兵藤るりのレビュー一覧

  • カレンダーのない家

    Posted by ブクログ

    家族の絆が深まる瞬間を感じることができる小説。

    母は昔から「未来のことを考えても仕方がないでしょ。今を生きるの」と言っていた。そんな母が亡くなり16年ぶりに妹と再会する。
    そこで月に一度カレンダーの予定を遂行する。

    正直、とても面白く姉と妹の関係性が家族になっていく感じがたまらなくよかったです。そして、嫌いだった母の思いや過去を知ることでまた違った視点も楽しめました。

    過去に縛られない生き方をしていきたいと感じるし、今自分ができることは何か考えるきっかけになりました。
    本当に1年間の姉妹の再生物語だと感じる良い小説でした。

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    2025年12月14日
  • カレンダーのない家

    Posted by ブクログ

    有名アナウンサーの母親が亡くなり、十六年ぶりに十歳違いの妹と会うわたし。十六年前、圧倒的に正しい母親から逃れるため、大学進学を機に実家を出、一度も帰っていなかった。母から残されたのは、毎月一つ、過去のできごとをなぞるようなミッションをクリアし、一年間をかけて、妹と二人、家族としての関係をつくること。父親は九歳の時に離婚していて、妹は精子提供によって妊娠した子である。プリクラを撮ったり、トラウマを告白したり、カレーを作ったり、していく。

    『マイダイアリー』というテレビドラマで、向田邦子賞を、最年少で受賞した脚本家さんの、小説デビュー作だそう。「何の話?」とか、「けどけど星人」とか、「一個二個じ

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    2025年12月26日