ 100文字感想 ▼ 
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    マーケティングや商売の本によく出てくるのが、世阿弥
    の花伝書。なるほど、マーケットの把...続きを読む
  • 能、世阿弥の「現在」
    能と世阿弥にかんする著者の評論を収録しています。

    著者は、面や声、装束について、もっぱら現象学的な立場からの批評を展開するとともに、テクスト論的な視点もとりいれて能の物語構造にかんする分析をおこなっています。歴史的な立場からの議論ではないものの、各演目についての印象批評にとどまるものではなく、能に...続きを読む
  • 処世術は世阿弥に学べ!
    学生時代の国語の授業で見せられた能があまりにも退屈だったので、50歳を超えてしまった今までずっと敬遠していたのですが、NHKの「100分 de 名著」で「風姿花伝」を取り上げたのを見ると、世阿弥は実にいいことを言っているんだと感心し、とりあえず「100分 de 名著」での解説の土屋氏の本を読んでみる...続きを読む
  • 処世術は世阿弥に学べ!
    P-4
    ◆世阿弥にとっての「初心」とは、新しい事態に対応する時の方法であり、
    試練を乗り越えていく戦略のことである。
    つまり、「初心」を忘れるなというのは、第一には、人生の試練の時に、
    どうやってその試練を乗り越えていったのかという戦略を忘れるなということなのだ。

    P-5
    ◆世阿弥は「初心」には、...続きを読む